今回はブリトニー・スピアーズのランキングを作成しました。
対象期間は、デビューから2007年までです。
初期の正統派アイドル路線の人気曲と、その後アーティスト色を強めた時期の曲を選びました。
特に後者の曲は刺激的です。
- 1 1位「Toxic」(アルバム:In The Zone)
- 2 2位「I’m a Slave 4 U」(アルバム:Britney)
- 3 3位「Do Somethin’」(アルバム:Greatest Hits: My Prerogative)
- 4 4位「Lucky」(アルバム:Oops!…I Did It Again)
- 5 5位「Anticipating」(アルバム:Britney)
- 6 6位「…Baby One More Time」(アルバム:…Baby One More Time)
- 7 7位「I Love Rock ‘n’ Roll」(アルバム:Britney)
- 8 8位「Hot As Ice」(アルバム:Blackout)
- 9 9位「Oops!… I Did It Again」(アルバム:Oops!… I Did It Again)
- 10 10位「Everytime」(アルバム:In The Zone)
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1位「Toxic」(アルバム:In The Zone)
■曲名:Toxic
■曲名邦題:トキシック
■アルバム名:In The Zone
■アルバム名邦題:イン・ザ・ゾーン
■動画リンク:「Toxic」
今回は彼女の先鋭的な曲を多めに取り上げました。
この曲はその路線を代表する曲です。
セクシーになったと言われますが、確かにMVを見るとその傾向は顕著です。
ほとんど裸みたいなシーンもありますし。
ただセクシー+アーティスト化だと思いますので、マドンナ(Madonna)化と呼んだ方がいいかもしれません。
実際このアルバムの「ミー・アゲインスト・ザ・ミュージック(Me Against the Music)」という曲では、マドンナと共演していますし。
Britney Spears – Me Against the Music featuring Madonna
この頃の彼女は、マドンナと同じフィールドで勝負する人になっていました。
2位「I’m a Slave 4 U」(アルバム:Britney)
■曲名:I’m a Slave 4 U
■曲名邦題:アイム・ア・スレイヴ・フォー・ユー
■アルバム名:Britney
■アルバム名邦題:ブリトニー
■動画リンク:「I’m a Slave 4 U」
当時彼女はクラブ通いに熱中していました。
この曲の歌詞にも、周囲はクラブ通いするには早すぎると言うけど、私はただダンスが好きなだけという箇所があります。
ただ更に読むとクラブで出会った男性を、性的に誘惑しているらしき箇所もありますが。。。
もうここには普通の女の子だった彼女はいないようです。
当時彼女は音楽にも刺激を求めていました。
その彼女のお眼鏡に適ったのが、ザ・ネプチューンズ(The Neptunes)。
彼らの音楽は「ネプチューンズ・サウンド」と呼ばれる、クセの強いエレクトリック・ファンクが特徴です。
この曲の大ヒットによって、ネプチューンズは更に注目を浴びることになりました。
3位「Do Somethin’」(アルバム:Greatest Hits: My Prerogative)
■曲名:Do Somethin’
■曲名邦題:ドゥー・サムシン
■アルバム名:Greatest Hits: My Prerogative
■アルバム名邦題:グレイテスト・ヒッツ: マイ・プリロガティヴ
■動画リンク:「Do Somethin’」
彼女のようにヒット曲が多い場合、ベスト盤でまとめてチェックするのもありかもしれません。
このベスト盤には、オリジナル・アルバム未収録曲も含まれていますし。
ちなみにアルバム・タイトルに「My Prerogative」とありますが、これはボビー・ブラウン(Bobby Brown)の「マイ・プリロガティヴ(My Prerogative)をカバーしていることに由来しています。
その曲と並んで、このベスト盤でしか聞けないのがこの「Do Somethin’」。
彼女はプリンス(Prince)の「ビートに抱かれて(When Doves Cry)」のような、クセの強い曲と相性が良いかもしれません。
ブリトニーは歌のうまい人だと思いますが、いわゆる個性派シンガーではありません。
しかしこうした変態的なサウンドを背負った彼女は、実に生き生きしているように感じます。
4位「Lucky」(アルバム:Oops!…I Did It Again)
■曲名:Lucky
■曲名邦題:ラッキー
■アルバム名:Oops!…I Did It Again
■アルバム名邦題:ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン
■動画リンク:「Lucky」
初期の彼女は正統派アイドルでした。
このMVでのプリンセスっぷりは、とてもよく似合っていますし、ほほえましいです。
初期の2作「…Baby One More Time」「Oops!…I Did It Againでは、正統派ポップスを聞くことができます。
確かに化けた後年に比べると、刺激は足りないかもしれません。
しかし単なるアイドルの音楽とは片づけられない魅力があります。
この曲リリース時私の周囲には、尖った音楽を好み、ヒットチャート嫌いの音楽仲間がいました。
しかし不思議と彼女の曲は、そうした音楽仲間にも受け入れられていました。
この頃の彼女の曲は、万人に受け入れるところがあったように思います。
5位「Anticipating」(アルバム:Britney)
■曲名:Anticipating
■曲名邦題:アンティシペイティング
■アルバム名:Britney
■アルバム名邦題:ブリトニー
■動画リンク:「Anticipating」
彼女の最高傑作を1枚選ぶのは難しいかもしれません。
アイドル路線が好きな人は、初期の2作のどちらかだと思われます。
私の好みでは「Britney」「In The Zone」のどちらかですが、あえて1枚に絞ればこの「Britney」です。
とにかくこのアルバムは曲の質が高すぎますから。
この「Anticipating」と同等の曲が、少なくとも他に4-5曲ありますし。
ベスト盤より水準が高いのではないかと思えるぐらいです。
マニアックな観点からは、他の曲を選ぶかもしれません。
しかしこの記事は万人に彼女の魅力を知らしめることですから、この曲しかないと思いました。
6位「…Baby One More Time」(アルバム:…Baby One More Time)
■曲名:…ベイビー・ワン・モア・タイム
■曲名邦題:…Baby One More Time
■アルバム名:…ベイビー・ワン・モア・タイム
■アルバム名邦題:…Baby One More Time
■動画リンク:「…Baby One More Time」
彼女のデビュー・アルバムの曲です。
当時の彼女の魅力は、少しあざといアルバム・ジャケットによく表れています。
普通の女の子+健康的なお色気路線で、彼女を売り出そうとしていたようですね。
この時の彼女はまだ17歳になったばかりでした。
契約にサインした時点では、まだ16歳だったと思われます。
当然ながら、あからさまなセクシー路線で売り出すことはできません。
このアルバム・ジャケットのインパクトは大きく、日本を含め世界中の男たちに幻想を見せてくれました。
一応申し上げておくと、彼女のシングルで一番売れたのは、以下の曲です。
今でも誰かと彼女の話をする時「…Baby One More Time」のブリトニーみたいに言われることがあります。
このアルバム・ジャケットの写真を撮影した人は、とても良い仕事をしたようです。
7位「I Love Rock ‘n’ Roll」(アルバム:Britney)
■曲名:I Love Rock ‘n’ Roll
■曲名邦題:アイ・ラヴ・ロックン・ロール
■アルバム名:Britney
■アルバム名邦題:ブリトニー
■動画リンク:「I Love Rock ‘n’ Roll」
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ(Joan Jett & The Blackhearts)で知られる有名曲のカバーです。
イントロや間奏にスクラッチが入っているのが、とても効果的ですね。
さてこのブログでは、音楽面を中心に記事を書いています。
ただ本物のスター性を持った人については、音楽を語るだけでは不十分かもしれません。
モンスタークラスのセールスを記録するような人は特に。
2000年代最も売れた女性アーティストとして正式に認定され、これまでにリリースした6枚のオリジナルアルバム中5枚が全米チャート1位を獲得し、全世界トータル・セールス1億枚を誇るスーパーアーティストである。
このMVでは、かっこいい彼女の姿を目撃することができます。
露出しなくても充分スター性を感じます。
8位「Hot As Ice」(アルバム:Blackout)
■曲名:Hot As Ice
■曲名邦題:ホット・アズ・アイス
■アルバム名:Blackout
■アルバム名邦題:ブラックアウト
■動画リンク:「Hot As Ice」
隠れ名曲枠として選びました。
この記事の対処期間では、一番最近のアルバムからの選曲です。
さてこの頃から最近に至るまで、彼女のニュースといえばスキャンダルばかりです。
突然丸刈りにしたり、父や母との確執、交際相手との騒動、自殺の懸念など、それについて語ったらキリがありません。
先日もインスタで裸の画像を連続投稿して、ファンから心配の声が寄せられていました。
さて改めて確認しておくと、この記事ではデビューから5作目となるこのアルバムまでを対象にしました。
その後彼女は、現在まで以下の4作をリリースしています。
「サーカス(Circus)」
「ファム・ファタール(Femme Fatale)」
「ブリトニー・ジーン(Britney Jean)」
「グローリー(Glory)」
上記のアルバムも悪い出来ではありません。
ただ今の彼女は音楽より先に、メンタルの問題を解決すべきだと思います。
9位「Oops!… I Did It Again」(アルバム:Oops!… I Did It Again)
■曲名:Oops!… I Did It Again
■曲名邦題:ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン
■アルバム名:Oops!… I Did It Again
■アルバム名邦題:ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン
■動画リンク:「Oops!… I Did It Again」
2作目のアルバムの曲です。
当時彼女は日本でも大変な人気がありました。
その人気ぶりを示すエピソードとして、マンガ家浜田ブリトニーのペンネームは、ブリトニー・スピアーズから名付けられています。
ペンネームはブリトニー・スピアーズからつけた。
さてこの曲も正統派アイドル時代からの選曲です。
当時はプロデューサーのマックス・マーティン(Max Martin)がキーマンでした。
彼は「…Baby One More Time」「Oops!…I Did It Again」「Britney」のプロデュースを手がけました。
つまりデビューからアーテイストに脱皮した三作目までという、一番大切な時期を支えていた人です。
加えてこの曲も提供していますし。
日本にまで波及した彼女の成功は、彼の貢献なしで語ることはできません。
10位「Everytime」(アルバム:In The Zone)
■曲名:Everytime
■曲名邦題:エヴリタイム
■アルバム名:In The Zone
■アルバム名邦題:イン・ザ・ゾーン
■動画リンク:「Everytime」
彼女はバラードにすばらしい曲が多いです。
「ノット・ア・ガール(I’m Not a Girl, Not Yet a Woman)」など、他にも多くの名曲があります。
その中で私が一番好きなバラードがこの曲。
この曲の背景を引用します。
「エヴリタイム」(”Everytime”)のミュージックビデオでは自殺未遂、ドラッグといった描写が問題となり、カットされた。
その代わり、ブリトニーが頭から血を流し溺れるシーンに変更された。
またこの曲は当時付き合っていたジャスティン・ティンバーレイクとの破局を歌ったものとされている。
ジャスティンとは2002年破局していますから、この曲がリリースされた2004年は、傷が癒えたであろう約2年後です。
2004年彼女は勢いでジェーソン・アレキサンダーと結婚しましたが、すぐに離婚し、同年ケヴィン・フェダーラインと再婚しています。
そのケヴィンとも、2006年に離婚しましたが。
離婚の原因はブリトニー側にあるらしく、彼女の方が慰謝料を支払っています。
さてこの「Everytime」は彼女が作曲し、歌詞は共作なのですが、歌詞に以下のような一節がありました。
「My weakness caused you pain」
「私の弱さがあなたの痛みを引き起こした」という意味です。
彼女の本心かもしれません。
その気持ちには真実味があり、この曲に説得力を与えているように思います。
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