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ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はジミ・ヘンドリックスのランキングを作成しました。

この人はロック系のレジェンドであり、アイコンといえる存在です。

一般的にも「ジミヘン」という愛称が知られていたり、それっぽい風貌やファッションを知られていたりします。

この記事では、ロックを象徴する彼の魅力をご紹介します。

 

1位「All Along the Watchtower」(アルバム:Electric Ladyland)

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■曲名:All Along the Watchtower
■曲名邦題:ウォッチタワー(見張塔からずっと)
■アルバム名:Electric Ladyland(1968年)
■アルバム名邦題:エレクトリック・レディランド
■動画リンク:「All Along the Watchtower」

オリジナルはボブ・ディラン(Bob Dylan)の曲です。

ただディラン自身も以下のように語っています。

ディランはこのカバーを「この曲の権利の半分くらいはヘンドリックスのもの」、「これが公式の完成版」などと絶賛し、コンサートではこれに近いスタイルで演奏することが多くなったという。

見張塔からずっと ウィキペディア

そんなディランもカッコいいですけどね。

まずイントロからフェロモン過多で、9秒あたりからギターがほとばしっています。

その後始まるボーカルのスモーキーなこと!

52秒と1:43のギターソロも、最初の一音から半端ありません。

現在この曲はこう評価されていします。

2000年に、イギリスの雑誌「トータル・ギター」が選んだ「これまでで最もすぐれたカヴァー・バージョン」、

及びイギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」の音楽評論家が2004年に選出した「ベスト・カヴァー・ソングTOP50」では1位となった。

見張塔からずっと ウィキペディア

 

2位「Johnny B. Goode」(アルバム:Hendrix In The West)

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■曲名:Johnny B. Goode
■曲名邦題:ジョニー・B.グッド
■アルバム名:Hendrix In The West(1972年)
■アルバム名邦題:ヘンドリックス・イン・ザ・ウエスト
■動画リンク:「Johnny B. Goode」

この曲を生んだチャック・ベリー(Chuck Berry)は偉大な人です。

ただ私はこの曲の最高傑作は、ジミのバージョンだと思います。

さて話題は変わりますが、これからこのアルバムを買う際には注意が必要です。

というのは、同じ「In The West」でも、古いバージョンと新しいバージョンの2種類があるからです。

一部の曲が違うバージョンに差し替えられていたり、そもそも曲順や収録曲も異なります。

ファンにとってこの違いは、とても気になる問題かもしれません。

というのは古いバージョンの方は、ジミの最高傑作の1枚と言われているからです。

新旧の見分け方は、古いバージョンは「Johnny B. Goode」から始まり、新しいバージョンは「The Queen」から始まること。

私は古いバージョンを所有しているので、逆に新しいバージョンの方を聞いたことがありません。

このアルバムを買う予定の方は、くれぐれも1曲目にご注意ください。

ただこの曲はどちらにも入っていますので、この曲目当ての方はそこまで気にする必要はありません。

 

3位「Killing Floor」(アルバム:Jimi Plays Monterey)

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■曲名:Killing Floor
■曲名邦題:キリング・フロア
■アルバム名:Jimi Plays Monterey(1986年)
■アルバム名邦題:モンタレー・ポップ・フェスティヴァル・ライヴ
■動画リンク:「Killing Floor」

モンタレーのライブからの選曲です。

モンタレーとは、アメリカのカルフォルニア州にある地名です。

この時のジミはアメリカでは無名の存在でした。

しかし彼の出演を主催者に強く働きかけた人物がいました。

その人物の名は、ポール・マッカートニー(Paul Mccartney)。

ポールはジミが出演しないフェスティバルなど考えられないと訴え、そのおかげでジミは出演できることになりました。

またローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は、既にアメリカで著名な存在でした。

当時のリーダー的存在であったブライアン・ジョーンズは「これまでに聞いた中で最もエキサイティングなパフォーマー」とジミを紹介しました。

超大物たちがこぞってジミを絶賛し、期待が高まった中ジミが登場しました。

そのステージの1曲目がこれです。

ほとんどの人がこの時初めてジミを聞いたと思われますが、さぞかし驚いたことでしょうね。

この曲にはイントロから口あんぐりです。

ギターのカッティングがとても鋭利で、津軽三味線的というか、CDで聞いていても何が何だか分かりません。

 

4位「Crosstown Traffic」(アルバム:Electric Ladyland)

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■曲名:Crosstown Traffic
■曲名邦題:クロスタウン・トラフィック
■アルバム名:Electric Ladyland(1968年)
■アルバム名邦題:エレクトリック・レディランド
■動画リンク:「Crosstown Traffic」

このアルバムはスタジオ録音の最高傑作と言われています。

この頃彼は名声を確固たるものとしていて、創作上の自由を手に入れていました。

彼はセルフ・プロデュースで、しかも2枚組にする予定でレコーディングを開始しました。

ジミはノエル・レディング(Noel Reddin)のベースに満足できず、多くの曲で自らベースを演奏しています。

ノエルはこの曲ではベースを弾かせてもらえましたが、ジミの厳しい監視下に置かれて演奏したのだとか。

またドラムのミッチ・ミッチェル(Mitch Mitchell)も、一部の曲でバディ・マイルス(Buddy Miles)に演奏を譲っています。

ジミはかなりの完璧主義者だったそうです。

ある時エリック・クラプトン(Eric Clapton)と共演した時にはこんなことがありました。

ヘンドリックスとエリック・クラプトンは、度々セッションを行っていたが、ヘンドリックスから見ると、クラプトンのサイドギターの技術は芳しくなかったらしい。

ヘンドリックスはクラプトンに対し「おまえはギターよりベースを弾いた方がいい」と面と向かって発言し、クラプトンが怒って帰ってしまうということもあったらしい(ノエル・レディングの談話)。

ジミ・ヘンドリックス ウィキペディア

ギターの神様クラプトンにそんなことを言えるのは、この人ぐらいかもしれません。

話を戻しましょう。

彼はこのアルバムでやりたいことを思う存分表現しようとしました。

その結果ジミの音楽はスケールが大きく、多様性を含んだものとなりました。

彼はジャズの帝王マイルス・デイビス(Miles Davis)とロックの巨人フランク・ザッパ(Frank Zappa)という、辛口ご意見番の2人からも絶賛されました。

ジミも2人と同様に、総合的なサウンド・クリエイターとしての資質があったようですね。

このアルバムには「ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)(Voodoo Child (Slight Return))」「リトル・ミス・ストレンジ(Little Miss Strange)」など、他にも多くの名曲が収録されています。

 

5位「Little Wing」(アルバム:Axis: Bold as Love)

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■曲名:Little Wing
■曲名邦題:リトル・ウィング
■アルバム名:Axis: Bold as Love(1967年)
■アルバム名邦題:アクシス:ボールド・アズ・ラヴ
■動画リンク:「Little Wing」

この曲はスティングのカバー・バージョンでも知られています。

今回はテンションが高めの曲を多めに取り上げましたが、スローでのジミも最高です。

他には「クライ・オブ・ラブ(Cry of Love)」に収録されている「エンジェル(Angel)」という曲もおすすめです。

Jimi Hendrix – Angel

さてこちらの「Little Wing」は、まずイントロにご注目ください。

ワイルドなジミが、ここではとろけるようなギターを弾いています。

後は1:40からのギターも鳥肌もの。

ジミにはブルースの曲を集めた「ブルーズ(Blues)」というコンピが発売されていますが、スローだけを集めた編集盤もほしいところです。

絶対需要があると思いますけどね。

 

6位「Day Tripper」(アルバム:BBC Sessions)

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■曲名:Day Tripper
■曲名邦題:デイ・トリッパー
■アルバム名:BBC Sessions(1998年)
■アルバム名邦題:BBCライヴ
■動画リンク:「Day Tripper」

BBCのライブ音源の曲です。

よく出回っている「Radio One」の完全版と言ったら、お分かりいただけるかもしれません。

この曲のオリジナルはビートルズ(The Beatles)です。

私は原曲の良さを認めながらも、こちらのバージョンの方が好きです。

先程からボブ・ディラン、チャック・ベリーなどの曲で、オリジナルを超えたとを申し上げてきました。

だからといって、総合的に彼らよりジミの方が上と言いたいのではありません。

ただ「ロックンロール」はジミの絶対領域で、そこでは誰もジミには勝てないような気がします。

ほとんどチートともいえるほどに。

ちなみに彼は史上最高のギタリストと呼ばれています。

没後50年経った現在でも、ロック史上最高のギタリストとして評価されており、

「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第1位、2011年の改訂版でも第1位に選ばれている[1]。

2008年5月にブラジルのメタル専門誌『ROADIE CREW』が行った「HR/HM系ミュージシャンが選ぶギタリスト・ランキング」[2]、

『ギター・マガジン』2010年12月号の「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」で1位となっている。

ジミ・ヘンドリックス ウィキペディア

この種のアンケートの焦点は、誰が2位かということかもしれません。

 

7位「Stone Free」(アルバム:Smash Hits)

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■曲名:Stone Free
■曲名邦題:ストーン・フリー
■アルバム名:Smash Hits(1968年)
■アルバム名邦題:スマッシュ・ヒッツ
■動画リンク:「Stone Free」

この曲は聞きなれているベスト盤から選びましたが、ライブで映える曲だと思います。

私は「Songs for Groovy Children:The Fillmore East Concerts」のライブ・バージョンが、一番のお気に入りです。

ただそちらは15分超と長いですし、そもそも動画が見つかりませんでした。

彼は他の人の曲を取り上げることが多いのですが、作詞作曲でも大いに才能を発揮しました。

実際この曲もジミが書いています。

さて彼の人柄については、あまり知られていないかもしれません。

彼はワイルドなステージ・パフォーマンスの一方で、人見知りでシャイな性格だったようです。

ただその内向性には抑圧され鬱屈した面もあって、それが時々攻撃的な言動として表に出ていたそうです。

彼の内面を知るには、歌詞を読むのが手っ取り早いかもしれません。

この曲の歌詞では、自分を縛りつけるものに対する反発と、自由になりたいという思いが歌われています。

彼は音楽に自分の思いをぶつけていました。

 

8位「Hey Joe」(アルバム:Smash Hits)

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■曲名:Hey Joe
■曲名邦題:ヘイ・ジョー
■アルバム名:Smash Hits(1968年)
■アルバム名邦題:スマッシュ・ヒッツ
■動画リンク:「Hey Joe」

初期は有名曲、ヒット曲が目白押しです。

今回取り上げられなかった曲では「パープル・ヘイズ(Purple Haze)」「風の中のマリー(The Wind Cries Mary)」「フォクシー・レディ(Foxy Lady)」「レッド・ハウス(Red House)」がよく知られています。

それらの多くは、このベスト盤で聞くことができます。

中でもこの曲を選んだのは、私が初めて好きになったジミの曲だからです。

私はジミの良さを理解するのに、少し時間がかかりました。

初めて聞いたのは小学生か中学生の頃だと思いますが、当時の私にはよく理解できませんでした。

サイケデリックなサウンドやワウを強調したギターの演奏は、クセが強すぎると感じましたし。

ただこの曲だけは唯一カッコいいと思っていました。

ちなみに彼は自分のボーカルを下手だと感じていて、あまり自信がなかったそうです。

上手いという表現は適切ではないかもしれません。

ただ高度にスタイリッシュですし、声質に深みがあると思いますけどね。

この曲ではそんな彼のスモーキーなボーカルを堪能できます。

 

9位「Fire」(アルバム:Are You Experienced)

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■曲名:Fire
■曲名邦題:ファイア
■アルバム名:Are You Experienced(1967年)
■アルバム名邦題:アー・ユー・エクスペリエンスト?
■動画リンク:「Fire」
※スタジオバージョンが見つからない為、ライブ音源

彼はアメリカ人ですが、イギリスでデビューしています。

元アニマルズのチャス・チャンドラーが、当時ジミー・ジェームズ・アンド・ザ・ブルー・フレイムズ(Jimmy James And The Blue Flames)というバンドをやっていたジミをスカウトしました。

当時の曲のリンクを貼っておきましょう。

Jimi Hendrix (Jimmy James – The Blue Flames) – I’m a Man (1966)

渡英後はサウンドが少し派手に変化しました。

ブルースをベースにしたファズやワウを多用した爆音サウンドが、当時のイギリスで大きな評判を呼びました。

私がジミについてすごいと思うのは、ロックンローラーとしての純度の高さです。

 

10位「Crash Landing」(アルバム:People Hell & Angels)

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■曲名:Crash Landing
■曲名邦題:クラッシュ・ランディング
■アルバム名:People Hell & Angels(2013年)
■アルバム名邦題:ピープル、ヘル & エンジェルズ
■動画リンク:「Crash Landing」

ジミは1966年にデビューして、1970年に亡くなっています。

彼の死後は権利関係があいまいなこともあって、多くのアルバムが粗製乱造されました。

中には明らかに集中力を欠いた演奏もあって、ジミへの敬意を感じない音源も散見されました。

しかし現在は「エクスペリエンス・ヘンドリックス」という組織がジミの音源を管理していて、粗悪なアルバムは駆逐されつつあります。

また「エクスペリエンス・ヘンドリックス」は、過去の良質な音源の発掘もしています

死の直前まで製作していた「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン(First Rays of the New Rising Sun)」をリリースしました。

そのアルバムには「鏡の部屋(Room Full Of Mirrors)」や「自由(Freedom)」など、聞き逃せない曲が多数収録されています。

今回取り上げたこの曲も「エクスペリエンス・ヘンドリックス」が発掘した音源。

彼らの仕事で賞賛したいのは、音質面の著しい向上です。

ジミはロックンローラーとしては無敵です。

唯一彼の弱点は音質の悪さだけかもしれません。

古い録音は音が団子状態で迫力はありますが、やはり音が良い方が曲の魅力が伝わりやすいです。

この曲は彼の中でも最上級とは言い難いかもしれません。

ただ元々未発表音源だったこともあり、私は普段着の感じが気に入っています。

「バンド・オブ・ジプシーズ(Band of Gypsys)」の頃から顕著になってきたファンク路線の萌芽も感じますし。

他の曲もこのぐらい良い録音だったったらと思わずにはいられません。

 

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