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2パック(2Pac)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】【Tupac Shakur】

今回は2パックのランキングを作成しました。

彼の死から20年以上経過していますが、その後も未発表曲がリリースされ続けています。

そのせいか、亡くなったのがつい数年前だと思ってしまうほど。

太く短く生きた男が紡いだ胸が一杯になる曲の数々をご堪能ください。

 

1位「Life Goes On」(アルバム:All Eyez On Me)

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■アーティスト名:2Pac
■アーティスト名カナ:2パック
■曲名:Life Goes On
■曲名邦題:ライフ・ゴーズ・オン
■アルバム名:All Eyez On Me
■アルバム名邦題:オール・アイズ・オン・ミー
■動画リンク:「Life Goes On」

彼が育った環境は、あまり良いとは言えませんでした。

犯罪に手を染めずにいることは、容易なことではありませんでした

そうした生きることの困難さには、ストリートで敵対するギャングとの抗争も含まれています。

この曲はそうした中で若死にした仲間を弔っている曲。

リリックはこんな感じです。

昔よく一緒に夜中の2時でもかまわず騒いだものだ。俺たちは死ぬまでワルだなんて叫んだりして。

しかしいつの間にか、俺が最後の生き残りになってしまった。

そして思い出だけが残された。

安らかに眠れ。俺はこれからも生きていくよ。

このアルバムは1996年2月にリリースされましたが、同年9月7日、2パック自身も4発の銃弾を受けて亡くなりました。

犯人はいまだ捕まっていませんでしたが、一説によるとHIPHOPの東西抗争の結果だったとも言われています。

享年25歳。

東西のイーストコーストの代表はショーン・コムズ(Sean Combs)とノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G.)で、ウェストコーストの代表格が2パックだったといわれています。

今だに犯人も捕まっていません。

そういえばノトーリアス・B.I.G.も暗殺されましたが、そちらも迷宮入りしています。

 

2位「Changes」(アルバム:Greatest Hits)

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■アーティスト名:2Pac(feat. Talent)
■アーティスト名カナ:2パック (feat. タレント)
■曲名:Changes
■曲名邦題:チェンジズ
■アルバム名:Greatest Hits
■アルバム名邦題:トゥパック・グレイテスト・ヒッツ
■動画リンク:「Changes」

2pacはベスト盤でしか聞けない名曲も少なくありません。

ちなみにこの曲以外では、以下の曲もおすすめです。

2pac feat Dr.Dre – California Love

この曲「Changes」では、自分の生まれ育った環境について歌われています。

人種差別に対して反発を覚え、疑心暗鬼になっていたこと。

普通に働いてお金を稼ぐのではなく、手っ取り早く成りあがろうとして、安易に犯罪に手を染めてしまったこと。

今はそんな現実を変えていこうと考えている。

そう歌われています。

2パックは自らの意思で変わろうとしていました。

しかしこの曲がヒットした時、既に彼の死から2年が経過していました。

2Pacがもし生きていたら、どのように変わっていったでしょうね。

つくづく惜しまれる死です。

 

3位「All Bout U」(アルバム:All Eyez On Me)

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■アーティスト名:2Pac(feat. Snoop Dogg, Nate Dogg, Hussein Fatal & Yaki Kadafi)
■アーティスト名カナ:2パック(feat. スヌープ・ドギー・ドッグ、ネイト・ドッグ、ファタル、ヤキ・カダフィ)
■曲名:All Bout U
■曲名邦題:オール・バウト・ユー
■アルバム名:All Eyez On Me
■アルバム名邦題:オール・アイズ・オン・ミー
■動画リンク:「All Bout U」

デス・ロウ・レコード(Death Row Records)移籍後の初アルバムで、彼の代表作と言われています。

アルバム・タイトルは「All Eyez On Me」つまり「すべての視線が俺に注がれる」です。

自信満々な感じが伝わってきますね。

ちなみにデス・ロウの第一弾アルバムはドクター・ドレー(Dr. Dre)の「クロニック(Chronic)」、第二弾がスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)の「ドギースタイル(Doggystyle)」です。

この曲は看板ラッパーであるスヌープが参加していて、移籍後初アルバムにもかかわらず、いきなりの2枚組です。

VIP待遇で移籍したのでしょう。

しかしこのアルバムは、その待遇にふさわしい傑作に仕上がっています。

唯一の難点は「カリフォルニア・ラブ(California Love)」が、シングル・バージョンとはかなり違うということぐらいです。

 

4位「To Live and Die In L.A.」(アルバム:The Don Killuminati: The 7 Day Theory)

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■アーティスト名:Makaveli
■アーティスト名カナ:マキャベリ
■曲名:To Live and Die In L.A.
■曲名邦題:トゥ・リヴ・アンド・ダイ・イン・LA
■アルバム名:The Don Killuminati: The 7 Day Theory
■アルバム名邦題:ザ・ドン・キルミナティ・ザ・7デイズ・セオリー
■動画リンク:「To Live and Die In L.A.」

このアルバムはマキャベリ名義で発表されています。

彼は獄中で読んだニッコロ・マキャヴェッリの本に感銘を受けて、改名したといわれています。

マキャヴェッリは「マキャベリスト」という言葉で有名です。

「マキャベリスト」とは、たとえ卑怯な手段であっても、結果として利益が得られるのであれば許されるという考え方をする人のことです。

つまり「目的のために手段を選ばず」。

これだけだと悪どい考え方といえるかもしれません。

しかしえてしてそういう人ほど出世したり、社会的に高い地位につきやすい傾向にあります。

善人のままでうまくいけばいいけれど、現実はそうはならない。

善人は悪人が躊躇なく選ぶ選択肢を予め排除するため、考えや行動の範囲が狭くなりがちで、結果として現実において弱者になりがちだと主張しています。

決してほめられた考え方ではありませんし肯定はしませんが、一面の真実があるように思います。

 

5位「It Ain’t Easy」(アルバム:Me Against The World)

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■アーティスト名:2Pac
■アーティスト名カナ:2パック
■曲名:It Ain’t Easy
■曲名邦題:イット・エイント・イージー
■アルバム名:Me Against The World
■アルバム名邦題:ミー・アゲインスト・ザ・ワールド
■動画リンク:「It Ain’t Easy」

この人はスローに良い曲が多い人です。

今回もそういう曲が少し多くなりましたが、これでも抑え気味にしたほど。

この曲は中でも屈指の曲です。

ただ歌詞の内容は、決して甘くはありません。

この曲では彼が育った貧困と犯罪が身近にあるような環境では、自分らしくいることは容易ではないと歌われています。

この曲で繰り返される「刑務所か、それとも価値がないままでいるか」という言葉は、その困難さをよく表しているかもしれません。

スローでメロウな曲ですが、根本にはそうしたヒリヒリした現実があります。

そもそもアルバムタイトルからして「Me Against The World」、つまり「俺対世界」ですし。

このアルバムではメロウな曲が増えましたが、彼自身は逆に先鋭化しています。

 

6位「Pac’s Life」(アルバム:Pac’s Life)

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■アーティスト名:2Pac(featuring T.I. & Ashanti)
■アーティスト名カナ:2パック(feat. T.I.& アシャンティ)
■曲名:Pac’s Life
■曲名邦題:パックズ・ライフ
■アルバム名:Pac’s Life
■アルバム名邦題:パックズ・ライフ
■動画リンク:「Pac’s Life」

2パックが亡くなってからも、多くのアルバムがリリースされています。

その数の多さといったら、他にジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)ぐらいしか思い浮かびません。

生存中に発売されたアルバムよりも、死後発売されたアルバムの方が多いぐらいです。

このアルバムも死後10年以上経過してからリリースされましたが、アルバムチャートで9位を記録しています。

生前の彼の活動期間は、1991年の「2パカリプス・ナウ(2Pacalypse Now)」から、亡くなった1996年まで5-6年ほどにすぎません。

その間に膨大な未発表曲を残してくれました。

太く短く生きた人だったと思います。

死後の録音というと、中には本人だったら絶対にリリースしていないようなものもあり、生前の作品に比べると質が落ちるものです。

2パックでも例外ではありません。

しかし時々この曲のようにすばらしい曲があります。

ちなみにこの曲では後で追加されたアシャンティの歌もすばらしいですが、2パックが死んだ時に彼女はまだデビューしていません。

 

7位「Keep Ya Head Up」(アルバム:Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z…)

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■アーティスト名:2Pac(feat. Dave Hollister)
■アーティスト名カナ:2パック(feat. デイヴ・ホリスター)
■曲名:Keep Ya Head Up
■曲名邦題:キープ・ヤ・ヘッド・アップ
■アルバム名:Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z…
■アルバム名邦題:ストリクトリー・4・マイ・ニガズ
■動画リンク:「Keep Ya Head Up」

2パックはデビュー時からヒットに恵まれていました。

デジタル・アンダーグラウンド(Digital Underground)在籍時のファースト・アルバムでは、「ブレンダズ・ガット・ア・ベイビー(Brenda’s Got a Baby)」をヒットさせています。

しかしこのセカンド・アルバムから更に加速して、一気にスターダムを駆け上がろうとしていました。

この曲の印象的なコーラスはファイヴ・ステアステップス(The Five Stairsteps)の「ウー・チャイルド(O-o-h Child)」、メロウなトラックはザップ(Zapp)の「ビー・オールライト(Be Alright)」です。

彼は前年に映画に出演して有名になると、このアルバムで初のゴールドディスクを獲得しました。

このアルバムからは「アイ・ゲット・アラウンド(I Get Around)」とこの曲の2曲をヒットさせて、次に名作「Me Against The World」で更に化けることになります。

この曲は後のメロウ路線の萌芽が感じられます。

 

8位「Dear Mama」(アルバム:Me Against The World)

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■アーティスト名:2Pac
■アーティスト名カナ:2パック
■曲名:Dear Mama
■曲名邦題:ディア・ママ
■アルバム名:Me Against The World
■アルバム名邦題:ミー・アゲインスト・ザ・ワールド
■動画リンク:「Dear Mama」

曲名通り、母親アフェニ・シャクールに感謝の気持ちを表した曲です。

これまでワルだった俺を支えてくれてありがとうみたいな内容です。

2パックは黒人解放運動で有名なブラックパンサー党の元メンバーの夫婦から生まれました。

なんと2パック(本名:トゥパック・アマル・シャクール)は、獄中で生まれだそうです。

リリックを読むと、彼はとても貧しい家庭で育ったようですね。

しかしリリックで母親がコカイン中毒だったことをばらしていますが、いいのでしょうか(笑)

良くも悪くも嘘がないかもしれません。

この曲は取り上げたテーマのせいか、彼の中でもトップクラスの有名曲です。

ちなみにPVでは母親らしい女性が出てきていたり、子供の頃の2パックの写真が出てきます。

2パックには人間くさい魅力がありますね。

 

9位「Bury Me A G」(アルバム:Thug Life: Vol.1)

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■アーティスト名:Thug Life
■アーティスト名カナ:サグ・ライフ
■曲名:Bury Me A G
■曲名邦題:ベリー・ミー・ア・G
■アルバム名:Thug Life: Vol.1
■アルバム名邦題:サグ・ライフ:ボリューム・ワン
■動画リンク:「Bury Me A G」

とはいえ、彼を美化するわけにはいきません。

麻薬の売人をやって生計を立ててきた少年時代、その後も警官を狙撃したり、婦女暴行で服役しています。

素行に問題があったことは言うまでもありません。

さてこの曲は彼が参加していたグループ名義の曲で、グループの名前からして「Thug Life」つまり「ワル人生」です。

ニューアンスとしては「たとえワルと言われても、好きなように生きてやるぜ」みたいな感じでしょうか。

2パック以外のメンバーは以下の通りです。

ビッグ・サイク(Big Syke)
マキャドシス(Macadoshis)
モプリーム(Mopreme)
ザ・レイテッド・R(The Rated R)

この曲のバックトラックは、アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)の「フォー・ザ・ラブ・オブ・ユー(For the Love of You)をサンプリングしています。

私はこの原曲も大好きですが、2パックのこちらもすばらしい出来です。

 

10位「Do for Love」(アルバム:(R U Still Down? (Remember Me))

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■アーティスト名:2Pac (feat. Eric Williams of Blackstreet)
■アーティスト名カナ:2パック(feat. エリック・ウィリアムズ)
■曲名:Do for Love
■曲名邦題:ドゥー フォー ラヴ
■アルバム名:(R U Still Down? (Remember Me)
■アルバム名邦題:アー・ユー・スティル・ダウン? (リメンバー・ミー)
■動画リンク:「Do for Love」

この曲は死後リリースされたシングルです。

ブラックストリートのエリック・ウィリアムズの歌が、大きくフィーチャーされています。

歌の部分はボビー・コールドウェル(Bobby Caldwell)の「風のシルエット(What You Won’t Do For Love)」 が元ネタですが、オリジナルを忠実に再現しています。

しかしこの人の人気は、死後も本当に根強いですね。

死後、数多くの未発表曲集やライブ・アルバムがリリースされましたが、このアルバムは全米2位、他にも全米1位を獲得したアルバムが2枚もあります。

2003年には彼の人生を描いた映画「トゥパック:レザレクション(Tupac: Resurrection)」が、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画にノミネートされました。

また2017年には彼の伝記映画「オール・アイズ・オン・ミー(All Eyez on Me)」が製作されました。

まるでアメコミのキャラクターのような定着ぶりですが、実際彼はこのPVでアニメのキャラクターとして登場しています。

いつも上半身裸でいるイメージの強い人ですが、アニメでも上半身裸のシーンばかりで笑いました。

 

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