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YMCKの名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はYMCKのランキングを作成しました。

彼らは3人組のグループで、日本のチップチューン・シーンをけん引してきた存在です。

ファミコンの音楽が好きな方は、ぜひ聞いてみてください。

懐かしく新しい音楽だと思います。

 

1位「Magical 8bit Tour」(アルバム:ファミリーミュージック)

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■曲名:Magical 8bit Tour
■アルバム名:ファミリーミュージック
■動画リンク:「Magical 8bit Tour」

彼らの音楽は、チップチューンと呼ばれています。

チップチューンとは、1980年代の家庭用ゲーム機内臓チップを使ったような音楽です。

ファミコン派、ゲームボーイ派などに細分化されますが、このグループはファミコンの方。

言葉より実際音を聞けば、どんな音楽か分かっていただけると思いますが。

この曲はファースト・アルバムの収録曲です。

8ビットゲーム機特有のピコピコ感がいいですね。

ドット絵の動画もすばらしいですし。

念のため解説しておくとドット絵とは、解像度が低い、点で描画した電子イラストのこと。

彼らは音楽とドット絵どちらも、デビュー時から完成度が高すぎでした。

 

2位「輝きよわたしの手に(怪盗YMCKのテーマ)」(アルバム:FAMILY SWING)

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■曲名:輝きよわたしの手に(怪盗YMCKのテーマ)
■アルバム名:FAMILY SWING
■動画リンク:「輝きよわたしの手に(怪盗YMCKのテーマ)」

この曲のサブ・タイトルは「怪盗YMCKのテーマ」。

私の推測ですが、もしかしたら大瀧詠一が曲を書き、小泉今日子が歌った「快盗ルビイ」からヒントを得ているかもしれません。

その曲は同名映画のテーマ曲でした。

小泉今日子 – 快盗ルビイ

まあ曲は似ていませんが、良い曲ですのでご紹介してみました。

1980年代は「キャッツ・アイ」「ルパン三世」など、怪盗ものが流行りました。

このMVを見ても、そうした時代背景をふまえているように感じます。

当時はスマートフォンこそありませんでしたが、その代わりにファミコンがありましたし、既に多くの人がアニメに熱中していました。

さてここで1つ補足があります。

この記事ではアルバム表記が英語とカタカナが混在していますが、ウィキペディアの表記に合わせています。

 

3位「キラ*キラ」(アルバム:ファミリーレーシング)

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■曲名:キラ*キラ
■アルバム名:ファミリーレーシング
■動画リンク:「キラ*キラ」

セカンド・アルバムの曲です。

彼らはファースト・アルバム「ファミリーミュージック」が評判を呼び、2005年にこのセカンド・アルバムを発表しました。

この作品は、コンセプト・アルバムです。

テーマはカーレース。

1980年代後半は、今とは比較にならないほどF1が人気でした。

YMCKとスウィンガーズという集団がデッドヒートを繰り広げているという内容のようです。

アルバム・ジャケットに描かれているカーレースのドット絵にも癒されますね。

ちなみに「ロッケンロール・ランデブー」という曲には、高橋名人が参加しています。

 

4位「フィナーレ 〜Welcome to the 8bit world〜」(アルバム:ファミリージェネシス)

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■曲名:フィナーレ 〜Welcome to the 8bit world〜
■アルバム名:ファミリージェネシス
■動画リンク:「フィナーレ 〜Welcome to the 8bit world〜」

2008年発表されたサード・アルバムの曲です。

このアルバムは過去最高の56位を記録しました。

同順位は彼らの記録した最高位で「ファミリークッキング」も同じ56位でした。

しかしその他のアルバムは、100位台か200位台ばかりです。

ただ彼らはチップチューンという比較的ニッチなジャンルでは、大きな存在感がありました。

そのため彼らは希少価値があり、才能も高く評価され、現在に至るまでコンスタントに作品を発表しています。

彼らはこのアルバムからAvex Traxに移籍しました。

同じ2008年にはこのアルバムを含め、「YMCK SONGBOOK 〜songs before 8bit〜」「DOWN TOWN」という2枚のカバー・アルバムをリリースしています。

 

5位「音楽の音」(アルバム:FAMILY SWING)

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■曲名:音楽の音
■アルバム名:FAMILY SWING
■動画リンク:「音楽の音」

私は彼らの最高傑作を聞かれたら、ファースト・アルバムかこのアルバムと答えます。

とかく彼らは心地良い電子音ばかり注目されがちですが、楽曲そのものに魅力があります。

ちなみにチップチューンは、彼らのような作風ばかりではありません。

中にはこれはチップチューンといえるだろうかと思うアーティストもいますが。

中でも彼らは、オリジナルのファミコンに比較的近い音にこだわっている様子があります。

比較できるよう、ファミコンの音楽をご紹介しておきましょう。

【ファミコン名曲】聴いてるだけでテンション上がる神曲30選【ゲームBGM】

YMCKは相当の音フェチだと思います。

彼らはピコピコの心地良さと楽曲の魅力、両方を備えていました。

 

6位「逆らいがたき運命の中」(アルバム:FAMILY DAYS)

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■曲名:逆らいがたき運命の中
■アルバム名:FAMILY DAYS
■動画リンク:「逆らいがたき運命の中」

彼らはエイベックスに移籍してから、少し試行錯誤していたように思います。

このアルバムでは「未来の懐メロ」ではラッパーが入り「猫に囲まれて暮らしたい」はテクノっぽい曲でした。

しかし私はどちらも彼らには合っていない感じがしました。

彼らはやはり純粋な8ビット・サウンドの方がいいような気がします。

それ以外ではジャズっぽいスイングした曲もおすすめです。

2019年発表された「FAMILY CIRCUS」に収録されている、スイングしている曲をご紹介します。

YMCK – 秘密のショータイム

エレクトロ・スウィングみたいですね。

以下のエレクトロ・スウィングの曲を聞いた時、私は上の曲を思い出しました。

Or3o – Still Dancing

私は純粋なファミコン音楽とスイング感覚のある曲が好みです。

 

7位「パステル・キャンディーは悪魔のささやき」(アルバム:ファミリーミュージック)

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■曲名:パステル・キャンディーは悪魔のささやき
■アルバム名:ファミリーミュージック
■動画リンク:「パステル・キャンディーは悪魔のささやき」

再度ファースト・アルバムの曲をご紹介します。

ここで改めてメンバー紹介しておきましょう。

Midori(栗原みどり)(ボーカル、作曲担当)
Yokemura(除村武志)(作詞、作曲、編曲担当)
Nakamura(中村智之)(映像・作曲担当)

YMCK ウィキペディア

全員曲を書けるので良い曲が多いのですね。

スキャットも華麗にこなす女性ボーカルの実力は申し分ありません。

8ビット・サウンドのよく歌う編曲もただ事ではありませんし。

またアルバム・ジャケットや動画を見れば、映像担当もすばらしい仕事をしています。

分業化した業務を各自完璧に遂行している、鉄壁のチームワークだと思います。

 

8位「Go YMCK, Go!」(アルバム:ファミリーレーシング)

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■曲名:Go YMCK, Go!
■アルバム名:ファミリーレーシング
■動画リンク:「Go YMCK, Go!」

彼らの人気は海外で火が点きました。

彼らは2003年に結成され、後に数曲追加して「ファミリーミュージック」として発表した同名アルバムの原型となるCD-R版をリリースしました。

その後翌年に彼らは、スウェーデンで行われたライブに参加しています。

2005年にも、台湾やタイのフェスに参加しました。

このセカンド・アルバムが発表されるまでに、何度も海外から招聘されるような存在でした。

彼らのライブはこんな感じらしいです。

ymck-live

ちなみにバンド名は、CMYKカラーモデルから取られているそうです。

CMYKカラーモデルとは、印刷物に使用されるカラーモデルで、赤、青、黄の3色を基本としています。

しかし3人のイメージカラーは赤、青、緑です。

彼らはデジタル用途ですので、RGBカラーモデルの方がふさわしいかもしれません。

 

9位「私を待つ世界」(アルバム:FAMILY SWING)

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■曲名:私を待つ世界
■アルバム名:FAMILY SWING
■動画リンク:「私を待つ世界」

彼らのすごさはエイトビット・チップに制約された中で、多彩な表現を実現している点です。

本来その条件下ではできないことが多すぎますし、同じピコピコばかりではあきられやすい。

しかし彼らの音楽を聞いて、限界を感じることはありません。

ラッパーを入れたり、リズムを工夫した曲の方が不自由さを感じるぐらいです。

彼らはチップチューンという制約下だからこそ、自由を表現できるとさえ思えます。

たとえば以下の曲は、猫とファミコンに対する愛が伝わってきますが、猫と同様彼らも自由です。

YMCK – ねこなでたい

曲で使われている猫の鳴き声にも、エフェクトがかけられているようですね(笑)

 

10位「You Can Be a Star」(アルバム:FAMILY DANCING)

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■曲名:You Can Be a Star
■アルバム名:FAMILY DANCING
■動画リンク:「You Can Be a Star」

このグループの魅力を言葉で伝えるのはなかなか難しいように感じます。

もしかしたらパフュームが好きな人に気に入ってもらえるかもしれません。

実際この曲などは、パフュームが歌ってもおかしくありませんし。

さて今回は「FAMILY SWING」までを対象に選曲しました。

しかしその後の「FAMILY CIRCUS」「FAMILY INNOVATION」も良い出来でした。

彼らの音楽は不思議です。

なつかしさと未来感の両方を感じます。

もしくは元々レトロだからこそ逆に古くならず、いつまでも新鮮に聞こえるのかもしれません。

ファミコンの全盛時代は、未来は希望に満ちあふれていると思われていました。

彼らの音楽を聞くと、希望を持って未来を思い描いていた頃にタイムスリップした感じがします。

 

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