今回はミッシー・エリオットのランキングを作成しました。
彼女はラッパーとシンガー、どちらも一流です。
ティンバランドとタッグを組んで、数々の斬新な作品を発表しました。
音楽的豊かさと革新性を両立した楽曲をお楽しみください。
- 1 1位 「Beep Me 911」(アルバム:Supa Dupa Fly)
- 2 2位 「Work It」(アルバム:Under Construction)
- 3 3位 「All n My Grill」(アルバム:Da Real World)
- 4 4位 「Get Ur Freak On」(アルバム:Miss E…So Addictive)
- 5 5位 「I’m Not Perfect」(アルバム:This Is Not A Test)
- 6 6位 「Hot Boyz」(アルバム:Da Real World)
- 7 7位 「Can You Hear Me」(アルバム:Under Construction)
- 8 8位 「Pass That Dutch」(アルバム:This Is Not A Test)
- 9 9位 「Remember When」(アルバム:The Cookbook)
- 10 10位 「4 My Man」(アルバム:The Cookbook)
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1位 「Beep Me 911」(アルバム:Supa Dupa Fly)
■アーティスト名:Missy Elliott(featuring 702 and Magoo)
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット(フィーチャリング 702&マグー)
■曲名:Beep Me 911
■曲名邦題:ビープ・ミー・911
■アルバム名:Supa Dupa Fly(1997年)
■アルバム名邦題:スゥパ・ドゥパ・フライ
■動画リンク:「Beep Me 911」
ファースト・アルバムの曲です。
このアルバムでは、アン・ピーブルズ(Ann Peebles)の「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン(I Can’t Stand the Rain)」を引用した「レイン(The Rain (Supa Dupa Fly))」の方が有名かもしれません。
しかし私はこの曲の方が好きです。
このアルバムには他にも「ソック・イット・ツー・ミー(Sock It 2 Me)」など4枚がシングルカットされ、アルバム・チャートでも4位を記録しました。
デビュー・アルバムとしては大成功の部類だといえるでしょう。
あと当時の彼女は、ぽっちゃりした姉御といった感じがしますね。
しかし後年彼女はダイエットに成功して、その美形ぶりが話題になりました。
デビュー時の彼女はビジュアルよりも実力派として認められていました。
しかしその後ビジュアルが実力に追い付いたという珍しいパターンでした。
2位 「Work It」(アルバム:Under Construction)
■アーティスト名:Missy Elliott
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット
■曲名:Work It
■曲名邦題:ワーク・イット
■アルバム名:Under Construction(2002年)
■アルバム名邦題:アンダー・コンストラクション
■動画リンク:「Work It」
彼女については、ティンバランド(Timbaland)の存在抜きに語れません。
ティンバランドのサウンドについては、よく変態的と言う人がいます。
ただ明らかに変であっても、いま一つ言葉では言い表しにくい。
問題はシンプルなリズムなのに、生理的な違和感があるということです。
この曲でも、ひたすらシンプルでアブストラクトなリズムで攻めています。
もしかしたら古いソウル・ミュージックが好きな方は、拒否反応を起こすかもしれません。
そういう方は、ティミー・トーマス(Timmy Thomas)の「かなわぬ想い(Why Can’t We Live Together)」のリズムボックスを思い出すといいかもしれません。
Timmy Thomas – Why Can’t We Live Together
私はその延長線上で「Work It」を聞いているようなところがあります。
3位 「All n My Grill」(アルバム:Da Real World)
■アーティスト名:Missy Elliott(featuring Nicole Wray, MC Solaar or Big Boi)
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット(フィーチャリング ビッグ・ボーイ・オブ・アウトキャスト&ニコル・レイ)
■曲名:All n My Grill
■曲名邦題:オール・ン・マイ・グリル
■アルバム名:Da Real World(1999年)
■アルバム名邦題:ダ・リアル・ワールド
■動画リンク:「All n My Grill」
彼女はほとんどの曲を自分で書いています。
しかも彼女のアルバムには駄作がなく、どれも聞きごたえのある充実作ぞろい。
そのアベレージの高さは何よりもソングライターとしての力量を物語っています。
彼女は2019年にラッパーとしては初めて、ソングライターの殿堂入りをはたしています。
そもそも彼女がソロ・デビューできたのは、ソングライターとしての実績が高く評価されたから。
この曲はヨーロピアンなサウンドもすばらしいですが、そもそも楽曲が魅力的です。
ただこの曲は後半に一波乱あります。
2:50からアウトキャスト(OutKast)のビッグ・ボーイ(Big Boi)が登場していますね。
しかもめちゃくちゃ早口で、何が何だか分かりません。
突然の夕立ちのような彼の登場によって、この曲はただ優雅なだけで終わりませんでした。
4位 「Get Ur Freak On」(アルバム:Miss E…So Addictive)
■アーティスト名:Missy Elliott
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット
■曲名:Get Ur Freak On
■曲名邦題:ゲッチュア・フリーク・オン
■アルバム名:Miss E…So Addictive(2001年)
■アルバム名邦題:ミスE…ソー・アディクティヴ
■動画リンク:「Get Ur Freak On」
日本ではこの曲が最も有名かもしれません。
ただイントロの「これからみんなでめちゃくちゃ踊って騒ごう、騒ごう」というセリフは、日本人として少し気恥ずかしいですね。
日本をイメージしたのか、この曲のMVは東洋的な雰囲気です。
しかも何か大きな勘違いしているのではないかと思われる謎の演出ですし。
ただティンバランドらしいトリッキーなトラックは、相変わらずの冴えを見せています。
そして一番の聞きどころは、3:17からのミッシーのラップのパート。
このアルバムからもう1曲ご紹介しておきましょう。
Missy Elliott – 4 My People(featuring Eve)
惜しくもランク外となりましたが、合わせてチェックしておきたい曲です。
5位 「I’m Not Perfect」(アルバム:This Is Not A Test)
■アーティスト名:Missy Elliott(featuring The Clark Sisters)
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット(フィーチャリング ザ・クラーク・シスターズ)
■曲名:I’m Not Perfect
■曲名邦題:アイム・ノット・パーフェクト
■アルバム名:This Is Not A Test(2003年)
■アルバム名邦題:ディス・イズ・ノット・ア・テスト!
■動画リンク:「I’m Not Perfect」
この曲はシングルカットされていません。
しかし彼女の歌がすばらしいので取り上げてみました。
共演しているクラーク・シスターズは、ゴスペルの有名女性コーラス・グループです。
ミッシーは彼女たちのサポートを受けて、堂々とした歌を披露していますね。
しかも実に腹にたまる歌です。
彼女は比較的伝統的なこういう曲でも、確かな実力を見せつけてくれました。
このアルバムには後で取り上げる「Pass That Dutch」という変態的な曲も収録されています。
この振れ幅の大きさこそが、彼女の音楽を聞くおもしろさかもしれません。
6位 「Hot Boyz」(アルバム:Da Real World)
■アーティスト名:Missy Elliott(featuring Lil’ Mo)
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット(フィーチャリング リル・モー)
■曲名:Hot Boyz
■曲名邦題:ホット・ボーイズ
■アルバム名:Da Real World(1999年)
■アルバム名邦題:ダ・リアル・ワールド
■動画リンク:「Hot Boyz」
再度ティンバランドについて触れたいと思います。
彼のリズムは「チキチキビート」とか「チキチキ系」などと言われています。
その名の通りチキチキしたリズムのことなのですが、そのバリエーションは意外と豊富です。
チキチキが出始めた頃は、拒否反応を示す人が多かったそうです。
当時私の周囲ではネガティブに言う人はいませんでしたが、古いソウル・ミュージックを好む人は面を食らったかもしれません。
確かに曲によってはかなりトリッキーですし、つんのめっているような曲も多く、ドラムン・ベースに近い曲もあります。
この曲もチキチキのバリエーションの1つ。
ただ比較的聞きやすい方なので、チキチキ入門には最適かもしれません。
7位 「Can You Hear Me」(アルバム:Under Construction)
■アーティスト名:Missy Elliott(featuring TLC)
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット(フィーチャリング TLC)
■曲名:Can You Hear Me
■曲名邦題:キャン・ユー・ヒア・ミー
■アルバム名:Under Construction(2002年)
■アルバム名邦題:アンダー・コンストラクション
■動画リンク:「Can You Hear Me」
この曲はTLCと共演しています。
その事実だけでもうれしいですが、この曲は特別な意味を持っています。
この曲は亡くなったアリーヤ(Aaliyah)とレフトアイ(Left-Eye)に捧げられました。
私はTLCに夢中になった時期があって、中でもレフト・アイが特に好きでした。
TLCについては、以下のような記事を書いています。
そんな私からすると、TLCらしいコーラスを聞けるだけで満足です。
ただミッシーはアリーヤと仲が良かった一方、レフト・アイについてはあまりよく知らなかったようですね。
この曲はアリーヤを失ったミッシーと、レフト・アイを失ったTLCが組んだ追悼曲です。
そのためこのMVでは、アリーヤとレフトアイの映像がふんだんに使われています。
8位 「Pass That Dutch」(アルバム:This Is Not A Test)
■アーティスト名:Missy Elliott
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット
■曲名:Pass That Dutch
■曲名邦題:パス・ザット・ダッチ
■アルバム名:This Is Not A Test(2003年)
■アルバム名邦題:ディス・イズ・ノット・ア・テスト!
■動画リンク:「Pass That Dutch」
前半は静かな曲調ですが、1:25から始まる異端のリズムが刺激的です。
ティンバランドが生み出すアブストラクトなリズムは、本当にすばらしいですね。
ただこのアルバムは、セールス的に不振に終わりました。
思うに質の問題ではないかもしれません。
実際内容的には高水準を維持していて、この曲を筆頭にティンバランドも好調です。
ただこのアルバムはティンバランドとの5作目で、安定と背中合わせのマンネリに陥っていたかもしれません。
ミッシーは変化の必要性を感じたのではないでしょうか。
実際彼女は次作ではティンバランドとの曲を減らしました。
9位 「Remember When」(アルバム:The Cookbook)
■アーティスト名:Missy Elliott
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット
■曲名:Remember When
■曲名邦題:リメンバー・ホエン
■アルバム名:The Cookbook(2005年)
■アルバム名邦題:ザ・クックブック
■動画リンク:「Remember When」
この曲はティンバランドとの曲ではありません。
ティンバランドとのコンビを解消してからの彼女は、歌に力を入れ始めました。
それはアルバム・ジャケットからもうかがえます。
元々彼女はシスタ(Sista)という女性コーラス・グループのメンバーでした。
シスタがデビューするきっかけは、以下のようなものです。
ジョデシィのバックステージに潜り込み、パフォーマンスを披露することができた。それを見て気に入ったディヴァンテ・スウィングが彼女達をエレクトラに紹介し、シスタとしてのデビューとアルバム5枚制作できる契約が決定する。
ミッシーは母子家庭で育ちました。
彼女は貧困から抜け出すために、歌の世界で成功を夢見ていました。
このアルバムで彼女は原点回帰しようとしたのかもしれません。
10位 「4 My Man」(アルバム:The Cookbook)
■アーティスト名:Missy Elliott(featuring Fantasia)
■アーティスト名カナ:ミッシー・エリオット(フィーチャリング ファンテイジア)
■曲名:4 My Man
■曲名邦題:フォー・マイ・マン
■アルバム名:The Cookbook(2005年)
■アルバム名邦題:ザ・クックブック
■動画リンク:「4 My Man」
彼女の最高傑作は「Da Real World」「Miss E…So Addictive」「Under Construction」のどれかだと言われています。
しかし彼女自身は、このアルバムが最高傑作だと言っているようですね。
実は私もこのアルバムがイチオシです。
他にも以下のようなすばらしい曲が収録されていますし。
Missy Elliott – Lose Control(featuring Ciara and Fatman Scoop)
この作品は2005年にリリースされています。
その後彼女はバセドウ病を患い、2008年頃から活動ペースが落ちました。
それでも2019年には「Iconology」というEPを発表しています。
現在彼女は表舞台に立つ機会こそ減りましたが、プロデュースやMVの監督などをしているようです。
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