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トラヴィス(Travis)の名曲名盤11選【代表曲・隠れた名曲】

今回はトラヴィスのランキングを作成しました。

このバンドで10曲を選ぶということは、かなり困難だと思います。

私は早々に良い曲を網羅することはできないとあきらめて、彼らの魅力をさわりだけご紹介することにしました。

本当に良いバンドです。

繊細でやさしい曲をご堪能ください。

 

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1位「Flowers in the Window」(アルバム:The Invisible Band)

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■曲名:Flowers in the Window
■曲名邦題:フラワーズ イン ザ ウィンド
■アルバム名:The Invisible Band
■アルバム名邦題:インヴィジブル・バンド
■動画リンク:「Flowers in the Window」
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まずアルバム名のことについて触れたいと思います。

「The Invisible Band」というアルバム・タイトルは、このバンドの性格を端的に示す言葉として知られています。

どういうことかというと「バンドよりも音楽の方が重要だ」ということです。

極端に言えば、良い曲さえ後世に残ればバンドという存在さえ不要だと。

だから「姿が見えないバンド」というアルバム名なのですね。

普通はこうはいきません。

表現者というものは、人一倍エゴを抱えているものですから。

さてこの曲では、小確幸について歌われています。

ある男性が交際している女性を抱きしめた時、凍えたように固まってしまったのだそうです。

男性はずっと孤独に生きていくと思っていたから、まだ幸せな状態に慣れていないのだとか。

しかし今は壁に花があって、そんなことにも幸せを感じると。

ちなみにPVでは48秒から曲が始まるので、お忙しい方はそこから聞いてみてください。

 

2位「Writing to Reach You」(アルバム:The Man Who)

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■曲名:Writing to Reach You
■曲名邦題:ライティング・トゥ・リーチ・ユー
■アルバム名:The Man Who
■アルバム名邦題:ザ・マン・フー
■動画リンク:「Writing to Reach You」
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この曲はオアシス(Oasis)の「ワンダーウォール(Wonderwall)」のコード進行を、そのまま使っています。

曲中にも「Wonderwall」という言葉が出てきますし、オアシスも公認の曲とのこと。

ギャラガー兄弟は、トラヴィスのデビュー・アルバムを高く評価していました。

その後トラヴィスは、オアシスのオープニング・アクトとして起用され、ライブに随行しました。

そうした交流の中から、フラン・ヒーリィ(Fran Healy)は、この曲を書き上げたというわけです。

ちなみに当時フランは、リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)を涙させたことがあったそうです。

「僕がバックステージを歩いていると、リアムが座っていて、『こっちに来いよ』って言われたんだ。

それで僕が彼のところへ行くと、『曲を弾いてくれよ』って言われてね」 「とても緊張したけど、ギターを手にとって曲を歌ったんだ。

緊張で彼のほうを見れなかったよ。弾き終わった後で顔を上げたら、彼の頬に涙が流れていたんだ」と回想した。

トラヴィス (バンド) ウィキペディア

リアムは傍若無人を絵に描いたような男ですが、音楽に対しては純粋な男なのですね。

猛獣を落涙させたフラン、そしてこの曲の誕生。

トラヴィスとオアシスの出会いは、とてもすばらしいものだったようです。

 

3位「Why Does It Always Rain on Me?」(アルバム:The Man Who)

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■曲名:Why Does It Always Rain on Me?
■曲名邦題:ホワイ・ダズ・イット・オールウェイズ・レイン・オン・ミー
■アルバム名:The Man Who
■アルバム名邦題:ザ・マン・フー
■動画リンク:「Why Does It Always Rain on Me?」
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この曲が1位と予想した人も多いかもしれません。

ファンからは「雨歌」と呼ばれている有名曲です。

この曲にはいくつか伝説があって、あるライブでそれまでは晴れていたのに、彼らがこの曲を演奏すると急に雨が降り出したのだとか。

ちなみに過去2回出演したフジロックでも、この曲は雨の中で演奏されています。

曲名からして「なぜいつも僕に雨が降りかかるのか」ですし。

ちなみに彼らはスコットランドのグラスゴー出身ですが、グラスゴーは雨が多い土地柄なんだそうです。

フランがこの曲の歌詞を書いている時も、雨ばかり降っていたそうです。

雨に運命づけられた曲といえるかもしれません。

ただこの曲を聞いくと、それほど雨を嫌がっている感じはしませんけどね。

 

4位「Walking in the Sun」(アルバム:Singles)

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■曲名:Walking in the Sun
■曲名邦題:ウォーキング・イン・ザ・サン
■アルバム名:Singles
■アルバム名邦題:シングルス
■動画リンク:「Walking in the Sun」
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このバンドをベスト盤で済ますことはおすすめできません。

というのはベスト盤とオリジナルアルバムでは、それほど出来に差がないからです。

ベスト盤を買う目的は、アルバムに入っていない曲のためと割り切るのがいいでしょう。

ちなみにこのアルバムには、以下のようなアルバム未収録曲があります。

「ウォーキング・イン・ザ・サン(Walking in the Sun)」
「カミング・アラウンド(Coming Around)」
「ザ・ディスタンス(The Distance)」
「ブリング・ミー・ラウンド(Bring Me Round)」

最後の曲は日本盤にしか入っていませんので、ご注意ください。

この曲は彼らの屈指の名曲なので、この曲だけの為に買う人も多いと思います。

私は上の4曲だけスマホに入れて、EPみたいな感じで聞いています。

 

5位「My Eyes」(アルバム:The Boy With No Name)

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■曲名:My Eyes
■曲名邦題:マイ・アイズ
■アルバム名:The Boy With No Name
■アルバム名邦題:ザ・ボーイ・ウィズ・ノー・ネーム
■動画リンク:「My Eyes」
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私はこのアルバムが出た時、かなり変わったなと思ったものの、好ましい変化だと思いました。

確かに「The Man Who」と「The Invisible Band」のすばらしさは、言うまでもありません。

ただその2作はある種の奇跡みたいなところがあって、長続きはしないような気がしていました。

このアルバムを最初に聞いた時は、その魔法が解けたような感じがしたものです。

しかし同時に彼らは、このアルバムで地力を見せつけてくれました。

確かに以前のようなオーラはありませんが、純粋に良い曲ばかりが収録されています。

最後まで迷ったといいますか、今でも迷っている「セルフィッシュ・ジーン(Selfish Jean)」については、リンクだけ貼っておきましょう。

Travis – Selfish Jean

後に彼らはポップな曲が多くなりますが、このアルバムはその分岐点となったように思います。

今回は「ウェア・ユー・スタンド(Where You Stand)」「エヴリシング・アット・ワンス(Everything At Once)」からは取り上げていませんが、それらも充実した作品です。

今のところこのバンドには、駄作がありません。

 

6位「Quicksand」(アルバム:12 Memories)

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■曲名:Quicksand
■曲名邦題:クイックサンド
■アルバム名:12 Memories
■アルバム名邦題:12メモリーズ
■動画リンク:「Quicksand」
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このアルバムは当時レディオヘッド(Radiohead)みたいだと言われていました。

ただ今改めて聞き返すと、そうでもないように感じましたが。

全体的にシリアスなトーンが、アルバム全体を貫いています。

ドラムのニール・プリムローズ(Neil Primrose)の深刻な事故、そしてフランがうつ病に苦しんでいたという背景が関係していたかもしれません。

後に彼らはこの路線が自分達に合っていないと気付き、明るい雰囲気の曲を増やしていきます。

しかし一方でこのアルバムは、迷走したという感じはしません。

この曲以外にもシングルカットされた「リ・オフェンダー(Re-Offender)」など、すばらしい曲が目白押しですから。

そちらもリンクだけ貼っておきましょう。

Travis – Re-Offender (Official Video)

上の曲もドメスティック・バイオレンスという重いテーマを扱っています。

確かにシリアスな曲は多くなりましたが、「Quicksand」を含めて深化した魅力が出てきたように思います。

 

7位「More Than Us」(アルバム:Good Feeling)

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■曲名:More Than Us
■曲名邦題:モア・ザン・アス
■アルバム名:Good Feeling
■アルバム名邦題:グッド・フィーリング
■動画リンク:「More Than Us」
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ファースト・アルバムからの曲です。

この頃の彼らは、まだ自分たちの個性を見つけられずにいました。

当時の音楽を一言でいえばブリット・ポップですが、彼らに合っているとは思えません

しかしトラヴィスだと思わなければ、それほど捨てたものではないのも事実です。

私は「タイ・トゥ・ザ・ナインティーズ (Tied to the 90’s)」という曲が好きです。

Travis – Tied To The 90’s

フランの歌い方も今とはかなり違いますが、なかなか楽しい曲ではないでしょうか。

当時フランはまだ24歳でしたから、自分たちの適性を見つけるには若すぎたのかもしれません。

この曲は、次作以降で開花する繊細路線のプロトタイプといえる曲です。

 

8位「Sing」(アルバム:The Invisible Band)

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■曲名:Sing
■曲名邦題:シング
■アルバム名:The Invisible Band
■アルバム名邦題:インヴィジブル・バンド
■動画リンク:「Sing」
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先程からフランのことばかり書いていますが、このバンドにはもう1人重要なキーマンがいます。

アンディ・ダンロップ (Andy Dunlop) です。

彼のギターは、このバンドのサウンド面の要といえるでしょう。

また彼は初期にバンジョーをよく弾いていましたが、それがとても効果的でした。

その代表例がこの曲。

この曲の歌詞は、不安を抱えた女性を目の前にして手をこまねいている男性に対して「君は歌わなければいけないよ」と語り掛けています。

君が歌わないと、君の愛は意味がないのだと。

さてこの曲の動画では食事会のシーンが描かれていますが、紳士淑女たちが盛大に食材を投げまくっています。

歌詞や曲調と合っていないような気がしますが、見ていると爽快な気分になってきますね。

 

9位「Last Words」(アルバム:Ode To J.Smith)

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■曲名:Last Words
■曲名邦題:ラスト・ワーズ
■アルバム名:Ode To J.Smith
■アルバム名邦題:オード・トゥ・ジェイ・スミス
■動画リンク:「Last Words」
■Amazon:このアルバムについて、他のレビューを読みたい方はこちらから

このアルバムはサウンド面で大きく変化しました。

私は彼らの4大傑作は「The Man Who」「The Invisible Band」「12 Memories」「The Boy with No Name」だと思います。

このアルバムがリリースされた当時、私の周囲では失望の声が挙がりました。

前作ではポップ路線に舵を切った彼らですが、このアルバムでは骨のあるロックサウンドの曲が増えました。

それを象徴するのが「ジェイ・スミス(J. Smith)」という曲です。

リンクを貼っておきましょう。

Travis – J.Smith

当時は私も失望しましたが、今聞き直すと4大傑作には及ばないものの、それほど悪くありませんね。

今回取り上げた「Last Words」は、比較的以前の路線に近い曲です。

クセになりそうなリズムにバンジョーがいい具合に溶け込んでいます。

 

10位「Driftwood」(アルバム:The Man Who)

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■曲名:Driftwood
■曲名邦題:ドリフトウッド
■アルバム名:The Man Who
■アルバム名邦題:ザ・マン・フー
■動画リンク:「Driftwood」
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この曲はふらふら彷徨い、帰るべき場所を失った人について歌われています。

「Driftwood」とは「流木」のこと。

「君が流木のように変わってしまったのは残念だ」という箇所もあり、辛辣な内容の歌詞だと言われています。

ちなみにトラヴィスというバンド名は、ヴィム・ヴェンダースの映画「パリ、テキサス(Paris,Texas)」の主人公の名前から取られています。

その映画のトラヴィスという男は、妻子を残して失踪してしまいました。

つまり彼は「流木」になった男というわけです。

ここから先はネタバレしないよう、具体的には書くつもりはありません。

その映画は、そんな彼を辛辣に描いた映画ではありませんでした。

もしこのバンドについて理解を深めたい方は、バンド名の由来になったその映画を見てみてください。

マジックミラー越しにトラヴィスが失踪した理由を語るシーンは、とても感動的です。

映画を見てから聞くと、この曲から受ける印象が変わるかもしれません。

 

11位「Turn」(アルバム:The Man Who)

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■曲名:Turn
■曲名邦題:ターン
■アルバム名:The Man Who
■アルバム名邦題:ザ・マン・フー
■動画リンク:「Turn」
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このバンドの成功は、プロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチ(Nigel Godrich)の貢献が大きかったように思います。

彼らはこの「The Man Who」で、ガラリと音楽性を変えました。

じっくり歌を聞かせる叙情的なバンドに生まれ変わっています。

しかしその出来は尋常ではなく、彼らはこのアルバムによって、イギリスの国民的バンドと言われるまでになりました。

グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)でも、ヘッドライナーを務めています。

この曲は彼らのライブで、ハイライトとなる曲。

彼らが湿っぽい内省派バンドと片付けられないのは、観客を一体化させるこういうスケールの大きな曲があるからです。

こじんまりとならないさじ加減は、ナイジェルの貢献かもしれません。

この曲はライブで大合唱になるそうですが、確かにライブで歌いたくなる曲ではないでしょうか。

 

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