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オアシス(Oasis)の名曲名盤13選【代表曲・隠れた名曲】

今回はオアシスのランキングを作成しました。

彼らは最初の2枚が傑作と言われています。

確かにその通りなのですが、それ以外のアルバムにも良い曲が少なくありません。

今回はオアシス初心者の方だけでなく、その2枚しか知らないという方にも楽しんでいただけるよう選曲しました。

特に後期は、以前とは違った魅力を持った曲があります。

少しでも多く後期の曲をご紹介したいため、いつもの10選ではなく、13選とさせていただきました。

珠玉の名曲をぜひご堪能ください。

 

1位「Whatever」(アルバム:Whatever)

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■曲名:Whatever
■曲名邦題:ホワットエヴァー
■アルバム名:Whatever
■アルバム名邦題:ホワットエヴァー
■動画リンク:「Whatever」
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この曲は海外に比べて、日本での人気が高いことで知られています。

メンバーもなぜ日本ではこの曲がこんなに人気があるのかと、不思議に思っているそうです。

私からしたら日本人の感覚の方が正しいと思いますけどね。

まず淡々と刻むアコースティックギターから、いかにも英国らしいストリングスが入るところは、思わず涙腺が緩んでしまいそうになります。

それからの第一声が「どうであろうと俺は自由だ」と始まります。

この曲がつくられた背景には、ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)と父親の確執があるそうです。

父親は彼らが幼い頃、度々暴力をふるったり、ノエルに自分と同じ仕事に就かせようと強制したそうです。

反発したノエルは音楽の道に進みました。

そうした過去の思い出から、先程のような歌詞が生まれたというわけです。

日本でのこの曲の人気は、日々の生活で抑圧されていて、自由にあこがれる人が多いせいかもしれません。

 

2位「Don’t Look Back In Anger」(アルバム:〈What’s the Story〉Morning Glory?)

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■曲名:Don’t Look Back In Anger
■曲名邦題:ドント・ルック・バック・イン・アンガー
■アルバム名:〈What’s the Story〉Morning Glory?
■アルバム名邦題:モーニング・グローリー
■動画リンク:「Don’t Look Back In Anger」
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曲名は有名な演劇「Look Back In Anger」をもじったものです。

「Don’t」を付けて正反対の意味にしているのは、単なる思い付きのようでいて、実は歌詞のメッセージを正確に表しています。

この曲は「怒りにまかせて行動してはいけない」というメッセージを伝えようとしています。

この曲の歌詞には、とても有名な部分があります。

「どうか君の人生を、ロックンロールバンドなんかにゆだねないでほしい」という箇所です。

それを訴えている自分たちがロックンロールバンドなのですから、いかにも英国人らしい毒のあるユーモアが感じられます。

ただそれは皮肉だけではありません。

怒りや誰かの意見ではなく、自分の頭で考えて自分らしく生きろというメッセージが込められています。

では抱えている怒りをどうしたらいいのでしょうか。

この曲では「俺はベッドから革命を起こす」という言い方をしています。

これはおそらくジョン・レノン(John Lennon)が昔、ベッドで反戦メッセージを訴えていたことを指していると思われます。

つまり非暴力的な手段で、しかし明確に自分の意志を表明しろというわけです

この曲は多くの人々の心をとらえました。

2017年にアリアナ・グランデ(Ariana Grande)のコンサートで、自爆テロが起きた時のことです。

追悼集会である女性がこの曲を歌い出すと、それに合わせて歌う人が増えて、ついには多くの人が合唱に加わりました。

それは自然派生的な出来事でした。

その時の映像はYoutubeにありました。

Manchester crowd joins in with woman singing Oasis after minute’s silence – video

この曲は第二のイギリス国歌と言われることがありますが、それはそうした経緯があるからです。

 

3位「Stand By Me」(アルバム:Be Here Now)

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■曲名:Stand By Me
■曲名邦題:スタンド・バイ・ミー
■アルバム名:Be Here Now
■アルバム名邦題:ビィ・ヒア・ナウ
■動画リンク:「Stand By Me」
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このアルバムがリリースされた時は、かなり賛否両論がありました。

よく言われるのは、曲が長すぎるということと、ギターの音が分厚くて暑苦しいということです。

私はギターの音に関しては、むしろ好きなぐらいなので特段問題だとは思いません。

しかし曲が長すぎるのは、本当に勘弁してもらいたいと思ったものです。

1曲目の「ドゥ・ユー・ノウ・ワット・アイ・ミーン? (D’You Know What I Mean?) 」からして、7:43もあります。

このアルバムのハイライト「オール・アラウンド・ザ・ワールド(All Around The World)」も9分超です。

もうひとひねり入れて4分半ぐらいに収めていたら、さぞかし名曲になったことでしょう。

よくありがちですが、才能あるミュージシャンが売れてくると、どんどん曲が長くなる傾向にあります。

全能感がみたいなもの出てくるのかもしれません。

あのスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)ですら「キー・オブ・ライフ(Songs in the Key of Life)」や「ミュージックエイリアム(Musiquarium)」でどんどん曲が長くなっていきました。

オアシスも同じ轍を踏んでしまったようです。

ただこのアルバムを絶賛する人の気持ちも分からなくありません。楽曲の出来はいいですからね。

その中で筆頭と言えるのがこの曲です。

かろうじて5分台に留まっていていて、分厚いステーキのような曲が並ぶアルバムの中で、一息つける曲に仕上がっています。

 

4位「Live Forever」(アルバム:Definitely Maybe)

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■曲名:Live Forever
■曲名邦題:リヴ・フォーエヴァー
■アルバム名:Definitely Maybe
■アルバム名邦題:オアシス
■動画リンク:「Live Forever」
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この曲の背景には、以下の3つのことが影響しています。

1つ目は、ニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)の死。

とはいってもカートに捧げたとかではありません。

生きることを否定することに、不快感を表明しているようです。

2つ目は、当時ノエルが足を骨折していたこと。

手負いの状態だからこそ、俺は生きたいんだという思いが強まったのかもしれません。

3つ目は、母親に捧げたということ。

歌詞を読むととてもシンプルに「死にたくない。永遠に生きたい」ということを歌っています。

母親に関係していると思われるのは「あなたと俺は永遠に生きるんだ」という歌詞です。

ノエルによればこの曲は母親に捧げたものだそうですが、要するに母親に対して「長生きしろよ」ということだと思われます。

 

5位「The Master Plan」(アルバム:The Master Plan)

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■曲名:The Master Plan
■曲名邦題:ザ・マスタープラン
■アルバム名:The Master Plan
■アルバム名邦題:ザ・マスタープラン
■動画リンク:「The Master Plan」
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私は「Be Here Now」よりも、このアルバムを聞く機会が多いです。

いつも私は「Be Here Now」を聞く時、どうにか良いところを探そうとしている自分に気づくことがあります。

しかしこのB面曲集については、良い曲だらけなので、わざわざ良いところを探す必要はありません。

いつもなぜこれらの曲がB面なのかと、不思議に思いながら聞いています。

たとえばこのアルバムタイトル曲です。

この曲はノエル自身も、自分が書いた中で最も好きな曲の1つだと言っているそうです。

ちなみにこの曲は「Wonderwall」のB面でした。

「Wonderwall」が名曲であることに異論はないものの、私は同等か上回るかもしれないと思っています。

「The Master Plan」とは「神の計画」のことで「どうあがこうが人間は予め決められた神の計画の中にいるのだ」という意味です。

しかしそんな運命論みたいなものに、無力感を感じる彼らではありません。

先のことは誰にも分からないし、神のみぞ知るだろう。しかしどうなるか分からないからこそ、選択肢は無限にあるし好きに生きようぜみたいな内容です。

 

6位「Champagne Supernova」(アルバム:〈What’s the Story〉Morning Glory?)

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■曲名:Champagne Supernova
■曲名邦題:シャンペン・スーパーノヴァ
■アルバム名:〈What’s the Story〉Morning Glory?
■アルバム名邦題:モーニング・グローリー
■動画リンク:「Champagne Supernova」
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先程「Be Here Now」は曲が長すぎると申し上げました。

彼らの曲が長くなったのは、前作でこの曲が高い評価を得たせいかもしれません。

この曲は7分半ぐらいあります。

私は曲が長いこと自体ではなく、無駄に長くなっていないかどうかが重要だと思っています。

確かにこの曲は長いですが、スローで始まって次第に盛り上げってくるのに、そのぐらいの時間が必要だと思います。

この曲は5分程度にまとめられたシングルバージョンもありますが、私は長いアルバムバージョンを押します。

またこの曲は、その長さに見合った世界観を持った曲です。

全てが崩壊した時、シャンペーンが爆発した空の下で、お前は俺を見つけるだろうと歌われています。

俺は永遠に生き続ける、お前はその時の俺の姿を見ろていろよという内容です。

「Live Forever」の世界を、もっと大きなスケールで表現した歌詞といえるかもしれません。

しかし彼らは本当に生命力の塊ですね。

 

7位「Songbird」(アルバム:Heathen Chemistry)

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■曲名:Songbird
■曲名邦題:ソングバード
■アルバム名:Heathen Chemistry
■アルバム名邦題:ヒーザン・ケミストリー
■動画リンク:「Songbird」
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この曲はリアムが書いた曲です。

シングルカットされていますが、リアムの曲のシングルになったのは、この曲が初めてです。

このアルバムの時、オアシスは過渡期にありました。

卓越したソングライティングでバンドを支えていた、ノエルは失速していました。

後年の活躍を見ると才能が枯れたわけではなさそうですが、ただ単にスランプだったか、やる気を失っていただけかもしれません。

彼らはその穴をリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)、ゲム・アーチャー(Gem・Archer)、アンディ・ベル(Andy Bell)の曲で補いました。

中でもこのアルバムのハイライトと言えそうなのがこの曲です。

この時期の彼らを聞く楽しみは、他のメンバーが書いた佳曲を見つけることです。

特にリアムとアンディ・ベルは、時に不調のノエルを上回る曲を書いています。

おそらく多くの人はノエルの書く曲に、オアシスらしさを感じることが多いと思います。

他の人がどんなに良い曲を書いても、オアシスらしくないと判断され、なかなか報われにくいところがあるかもしれません。

しかしこの曲などはいかがでしょうか。

私は全盛期の名曲に匹敵すると思っています。

 

8位「The Shock of the Lightning」(アルバム:Dig Out Your Soul)

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■曲名:The Shock of the Lightning
■曲名邦題:ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニング
■アルバム名:Dig Out Your Soul
■アルバム名邦題:ディグ・アウト・ユア・ソウル
■動画リンク:「The Shock of the Lightning」
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オアシスは「Be Here Now」ぐらいから低迷期に入ったように言われています。

まだ「Be Here Now」の時は賛否が半々でしたが、その後低迷ぶりが誰の目にも明らかになってきました。

「Be Here Now」は私だけでなく、多くの人が曲が長いと思っていたはずです。

そのせいか、その後極端に長い曲は少なくなりました。

それでも煮え切らない時期が続き、曲は長いけれど「Be Here Now」の方が良かったという人もいました。

私もガツンとくる曲が少ないなと思っていました。

しかし彼らはこのラストアルバムで、ロックンロールバンドとしての原点に戻ったように思います。

この曲を最初聞いた時「オアシスはこれでいいんだよ」とガッツポーズが出た人もいるかもしれません。

それにしても爽快なロックンロールナンバーです。

今回のランキングでは、ストレートなロックンロールナンバーは少な目になってしまいました。

「ロックンロール・スター(Rock ‘n’ Roll Star)」も「フェイド・アウェイ(Fade Away)」も「リッスン・アップ(Listen Up)」もランキング外ですが、ランキング内の曲とほぼ同等の名曲です。

せめてこの曲だけでもと思いご紹介してみました。

 

9位「Wonderwall」(アルバム:〈What’s the Story〉Morning Glory?)

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■曲名:Wonderwall
■曲名邦題:ワンダーウォール
■アルバム名:〈What’s the Story〉Morning Glory?
■アルバム名邦題:モーニング・グローリー
■動画リンク:「Wonderwall」
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私が一番好きなのはこのセカンドアルバムです。

このアルバムには様々なタイプの曲が収められていますが、どれも最高の曲ばかりです。

中でもスローな曲を代表するのが、この曲です。

当時の彼らは特に曲づくりにおいて、底が見えませんでした。

彼らは自分たちの才能について強気な発言をしていましたが、時に自分たちの曲をけなすこともありました。

この曲などは彼らがいつもネタのように酷評している曲です。

リアムが言うのだったら分からなくもありませんが、曲を書いたノエル自身が、そんなにたいした曲ではないと語っています。

ちなみにライアン・アダムス(Ryan Adams)がこの曲をカバーした時、ノエルは「この曲をやるよ」と言ったとかいう話も残っています。

もちろんジョークなのでしょうが、名曲を量産していた当時は、本気でそう思っていたとしても不思議はありません。

そういえばポール・マッカトニーも、せっかくすごい名曲を書いたのに、簡単に人に提供していますよね。

才能がある人は気前がいいようです。

 

10位「Supersonic」(アルバム:Definitely Maybe)

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■曲名:Supersonic
■曲名邦題:スーパーソニック
■アルバム名:Definitely Maybe
■アルバム名邦題:オアシス
■動画リンク:「Supersonic」
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オアシスは最初の2枚が最高です。

セカンドアルバムは曲に幅が出てきて、よりソングライティング能力が高まったように思います。

しかしこちらのアルバムの方が気軽に聞けるかもしれません。

ストレートで飾り気がなく、既に確立していたオアシス節をふんだんに味わうことができます。

後年の彼らの曲を聞いていると、もっとシンプルにやっても良いのではないか思うことがあります。

まるであまり考えずにプレーしていたら良い結果が出たスポーツ選手が、考えすぎると結果が出なくなってしまうのに似ているような気がします。

できることが多くなってきたゆえに、シンプルさやストレートを失い、訴求力が弱まっていたかもしれません。

もしくは現代のビートルズになろうと、壮大な目標を目指しすぎたとか。

しかし彼らにはオアシス節といえるような、ぶっきらぼうな歌心がありました。

本当は多くのリスナーにとって、それだけで充分だったかもしれません。

この曲を筆頭に、ファーストアルバムは単純に楽しめる曲が多いと思います。

これを書いている今も、また最初から聞き返したくなってきました。

ファーストは最高のカツ丼、セカンドは至高の定食という感じです。

がっつきたい時は、ファーストアルバムがおすすめです

 

11位「Go Let It Out」(アルバム:Standing on the Shoulder of Giants)

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■曲名:Go Let It Out
■曲名邦題:ゴー・レット・イット・アウト!
■アルバム名:Standing on the Shoulder of Giants
■アルバム名邦題:スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ
■動画リンク:「Go Let It Out」
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私はこのアルバムを買うのが少し遅かったため、聞く前から周囲の評判が耳に入っていました。

オアシスぐらいになるとリリースされるとすぐに買う人も多いため、自然とその話題になります。

当時彼らの話では、あまり良くないという話でした。

私も遅ればせながら聞いてみることにしました。

確かに精彩を欠いている部分もありますが、いつもとは違う魅力も感じられました。

特にリズム面です。

特にこの曲のイントロは、まるでヒップホップのようで、相当かっこいいと思いました。

このバンドは基本的に古いタイプのロックバンドで、リズム面にあまり工夫がありません。

その弱点が補強されたように感じました。

その一方でこの曲には、いつものオアシス節は残っています。

曲自体も相当すばらしいと思いました。

今回聞きなおしてみて思ったのは、彼らには買って後悔するようなアルバムは1枚もないということです。

ただ過去の大傑作と比較して、リスナー側で自滅してしまうパターンはあるかもしれません。

期待値の高さゆえに酷評したくなるかもしれませんが、この曲のように必ず良い曲が含まれているものです。

 

12位「Some Might Say」(アルバム:〈What’s the Story〉Morning Glory?)

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■曲名:Some Might Say
■曲名邦題:サム・マイト・セイ
■アルバム名:〈What’s the Story〉Morning Glory?
■アルバム名邦題:モーニング・グローリー
■動画リンク:「Some Might Say」
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この曲はセカンド・アルバムからの曲で、彼らはこの曲で初めて全英シングルチャートの1位を獲得しました。

ファーストはアルバムチャートで1位を獲得していますが、シングルは5枚もリリースされながら、1位を獲得していません。

ちなみに「Live Forever」も10位止まりです。

しかし「Live Forever」は、「Radio X」が実施したオールタイムの好きな曲ランキング投票で、1位に選ばれた曲なんですけどね。

クイーン(Queen)の「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」を抑えて。

それはともかく、この曲は冒頭のギターの音からして気持ち良いことこの上ありません。

19秒のところからは、歌が入る前に既にオアシス節が全開です。

なお参考情報としては、この曲は以下の曲に触発されて書かれた曲らしいです。

Grant LeeBuffalo – Fuzzy

正直私はどこが似ているのかよく分かりませんでしたが。

 

13位「Let There Be Love」(アルバム:Don’t Believe the Truth)

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■曲名:Let There Be Love
■曲名邦題:レット・ゼア・ビー・ラヴ
■アルバム名:Don’t Believe the Truth
■アルバム名邦題:ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース
■動画リンク:「Let There Be Love」
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この曲は兄弟のツインボーカルです。

イントロのピアノが始まると、まるで「ジョンの魂」を聞いているような錯覚を覚えてしまいます。

その後始まるリアムの声もジョン・レノンっぽいです。

リアムは相当のジョン・レノン狂らしいのですが、好きすぎて自然と似てしまったのかもしれません。

次によりまろやかな声質のノエルのボーカルに変わります。

まるでビートルズ(The Beatles)の「ア・デイ・イン・ザ・ライフ(A Day In The Life)」のように、2人のボーカルが1曲で楽しめます。

さて彼らはデビュー時から、ビックマウスでした。

彼らはアルバムを出す度に「今度のはすごいアルバムだから楽しみにしておけ」みたいなことを言っていましたが、次第にその言葉が信じられなくなっていきました。

彼らも周囲の反応に気づたことでしょう。

ただ試行錯誤をしていく中で、時には以前とは違った魅力を持った曲が生まれることがありました。

この曲には、この時期ならではの人間くさい味わいがあります。

そういうところを適切に再評価しておきたいと思い、後期の曲も取り上げてみました。

 

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