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TLCの名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はTLCのランキングを作成しました。

彼女たちは特に女性から強い支持を受けています。

それは彼女たちが、音楽、ファッション、歌詞などで強いメッセージを発信していたからです。

今回はプロモーションビデオの存在が、とても重要かもしれません。

女性はもちろん男性の方も、ぜひご覧になってみてください。

 

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1位「Waterfalls」(アルバム:CrazySexyCool)

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■曲名:Waterfalls
■曲名邦題:ウォーターフォールズ
■アルバム名:CrazySexyCool
■アルバム名邦題:クレイジーセクシークール
■動画リンク:「Waterfalls」
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この曲は7週連続1位を記録した、彼女たちの代表曲です。

もしかしたら彼女たちの曲の中で、一番時代の風化に耐えうるのは、この曲かもしれません。

久しぶりに聞きなおしましたが、本当にすばらしいと思いました。

ただこの曲はプロモーションビデオを見ながら聞くべきかもしれません。

彼女たちはこのPVで、アフリカ系アメリカ人として初めて、MTVビデオミュージックアワードを受賞しました。

海の上で踊る3人はとても超絶かっこいいです。

特に3:50からのレフト・アイ(Lisa “Left Eye” Lopes)のラップのすばらしさといったら、言葉がありません。

歌詞にも含蓄があります。

川から流れて滝に落ちるのに比べて、湖の水の流れは退屈かもしれない。しかし滝のような生き方ではなく、湖の水のような生き方を選んでもいいのではないかと訴えています。

要するに危険で激しい生き方ではなく、普通の人生がいいよというメッセージです。

音楽、PV、歌詞、どれをとっても納得の1位です。

 

2位「No Scrubs」(アルバム:FanMail)

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■曲名:No Scrubs
■曲名邦題:ノー・スクラブス
■アルバム名:FanMail
■アルバム名邦題:ファンメール
■動画リンク:「No Scrubs」
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最初にこの曲を聞いた時には、電気が走りました。

アコースティックな音の使い方、リズムは簡素の極みですが、音の間合いの取り方が絶妙です。

この曲ではチリ(Rozonda “Chilli” Thomas)がリードボーカルを取っています。

このグループでチリの立場は、少し微妙なところがありました。

リードボーカルはT-ボズの指定席だと思われていましたし、レフトアイはラップのスキルを活かしていました。

一方チリはコーラス担当みたいな言われ方をされることさえありました。

時々リードボーカルをとっていたのですけどね。

しかしこの曲で初めてシングルでリードボーカルを得ることができて、さぞかしうれしかったことでしょう。

発売されると各国で軒並み1位を記録し「Waterfalls」と並ぶ、彼女たちの代表曲となりました。

この曲もPVがすばらしいです。

未来的なイメージの背景と衣装で、3人の自由奔放な魅力が炸裂しています。

チリは1997年にダラス・オースティン(Dallas Austin)の子供を産みましたが、2人は結婚していません。

1999年にこのアルバムが発売され、2000年に2人は別れたようです。

そういう私生活の事情も少し影響していたかもしれません。

 

3位「Ain’t 2 Proud 2 Beg」(アルバム:Ooooooohhh… on the TLC Tip)

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■曲名:Ain’t 2 Proud 2 Beg
■曲名邦題:エイント・2・プラウド・2・ベッグ
■アルバム名:Ooooooohhh… on the TLC Tip
■アルバム名邦題:エイント・2・プラウド・2・ベッグ
■動画リンク:「Ain’t 2 Proud 2 Beg」
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私が一番好きなのは、このファーストアルバムです。

彼女たちのプロデュースはよくダラス・オースティンの名前ばかりが引き合いに出されます。

ただ実際は彼がプロデュースを手掛けた曲は、それほど多くありません。

デビューアルバムは5曲だけですから、全体の1/3程度です。

しかしこの曲をダラスがプロデュースして、彼女たちの人気に火を点けた功績はとても大きいと思います。

この頃の彼女たちはPVを見ても分かるとおり、時代を感じさせるというか、当時としても決してあか抜けた存在ではありませんでした。

PVでもバカ騒ぎしているみたいに見えますが、その雑多なエネルギーは不思議と人を惹きつけます。

ジャケットを見ると高校生ぐらいに見えますが、20歳か21歳ぐらいだったのですね。

この頃の彼女たちは、無軌道なパワーで満ちあふれていました。

特にレフト・アイはコンドームを眼帯代わりに使ったり、交際相手の家に放火したり、素行に問題ありと言われていました。

放火の件では交際相手の命に別条がなくて良かったです。

レフトアイは、自分のプライベートをあまり語りたがらず、音楽などで自分を表現したいタイプだったそうです。

ファーストアルバムの成功は、ダラスの貢献と、レフト・アイなどメンバーのエネルギーが出会って、成功すべくして成功した感じがします。

 

4位「Silly Ho」(アルバム:FanMail)

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■曲名:Silly Ho
■曲名邦題:シリー・ホー
■アルバム名:FanMail
■アルバム名邦題:ファンメール
■動画リンク:「Silly Ho」
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この曲を最初に聞いた時は笑いました。

このインチキくさいチャイナ風サウンドはなんでしょうか。

この曲もダラスのプロデュースですが、やはり彼女たちの良き理解者だと思いました。

音楽的にはフューチャーR&B的要素が導入され、ビジュアル面でも未来的なイメージで楽しませてくれました。

アルバムジャケットと「No Scrubs」のPVを見ると、それがどういうイメージか分かっていただけると思います。

ちなみにこのアルバムは、前作から4年以上の間隔が開いています。

以前はアルバムの間にも頻繁にシングルを出したり、サントラに曲を提供していましたが、このアルバムの前はかなりブランクが開きました。

待たせたことをファンに詫びる意味で「FanMail」というタイトルにしたそうです。

しかし久しぶりの彼女たちが、未来人みたいなイメージで現れたのですから、ファンは面を食らったでしょうね。

ただブランクが開いてもこのぐらい強力な作品を届けてくれたら、ファンは文句ないと思います。

 

5位「Get It Up (Rap Version)」(アルバム:Now & Forever-The Hits)

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■曲名:Get It Up (Rap Version)
■曲名邦題:ゲット・イット・アップ(ラップ・バージョン)
■アルバム名:Now & Forever-The Hits
■アルバム名邦題:ナウ&フォーエヴァー-ザ・ヒッツ
■動画リンク:「Get It Up (Rap Version)」
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オリジナルアルバム未収録曲です。

上にジャケットを掲載したベスト盤には、ラップ・バージョンではないこの曲が収録されています。

しかし動画を探していた時に偶然ラップ・バージョンを見つけましたので、そちらをご紹介したいと思いました。

プロモーションビデオの感じからもお分かりいただけると思いますが、この曲はファーストアルバムの頃の作品です。

「ポエティック・ジャスティス/愛するということ(Poetic Justice)」というサントラに提供された曲の別バージョンのようですね。

彼女たちはサントラ提供曲や、ベスト盤でしか聞けない曲もたくさんあります。

そうした中でも、私が一番好きなのがこの曲です。

私はメンバーの中で一番お気に入りはレフト・アイで、彼女のラップパートだけ何度も繰り返して聞くことがあります。

この曲では、2:28ぐらいから彼女のラップが始まります。

またこの曲では、アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)のような絡みつくギターも最高ですね。

 

6位「If I Was Your Girlfriend」(アルバム:CrazySexyCool)

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■曲名:If I Was Your Girlfriend
■曲名邦題:イフ・アイ・ワズ・ユア・ガールフレンド
■アルバム名:CrazySexyCool
■アルバム名邦題:クレイジーセクシークール
■動画リンク:「If I Was Your Girlfriend」
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この曲はプリンス(Prince)の曲のカバーです。

プリンスの曲は彼のイメージが強すぎて、カバーしにくいかもしれません。

しかし彼女たちは果敢にも挑戦しています。

この曲では比較的オリジナルに近い解釈ですが、彼女たちなりのカラーも出しています。

このアルバムは他にも、プリンスっぽい曲があります。

このセカンドアルバムでは彼女たちは、より成熟した音楽を聞かせてくれるようになりました。

アーティスト志向を強めたといえるかもしれません。

その過程でプリンスみたいな要素を取り入れてみたということなのでしょう。

ただこの曲の歌詞は、少し変態っぽいです。

もし僕が君のガールフレンドだったら、髪を洗わせてほしいとか、服を着せてあげるとか、身体を見てもいいかなとか、ドン引きするような内容です。

先程プリンスの曲はカバーが少ないと申し上げましたが、こういう歌詞も原因の1つだと思われます。

しかしカバーするのに勇気が必要な曲ですね。

 

7位「What About Your Friends」(アルバム:Ooooooohhh… on the TLC Tip)

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■曲名:What About Your Friends
■曲名邦題:ホワット・アバウ・ユア・フレンズ
■アルバム名:Ooooooohhh… on the TLC Tip
■アルバム名邦題:エイント・2・プラウド・2・ベッグ
■動画リンク:「What About Your Friends」
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デビューアルバムは、ベイビーフェイス(Babyface)のLAFACEレーベルからリリースされました。

ちなみにTLCのグループ名は、T-ボズ(T-Boz)、レフト・アイ(Left Eye)、チリ(Chilli)の頭文字から取られています。

しかし記憶違いだといけないと思い、一応ウィキペディアで確認してみることにしました。

すると頭文字の意味もあるようですが、もう1つ「Tender Loving Care」の略という意味もあるようです。

「Tender Loving Care」は「優しく思いやりのある世話」みたいな意味でしょうか。

なんだかよく分かりませんね。

さてこの曲は、T-ボズの歌の魅力が味わえる曲です。

彼女の歌はよく低音が魅力と言われます。

もちろん男性のような声の低さではありませんが、確かに女性にしては低めの声質だと思います。

この曲の37秒で彼女のボーカルが始まると、聞き入ってしまいます。

確かにフェミニンな声ではありませんが、女性的なタフさとクールさを表現する彼女たちには、かわいいだけのボーカルは必要ありません。

 

8位「Quickie」(アルバム:3D)

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■曲名:Quickie
■曲名邦題:クイッキー
■アルバム名:3D
■アルバム名邦題:3D
■動画リンク:「Quickie」
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このアルバムは2002年に発売されています。

その前に悲劇が起こりました。

このアルバムのレコーディング中に、レフト・アイが自動車事故で亡くなりました。

彼女は当時はあまり良い時期ではありませんでした。

順を追って彼女たちのアルバムを聞いていくと、次第にレフト・アイのパートが減っていることに気が付きます。

前作「FanMail」の頃はそれが顕著で、レフト・アイ自身も自分の曲が採用されないことに不満を募らせていたそうです。

そこで彼女はソロアルバムをリリースして、どちらが売れるか決着をつけようと、他のメンバーに提案しました。

しかし彼女のソロアルバムは、日本では発売されたものの、アメリカでは契約の問題でリリースされませんでした。

希望が叶えられないまま、彼女はグループのレコーディングに加わりました。

しかも前年にレフト・アイは、離婚を経験していて、私生活でもあまり幸せとはいえなかったようです。

彼女の死後もレコーディングは続行されて、アルバムが完成しました。

「FanMail」の路線を継続した作品だと思いますが、特にこの曲は当時繰り返し聞いたものです。

このアルバムがリリースされた時、他のメンバーから彼女の死を悼む言葉がありました。

最後の数年のいざこざを思うと、私は少し複雑な気持ちになります。

 

9位「Creep」(アルバム:CrazySexyCool)

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■曲名:Creep
■曲名邦題:クリープ
■アルバム名:CrazySexyCool
■アルバム名邦題:クレイジーセクシークール
■動画リンク:「Creep」
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彼女たちは最初の3枚は、かなりカラーが異なります。

ファーストアルバムでは、やんちゃなストリートファッションで、曲もHIPHOP色やニュージャックスイング系の曲が多数を占めていました。

しかしセカンドアルバムでは一転、ファッションとサウンドが洗練され、曲によってはお姉さん風みたいな方向に変化しています。

サードアルバムは未来的なイメージです。

この曲はセカンドアルバムからの選曲で、彼女たちはこの頃から影響力が強くなってきました。

この頃のPVを見ていると、宇多田ヒカルの「Automatic」で披露された動きの原型っぽいダンスとか、SPEEDのメンバーのファッションに似た感じのものが見つかります。

ちなみにこの曲以降の彼女たちのチャートアクションは、以下のようなものです。

Creep 1位
Red Light Special 2位
Waterfalls 1位(7週連続)
Diggin’ on You 5位
No Scrubs 1位
Unpretty 1位

全盛期のマイケルジャクソンみたいに無敵な存在だったといえるかもしれません。

彼女たちは日本だけでなく、世界中に影響を与える大きな存在でした。

その幕開けとなったこの曲では、当時の無敵な空気を感じ取ることができます。

 

10位「Unpretty」(アルバム:FanMail)

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■曲名:Unpretty
■曲名邦題:アンプリティ
■アルバム名:FanMail
■アルバム名邦題:ファンメール
■動画リンク:「Unpretty」
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この曲は全米1位を記録した代表曲です。

もちろん楽曲の魅力もありますが、この曲には女性たちの共感を呼んだメッセージが込められていました。

この曲はT-ボズの書いた詩を参考に、ダラスが仕上げた曲です。

歌詞の内容は強烈で「ブスな私の気持ちを分かってほしい」という内容です。

男性と付き合って彼好みの長い髪にもしたけど、気持ちは落ち込むばかり。

髪型を変えても、整形しても、化粧品を変えても、内面の美を見てもらえないのなら何の意味もない。

とてもみじめな気持ちだというという感じの曲です。

T-ボズはメンバーの中でもかっこいい系の人です。

充分魅力的だと思いますが、表面的な女の子らしさを求める男性の視線や言葉に、きっと傷ついてきたのでしょうね。

当時TLCはイケイケな女の子の支持を集めていました。

その加熱ぶりは異常なほどでした。

男性から見た女の子らしさではなく、あまりにも自由な彼女たちの姿を見て、多くの女性が元気をもらったのではないかと思います。

男性の視線から自由になって、自分の魅力を追求すること。

それは今もなお大切なメッセージかもしれません。

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