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ナイト・レンジャー(Night Ranger)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はナイト・レンジャーのランキングを作成しました。

彼らの最大の魅力は、ツインリードギターです。

当初は正統派のアメリカンロック・バンドとして、ギターを中心に訴求していました。

その後産業ロック色を強めるなど試行錯誤し、現在は第二の全盛期といえる時期を迎えています。

今回は初期2作の曲が中心ですが、他の時期からも聞き逃すにはもったいない曲を選びました。

どれも元気が出る曲ばかりです。

 

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1位「Don’t Tell Me You Love Me」(アルバム:Dawn Patrol)

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■曲名:Don’t Tell Me You Love Me
■曲名邦題:炎の彼方(ドント・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー)
■アルバム名:Dawn Patrol
■アルバム名邦題:ドーン・パトロール
■動画リンク:「Don’t Tell Me You Love Me」
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彼らの代名詞的な曲です。

ただ本国アメリカのシングルチャートでは、意外と40位止まりという結果でした。

ちなみに日本のオリコンチャートでは33位ですから、日本の方が売れていたのですね。

日本での人気は、意外なところにも表れています。

ためしに以下の曲のイントロを聞いてみてください。

ただストイックなハードロック・ファンは、血圧が上がったり心臓に負担がかかりそうなので、お控えいただいた方がいいかもしれませんが。

Zokkon命 シブがき隊

もちろんシブがき隊には罪はありません。

それより私はこちらの方が楽しめます。

【MMD】Don’t Tell Me You Love Me【NightRanger】

ガッツは足りませんが、曲の良さは伝わってきますね。

曲の魅力ゆえに、あちらこちらで人気なようです。

色々な使われ方をされてしまうのも、名曲の宿命かもしれません。

 

2位「(You Can Still) Rock in America」(アルバム:Midnight Madness)

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■曲名:(You Can Still) Rock in America
■曲名邦題:ロック・イン・アメリカ
■アルバム名:Midnight Madness
■アルバム名邦題:ミッドナイト・マッドネス
■動画リンク:「(You Can Still) Rock in America」
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彼らはこのアルバムでブレイクしました。

飛躍はセールスだけではありません。

とにかく内容がすばらしく、今回は4曲取り上げましたが、他にも「ルーマーズ・イン・ジ・エアー(Rumours in the Air)」「パッション・プレイ(Passion Play)」など捨てがたい名曲がたくさんあります。

彼らの最高傑作というだけでなく、アメリカン・ハードロック史に残る名盤ではないでしょうか。

ちなみに曲名の「(You Can Still) Rock in America」は「君はまだアメリカでロックすることができる」です。

この頃のアメリカは、イギリスからデュラン・デュラン(Duran Duran)など、ホワイトファンクなバンドがヒットチャートをにぎわせていました。

またマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の「スリラー(Thriller)」が首位を独走していたのもこの頃です。

ロックの不遇期だったのですね。

そういう時代にこのストレートなハードロック・ナンバーは、さぞかし新鮮に響いたことでしょう。

 

3位「High Road」(アルバム:High Road)

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■曲名:ハイ・ロード
■曲名邦題:High Road
■アルバム名:ハイ・ロード
■アルバム名邦題:High Road
■動画リンク:「High Road」
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2014年のアルバムからの選曲です。

多くの人はここまで追いかけていないかもしれません。

しかし近年も彼らは充実した活動を継続しています。

ジェフ・ワトソン(Jeff Watson)とアラン・フィッツジェラルド (Alan Fitzgerald)欠けていますが、他のメンバーは健在です。

このアルバムは記念すべき10枚目。

しかしその道のりは、決して平坦ではありませんでした。

彼らは1989年に一度解散していますが、1996年に再結成し日本のレーベル、ゼロ・コーポレーションから「Neverland(ネヴァーランド)」をリリースしました。

ただ1998年「セヴン(Seven)」をリリースした後、ゼロ・コーポレーションが音楽事業から撤退し、彼らも休止を余儀なくされました。

次の8枚目がリリースされたのは2007年でしたから、実に9年ぶり。

しかし近年は活動が軌道に乗ったようで、コンスタントにアルバムをリリースしています。

新しいファンも獲得しているようですし。

この曲が気に入ったら、ぜひ近年のアルバムもチェックしてみてください。

 

4位「When You Close Your Eyes」(アルバム:Midnight Madness)

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■曲名:When You Close Your Eyes
■曲名邦題:ホエン・ユー・クローズ・ユア・アイズ
■アルバム名:Midnight Madness
■アルバム名邦題:ミッドナイト・マッドネス
■動画リンク:「When You Close Your Eyes」
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当時このバンドの立ち位置は少しあいまいでした。

彼らがブレイクした頃は、LAメタルが盛り上がっていました。

LAメタルでは、モトリー・クルー(Motley Crue)、ラット(Ratt)、WASPなど、バッドボーイなイメージのバンドが目立っていたように思います。

その点ナイト・レンジャーは近所のお兄さん的な感じでしたし、サウンド的にも正統派ハードロックでした。

一方この時期は、産業ロックが隆盛していました。

ジャーニー(Journey)やREOスピードワゴン(REO Speedwagon)など、売れることを意識したロックのことですね。

正統派ハードロックバンドの彼らは、ワイルドなイメージで売るか、売れ線を狙うかという二択を迫られていました。

次第に彼らは、後者の産業ロック的なアプローチに傾いていきました。

この曲にはその変化の予兆が感じられます。

非常によくできた曲で、いかにも売れそうな曲です。

事実シングルチャートで14位にまで上がりましたし。

しかしギターの演奏が少しひかえめです。

「Don’t Tell Me You Love Me」はいかにも売れ線を狙っているように見えて、これでもかというぐらいギターが目立っていました。

この曲自体は売れ線と切り捨てるにはもったいない、とてもすばらしい曲です。

しかし次作以降の彼らは、少しずつロックバンドとしてのダイナミズムを失っていったように思います。

 

5位「Why Does Love Have to Change」(アルバム:Midnight Madness)

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■曲名:Why Does Love Have to Change
■曲名邦題:ホワイ・ダズ・ラヴ・ハフ・トゥ・チェンジ
■アルバム名:Midnight Madness
■アルバム名邦題:ミッドナイト・マッドネス
■動画リンク:「Why Does Love Have to Change」
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彼らの特徴は、2人のタイプの違うリードギターがいることです。

・ブラッド・ギルス(Brad Gillis)
・ジェフ・ワトソン(Jeff Watson)

ブラッドは、ギターのアームという機能を活かしたプレイが特徴です。

私も昔少しギターをかじっていましたが、アームを使うとチューニングが狂いやすいので、あまり使っていませんでした。

しかしブラッドの場合、かなり豪快な使い方をしているので、その辺をどうしているのでしょうね。

ただブラッドは、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のバンドにいたこともあり、本来はアームだけに頼ったプレイヤーではありません。

一方ジェフは、エイトフィンガー奏法というタッピングを多用した演奏が特徴です。

この曲では、2:15あたりをお聞きになってみてください。

ギターの奏法については、このぐらいにしておきましょう。

一応重要な特徴なので少しだけ触れておきましたが、結果として出てきた音がすべてですし。

この曲はギターが主役の曲だと思いますが、ギターがかっこいいと思えばそれだけで充分だと思います。

 

6位「Penny」(アルバム:Dawn Patrol)

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■曲名:Penny
■曲名邦題:ペニー
■アルバム名:Dawn Patrol
■アルバム名邦題:ドーン・パトロール
■動画リンク:「Penny」
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彼らは元々ルビコン(Rubicon)というファンク・バンドから派生したバンドです。

その頃のリンクを貼っておきましょう。

Rubicon – I’m Gonna Take Care Of Everyghing

ナイト・レンジャー色ゼロですが、これはこれで意外といい感じではないでしょうか。

その後ステレオ(Stereo)というバンドを結成し、メンバーが固定されたところで、レンジャー(Ranger)というバンドに発展しました。

ただレンジャーだと他のバンドと名前が被るので、1982年にナイト・レンジャーと改名しています。

ちなみにルビコンのラスト・アルバム「夢のアメリカ(America Dreams)」は、1979年にリリースされています。

わずか3年で、音楽性からバンド名から、全然別のバンドに変身したのですね。

この曲ではすっかりハードロックが板に付いています。

 

7位「Woman in Love」(アルバム:Man in Motion)

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■曲名:Woman in Love
■曲名邦題:ウーマン・イン・ラヴ
■アルバム名:Man in Motion
■アルバム名邦題:マン・イン・モーション
■動画リンク:「Woman in Love」
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彼らの5枚目のアルバムからの選曲です。

彼らは最初2枚に人気が集中しています。

一応申し上げると、3枚目の「セヴン・ウィッシーズ(7 Wishes)」と4枚目の「ビッグ・ライフ(Big Life)」も、それほど悪い出来ではありません。

ただ「Midnight Madness」の出来が良すぎて、あのレベルを期待されてしまうと厳しいものがあります。

しかしそうした時期でも、曲単位では良い曲が見つかるものです。

たとえばこの曲や「Big Life」収録の「キャリー・オン(Carry On)」のように。

せっかくなので「Carry On」のリンクも貼っておきましょう。

Night Ranger – Carry On

3枚目から5枚目のアルバムについては、期待しないで聞くと思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

 

8位「Sing Me Away」(アルバム:Dawn Patrol)

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■曲名:Sing Me Away
■曲名邦題:シング・ミー・アウェイ
■アルバム名:Dawn Patrol
■アルバム名邦題:ドーン・パトロール
■動画リンク:「Sing Me Away」
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彼らの魅力を端的に表現すると「爽快感のあるバンド」といえるでしょうか。

それはギターのプレイだけではありません。

ちなみに彼らはカルフォルニア出身のバンドです。

カルフォルニアといえば、ウェストコースト・ロックの本場として有名ですね

ウェストコースト・ロックは、さわやかなコーラスが特徴です。

あまり指摘されることがありませんが、彼らはウェストコースト・ロックっぽいコーラスも魅力の1つです。

たとえばこの曲などのサビはいかがでしょうか。

初期の彼らは、こういうさわやかなコーラスがとても魅力的でした。

 

9位「Four in the Morning」(アルバム:7 Wishes)

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■曲名:Four in the Morning
■曲名邦題:フォー・イン・ザ・モーニング
■アルバム名:7 Wishes
■アルバム名邦題:セヴン・ウィッシーズ
■動画リンク:「Four in the Morning」
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このアルバムではハードな面が後退し、よりポップな方面に振れています。

楽曲も粒ぞろいであるものの、前作ほど目立った曲がありません。

どことなく中庸な感じがするアルバムです。

そのせいか昔堅気のハードロック・ファンからは、あまり高く評価されていません。

ただ私はハードロックを意識しすぎなければ、意外と良いところが見つかるアルバムだと思っています。

たとえばこの曲はギターもひかえめですし、ハードロックとして聞くと物足りないことでしょう。

しかし純粋に楽曲だけで判断したら、とても良くできた曲です。

小粒な感はいなめませんが、聞き逃すには惜しい曲だと思っています。

 

10位「Sister Christian」(アルバム:Midnight Madness)

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■曲名:Sister Christian
■曲名邦題:シスター・クリスチャン
■アルバム名:Midnight Madness
■アルバム名邦題:ミッドナイト・マッドネス
■動画リンク:「Sister Christian」
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ちなみに彼らはツインリードギターだけでなく、ボーカルも2人います。

アップテンポの曲はジャック・ブレイズ(Jack Blades)、バラードはケリー・ケイギー(Kelly Keagy)が担当しています。

このバンドは、長年バラードの呪縛に苦しんでいました。

彼らにはトップテンヒットが2曲ありますが、どちらもバラードです。

1つはこの曲で、もう1曲は「センチメンタル・ストリート(Sentimental Street)」

しかし彼らは本来ハードロック・バンドです。

コアなハードロック・ファンとバラード好きな一般層では、好みやツボが全く異なります。

同時にどちらのファン層も満足させるのは、容易なことではありません。

ジャック・ブレイズは1987年のインタビューで、レコード会社によるバラード主体のシングル・リリースに不満を表明し「世間一般のファンが僕達のことをソフトなバラード・バンドと思い込んでいるけど、それはとんでもない誤解だ」と語っている[5]。

ナイト・レンジャー ウィキペディア

レコード会社からの圧力が強かったのでしょう。

彼らは一時大味なパワー・バラードが増えて私も食傷しましたが、この曲にはまだ節度が感じらます。

先程ご紹介したように、現在も彼らは充実した活動をしています。

正統派ハードロックの良さを取り戻し、ごく自然な形でバラードを取り入れています。

今の彼らには、バラードをどうしたらいいかというような迷いは感じられません。

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