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スティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はスティーヴ・ウィンウッドのランキングを作成しました。

この人は玄人を虜にする実力派アーティストです。

彼には多くのヒット曲がありますが、セールスは才能の一部しか表していません。

良い音楽を生み出す総合力を持った人だと思います。

 

1位「While You See a Chance」(アルバム:Arc of a Diver)

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■曲名:While You See a Chance
■曲名邦題:ユー・シー・ア・チャンス
■アルバム名:Arc of a Diver
■アルバム名邦題:アーク・オブ・ア・ダイヴァー
■動画リンク:「While You See a Chance」
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この人の最高傑作はこのアルバムだと思います。

ヒット作としては「Back in the High Life」や「Roll with It」の方が有名です。

しかし私個人としては、このアルバムが図抜けているように思います。

他の作品の質が低いのではなく、この作品がすばらしすぎるだけですが。

彼の音楽はとかくシブいと言われます。

ただこの曲もそうですが、シブさとみずみずしさを両立しているところがあります。

みずみずしいと感じるのは、彼が弾くアナログ・シンセの演奏による部分が大きいかもしれません。

もう1曲傑作バラード「スローダウン・サンダウン(Slowdown Sundown)」をご紹介しておきましょう。

Steve Winwood – Slowdown Sundown

このアルバム1枚で、このランキングと同等の価値があります。

 

2位「Higher Love」(アルバム:Back in the High Life)

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■曲名:Higher Love
■曲名邦題:ハイヤー・ラヴ
■アルバム名:Back in the High Life
■アルバム名邦題:バック・イン・ザ・ハイ・ライフ
■動画リンク:「Higher Love」
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この曲はMTV全盛期に全米シングル・チャートで1位を獲得しました。

彼の曲で最も有名な曲だと思います。

今聞くと少しサウンドが古く感じる部分もありますが、イントロのドラムには今も胸が高鳴ります。

また彼はどんなにポップな曲をやっても、ブルー・アイド・ソウルらしさを失いません。

彼の基本的な方法論は、いたってシンプルです。

ロックとR&Bをミックスした音楽を、ソウルフルなボーカルで歌い上げる。

ただそれだけで多くの名曲を生み出してきました。

この曲にはチャカ・カーン(Chaka Khan)が参加しています。

彼女の強力なバックボーカルに当たり負けしないスティーヴのボーカルは、とても存在感がありますね。

 

3位「Valerie」(アルバム:Chronicles)

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■曲名:Valerie
■曲名邦題:青空のヴァレリー’87
■アルバム名:Chronicles
■アルバム名邦題:クロニクル
■動画リンク:「Valerie」
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この曲は「Talking Back to the Night」収録曲の再録音です。

通常再録音バージョンは、オリジナルより出来が落ちることが多いように思います。

しかしこの曲においては、こちらの方が上だと思います。

そもそも原曲の録音やミックスに問題があったようにも感じますが。

このアルバムはベスト盤で「Back in the High Life」のヒットを受けてリリースされました。

曲名の「Valerie」とは、アメリカのシンガーソングライター、ヴァレリー・カーター(Valerie Carter)のこと。

この曲の歌詞を書いたのは、作詞家、ウィル・ジェニングス(Will Jennings)です。

ウィルはヴァレリー・カーターのことを念頭に置いて、この曲を書いたそうです。

彼女はドラッグ中毒により、思うような活動ができないでいました。

この曲の歌詞は、彼女の復活を願う内容になっています。

 

4位「Back in the High Life Again」(アルバム:Back in the High Life)

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■曲名:Back in the High Life Again
■曲名邦題:バック・イン・ザ・ハイ・ライフ・アゲイン
■アルバム名:Back in the High Life
■アルバム名邦題:バック・イン・ザ・ハイ・ライフ
■動画リンク:「Back in the High Life Again」
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彼はスペンサー・デイヴィス・グループ(The Spencer Davis Group)在籍時から天才ボーカリスト言われ、注目を浴びる存在でした。

その後トラフィック(Traffic)、ブラインド・フェイス(Blind Faith)などの中心人物として活躍しました。

当時の彼はかなり多忙だったようです。

その後ソロ活動に転じると、彼は活動のペースを落としました。

特にこのアルバムの前は、4年のブランクが空いています。

この曲では過去を振り返って、スローな生活をしようとしていたと告白しています。

ずっと忙しい状態だったから、それは簡単ではなかったとも。

しかしその後彼は、スローライフを止めることにしたようです。

このアルバムが大ヒットしたため、彼の望んでいた通り、忙しい充実した日々が戻ってきました。

 

5位「Different Light」(アルバム:About Time)

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■曲名:Different Light
■曲名邦題:ディファレント・ライト
■アルバム名:About Time
■アルバム名邦題:アバウト・タイム
■動画リンク:「Different Light」
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このアルバムと「Nine Lives」というラスト2作は、ファンなら聞き逃せません。

内容的に充実しているだけでなく、新しい取り組みもありますし。

この2枚にはある特徴があります。

スティーヴによるハモンド・オルガンの演奏が目立っていることと、ラテンのリズムを取り入れている曲があることです。

この曲はラテンよりファンク寄りかもしれませんが。

このアルバムには、ロックの雑食性を感じさせる曲が多いように感じます。

彼は長い曲が多く、この曲も6分半あります。

ただこの曲のように演奏がすばらしいと、長くてもあきずに聞けますね。

 

6位「Roll with It」(アルバム:Roll with It)

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■曲名:Roll with It
■曲名邦題:ロール・ウィズ・イット
■アルバム名:Roll with It
■アルバム名邦題:ロール・ウィズ・イット
■動画リンク:「Roll with It」
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このアルバムは「Back in the High Life」の次作で、こちらも大ヒットしました。

私は一番売れたのは「Back in the High Life」だと思っていたのですが、このアルバムの方が売れたのですね。

ただ音楽的には前作ほど華やかではありません。

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & The News)のように、ロックとソウルが自然な形で融合しています。

ただこの曲には、ある騒動が持ち上がりました。

この曲はジュニア・ウォーカー(Jr. Walker)のヒット曲「ロード・ランナー((I’m A) Roadrunner)」に似ていると訴えられました。

裁判の結果、ホランド=ドジャー=ホランド(Holland-Dozier-Holland)が共作者として記載されることになりました。

そちらの曲を引用しておきましょう。

Jr. Walker – [I’m A] Road Runner

確かに少し似ている箇所があります。

 

7位「I’m Not Drowning」(アルバム:Nine Lives)

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■曲名:I’m Not Drowning
■曲名邦題:アイム・ノット・ドロウニング
■アルバム名:Nine Lives
■アルバム名邦題:ナイン・ライヴズ
■動画リンク:「I’m Not Drowning」
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このアルバムは現時点の最新作です。

ただ2008年の作品ですから、このままラスト・アルバムになる可能性があります。

ただ大変な充実作で、この曲以外にも以下の名曲が収録されています。

Steve Winwood – Dirty City

どちらを選ぶか迷いました。

さて「I’m Not Drowning」の方は、シンプルなリズムとギターのループが魅力的です。

戦前のブルースのような飾り気のない曲です。

まるでおいしい酒は、塩だけをつまみに飲めと言われている気がしますね(笑)

それにしても美味な曲です。

 

8位「Time Is Running Out」(アルバム:Steve Winwood)

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■曲名:Time Is Running Out
■曲名邦題:タイム・イズ・ランニング・アウト
■アルバム名:Steve Winwood
■アルバム名邦題:スティーヴ・ウィンウッド
■動画リンク:「Time Is Running Out」
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彼のソロ活動は、時期が悪かったかもしれません。

日本人パーカッショニストのツトム・ヤマシタによるGOを始めとするいくつかのプロジェクトへの参加を経て、1977年にはセルフ・タイトル・アルバムでソロ・デビューするが、パンクブームの真っ只中にあって、今ひとつ大きな成功には至らなかった。

スティーヴ・ウィンウッド ウィキペディア

しかしこのアルバムはイギリスで12位、アメリカでも22位を記録していますから、健闘した方だといえるでしょう。

ただ方向性が定まっていない感じがしないでもありませんが。

この曲の主役は、ベースのウィリー・ウィークス(Willie Weeks)とドラムのアンディ・ニューマーク(Andy Newmark)といえるかもしれません。

このファンク路線は、次作でも「ナイト・トレイン(Night Train)」という曲に受け継がれました。

過渡期ならではの曲だと思います。

 

9位「Talking Back to the Night」(アルバム:Talking Back to the Night)

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■曲名:Talking Back to the Night
■曲名邦題:トーキング・バック・トゥ・ザ・ナイト
■アルバム名:Talking Back to the Night
■アルバム名邦題:トーキング・バック・トゥ・ザ・ナイト
■動画リンク:「Talking Back to the Night」
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前作同様、ワンマン・レコーディング作品です。

彼はキーボードだけでなく、ギター、ベース、ドラムなども演奏できるマルチ・プレイヤーです。

マルチプレイヤーは、独力で自分のやりたい音楽を表現することができます。

このアルバムはとても洗練された作風でしたが、この曲もその中の1曲。

当時はこういうアーバンな音楽が流行っていました。

ただこのアルバムは、華やかさとは別の側面を持っています。

トラフィックの元同僚クリス・ウッド(Chris Wood)やリーバップ・クワク・バー(Rebop Kwaku Baah)が、ドラッグで亡くなったことを受けて製作されました。

そういう背景を考えると、アルバム・タイトルが意味深に思えます。

「Talking Back to the Night」は「夜に語り返す」という意味です。

 

10位「Spy in the House of Love」(アルバム:Junction Seven)

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■曲名:Spy in the House of Love
■曲名邦題:スパイ・イン・ザ・ハウス・オブ・ラヴ
■アルバム名:Junction Seven
■アルバム名邦題:ジャンクション・セヴン
■動画リンク:「Spy in the House of Love」
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前作「リフュジーズ・オブ・ザ・ハート(Refugees of the Heart)」は、内容とセールスどちらも振るいませんでした。

しかし次作にあたるこのアルバムでは、復調の兆しが感じられます。

この曲はギターが印象的ですが、これはスティーヴ自身の演奏です。

ただ内容的には持ち直しましたが、セールス面では低迷しました。

彼はアイランド・レコード(Island Records)からソロ・デビューしています。

その後「Back in the High Life」で大ヒットを記録すると、ヴァージン・レコード(Virgin Records)に移籍しました。

しかしこのアルバムが不振に終わると、ヴァージンとの契約も終了することになりました。

その次は自主レーベルからリリースされています。

そこからの2作がどちらも傑作でした。

私はポール・ウェラー(Paul Weller)を聞くと、この人の影響を感じることがあります。

この人はロックの革新者ではありません。

しかし彼が示した豊かな味わいを加える方法論は、確実に受け継がれていると思います。

 

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