今回はデスティニーズ・チャイルドのランキングを作成しました。
彼女たちは音楽の魅力もさることながら、強くてカッコいい女を象徴する存在でした。
実力と華を兼ね備えたグループです。
- 1 1位「Independent Women Part 1」(アルバム:Charlie’s Angels)
- 2 2位「Bootylicious」(アルバム:Survivor)
- 3 3位「Say My Name」(アルバム:The Writing’s on the Wall)
- 4 4位「No, No, No Part 2 (featuring Wyclef Jean)」(アルバム:Destiny’s Child)
- 5 5位「Emotion」(アルバム:Survivor)
- 6 6位「Survivor」(アルバム:Survivor)
- 7 7位「So Good」(アルバム:The Writing’s on the Wall)
- 8 8位「Bills, Bills, Bills」(アルバム:1’s)
- 9 9位「Jumpin’, Jumpin’」(アルバム:The Writing’s on the Wall)
- 10 10位「If」(アルバム:Destiny Fulfilled)
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1位「Independent Women Part 1」(アルバム:Charlie’s Angels)
■曲名:Independent Women Part 1
■曲名邦題:インディペンデント・ウーマン Part I
■アルバム名:Charlie’s Angels
■アルバム名邦題:チャーリーズ・エンジェル
■動画リンク:「Independent Women Part 1」
この曲はオリジナル・アルバムでは「Survivor」に収録されています。
しかしこのサントラのインパクトがあまりに強かったため、こちらの収録曲としてご紹介します。
彼女たち以外の選曲も良いですし。
個人的にはハート(Heart)のバラクーダ(Barracuda)が入っているのがうれしかったです。
それはともかく、この曲は彼女たちのイメージを決定付けました。
この曲は、男性に依存しなくても私は生きていけるわという内容の曲です。
彼女たちが歌うのにふさわしい曲だったと思います。
2位「Bootylicious」(アルバム:Survivor)
■曲名:Bootylicious
■曲名邦題:ブーティリシャス
■アルバム名:Survivor
■アルバム名邦題:サヴァイヴァー
■動画リンク:「Bootylicious」
アブストラクトな音づくりが魅力の曲です。
アメリカのHIPHOPやR&Bはアブストラクト、つまり感情にひもづかない生理的感覚に訴える即物的なサウンドメイクに長けています。
もしかしたらこの記事を読んでいる方の中には、苦手意識をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
しかしこの曲の元ネタはオールド・ロックですので、ご心配いりません。
元ネタは、スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)の「エッジ・オブ・セブンティーン(Edge of Seventeen)」です。
その曲のリンクを貼っておきましょう。
Stevie Nicks – Edge of Seventeen
ほぼカバー曲といえるかもしれません。
3位「Say My Name」(アルバム:The Writing’s on the Wall)
■曲名:Say My Name
■曲名邦題:セイ・マイ・ネーム
■アルバム名:The Writing’s on the Wall
■アルバム名邦題:ライティングズ・オン・ザ・ウォール
※上のジャケットはシングルのものです
■動画リンク:「Say My Name」
セカンド・アルバムの曲です。
「私の名前を言って」という曲名は、なんだか意味深ではないでしょうか。
そこで歌詞を読んでみたところ、交際相手の男性の行動があやしいと疑っている女性の話でした。
彼女はある時男性に電話をかけたところ、明らかに相手の様子がおかしいと感じました。
そこで彼女は私の名前を言って、それから「ベイビー、愛しているっていいなさいよ」と彼に迫りました。
ちなみにアルバム名の「The Writing’s on the Wall」とは、壁に書かれたもので不吉なメッセージという意味。
この曲はアルバム・コンセプトに沿っているようです。
4位「No, No, No Part 2 (featuring Wyclef Jean)」(アルバム:Destiny’s Child)
■曲名:No, No, No Part 2 (featuring Wyclef Jean)
■曲名邦題:ノー・ノー・ノー・パート2 (フィーチャリング ワイクリフ・ジョン)
■アルバム名:Destiny’s Child
■アルバム名邦題:デスティニーズ・チャイルド
■動画リンク:「No, No, No Part 2 (featuring Wyclef Jean)」
ファースト・アルバムの曲です。
後に彼女たちは攻めの姿勢を打ち出しましたが、このアルバムはそのイメージと少し異なるかもしれません。
アルバムの1曲目はバラードで始まっていますし。
当時彼女たちは16歳でしたが、大人びたイメージで売ろうとした感じがします。
このMVでは女豹感が漂っていて、本当に16歳なのかと思ってしまいますが。。。
ちなみにこの曲は、若い女の子が大好きな男、ワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)が参加しています(笑)
このアルバムは100万枚以上売り上げ、上々のスタートになりました。
5位「Emotion」(アルバム:Survivor)
■曲名:Emotion
■曲名邦題:エモーション
■アルバム名:Survivor
■アルバム名邦題:サヴァイヴァー
■動画リンク:「Emotion」
ビージーズ(Bee Gees)のカバー曲です。
そちらののバージョンをご紹介します。
この曲は、サマンサ・サング(Samantha Sang)への提供曲としても知られています。
デスティニーズ・チャイルドはアイドル的な人気がありましたが、同時に実力派ボーカル・グループでした。
実力派とは、その曲のポテンシャルを引き出せるということ。
彼女たちはこの名曲のポテンシャルを十二分に引き出しています。
6位「Survivor」(アルバム:Survivor)
■曲名:Survivor
■曲名邦題:サヴァイヴァー
■アルバム名:Survivor
■アルバム名邦題:サヴァイヴァー
■動画リンク:「Survivor」
彼女たちの最高傑作は「The Writing’s on the Wall」と「Survivor」のどちらかだと思います。
どちらをを高く評価するかは、その人の好みによるかもしれません。
さてこのアルバムの発売前には、様々ないざこざがありました。
彼女たちのマネーシャーは、ビヨンセ(Beyonce)の父親、マシュー・ノールズ。
彼が正式にマネージャーに就任すると、徐々にグループ内に亀裂と格差が生まれました。
マシューは、ビヨンセとケリー・ローランド(Kelly Rowland)を優遇したようです。
不満を訴えた他の2人は解雇され、代わりにミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)とファラ(Farrah)が加入しましたが、ファラはすぐに解雇されました。
その結果、彼女たちは3人組として活動することになりました。
そうした経緯を考えると「Survivor」つまり「生存者」というアルバム名は意味深に思えます。
7位「So Good」(アルバム:The Writing’s on the Wall)
■曲名:So Good
■曲名邦題:ソー・グッド
■アルバム名:The Writing’s on the Wall
■アルバム名邦題:ライティングズ・オン・ザ・ウォール
■動画リンク:「So Good」
このアルバムはバラード主体の前作とは打って変わって、アップテンポの曲が目立ちました。
このアルバムには、ロドニー・ジャーキンズ(Rodney Jerkins)やシェイクスピア(She’kspere)など、敏腕プロデューサーが参加しました。
ボーナストラックの曲では、ティンバランド(Timbaland)まで参加しています。
優秀な人材が関わったことは、このグループに突然変異といえる進化をもたらしました。
次作でプロデューサーとしての才能を開花させたビヨンセは、かなり大きな刺激を受けたと思われます。
当時彼女は17-18歳。
サウンドメイクと歌の実力、華を兼ね備えたスケールの大きい歌姫は、この時に更なる飛躍の準備段階にありました。
8位「Bills, Bills, Bills」(アルバム:1’s)
■曲名:Bills, Bills, Bills
■曲名邦題:ビルズ・ビルズ・ビルズ
■アルバム名:1’s
■アルバム名邦題:ナンバーワンズ
■動画リンク:「Bills, Bills, Bills」
この曲は「The Writing’s on the Wall」の収録曲ですが、ベスト・アルバムの収録曲としてご紹介します。
このベスト盤は、アルバム名を見る限り1位の曲ばかり紹介していると思うかもしれません。
しかし彼女たちの1位獲得曲は4曲だけですので、全曲1位というわけではありません。
まぎわらしいですね。
ただこの曲は1位を獲得しています。
さて彼女たちは他にも「8デイズ・オブ・クリスマス(8 Days Of Christmas)」というクリスマス・アルバムもリリースしています。
そのアルバムから1曲ご紹介しておきましょう。
Destiny’s Child – Little Drummer Boy
優先順位は高くありませんが、この曲を気に入ったらチェックしてみてください。
9位「Jumpin’, Jumpin’」(アルバム:The Writing’s on the Wall)
■曲名:Jumpin’, Jumpin’
■曲名邦題:ジャンピン・ジャンピン
■アルバム名:The Writing’s on the Wall
■アルバム名邦題:ライティングズ・オン・ザ・ウォール
■動画リンク:「Jumpin’, Jumpin’」
ウィキペディアを見ると、グループは1990年に結成されたそうです。
ビヨンセは1981年生まれですから、9歳ぐらいの頃に結成したことになりますね。
ビヨンセの父親は彼女たちのマネージャーだったこともあり、多くの問題も生みましたが、父は娘の為に奔走しました。
優遇されただけでなく才能も備えていたこともあり、次第にビヨンセがグループの中心になっていきました。
このグループが4枚のアルバムで解散したのは、父親がビヨンセを独立させたかったからかもしれません。
彼女たちはシュープリームス(The Supremes)に例えられることが多かったように思います。
父親は娘をシュープリームスを脱退したダイアナ・ロス(Diana Ross)のようにしたかったのかもしれません。
10位「If」(アルバム:Destiny Fulfilled)
■曲名:If
■曲名邦題:イフ
■アルバム名:Destiny Fulfilled
■アルバム名邦題:デスティニー・フルフィルド
■動画リンク:「If」
本来このアルバムからは「ルーズ・マイ・ブレス(Lose My Breath)」で代表させるべきかもしれませんが、個人的にこの曲の方が好みです。
とはいえ、そちらもご紹介しておきましょう。
Destiny’s Child – Lose My Breath
私はこのアルバムについて、スローが多い後半の方が出来が良いと思っています。
この曲もその内の1曲。
コーラス・グループとしての実力を改めて確認できる曲です。
最後に今回の選曲は人気曲、ヒット曲中心になりましたので、1曲ゲスト参加した隠れ名曲をご紹介します。
Mary Mary – Good To Me (Feat. Destiny’s Child)
彼女たちは意外と客演が多いですが、それも実力の証明かもしれません。
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