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ゼブラヘッド(Zebrahead)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はゼブラヘッドのランキングを作成しました。

私は彼らの一番の強みは、コンスタントに良い曲を書けることです。

人によって選ぶ曲はかなり違うと思いますが、この記事では私の好みで選曲してみました。

どれもキャッチーな曲ばかりです。

 

1位「Into You」(アルバム:MFZB)

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■曲名:Into You
■曲名邦題:イントゥ・ユー
■アルバム名:MFZB(2003年)
■アルバム名邦題:MFZB
■動画リンク:「Into You」

この動画で彼らはファンと記念写真をとったり、大阪の街でたこ焼きをほおばっています。

ボーカルのジャスティン・マウリエロ(Justin Mauriello)は、このアルバム限りで脱退しました。

ジャスティンは脱退後に「アイ・ヘイト・ケイト(I Hate Kate)」というバンドを結成しますが、そちらはパンク色が強くありません。

その後の活動からすると、ジャスティンはポップな音楽が好きな人のように思われます。

しかしこのアルバムはパンク色の強い作品です。

ちなみにアルバム名の「MFZB」とは「マザーファッキン・ゼブラヘッド・ビッチ!」の略とのこと。

ジャスティンは方向性の違いで、バンドを脱退することになりました。

そうした不一致はあったものの、私はこのアルバムが最高傑作だと思っています。

 

2位「Playmate of the Year」(アルバム:Playmate of the Year)

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■曲名:Playmate of the Year
■曲名邦題:プレイメイト・オブ・ザ・イヤー
■アルバム名:Playmate of the Year(2000年)
■アルバム名邦題:プレイメイト・オブ・ザ・イヤー
■動画リンク:「Playmate of the Year」

彼らのバンド名は直訳すると「シマウマの頭」。

なんでそんなバンド名にしたのか調べてみましたが、よく分かりませんでした。

ノリとか勢いで決めたのかもしれません。

ファンからは「ゼブラ」とか「シマウマ」とか呼ばれています。

彼らは能天気でおバカなイメージのバンドですが、それには出身地の影響もあるかもしれません。

彼らはカルフォルニアのオレンジ郡の出身です。

「オレンジ・カウンティ」は他にもオフスプリング(The Offspring)、NOFXなど独特のユーモアを感じさせる同種のバンドが多いように思います。

ユーモアと愛嬌、そんな風土はこのバンドにも受け継がれているかもしれません。

 

3位「Anthem」(アルバム:Broadcast to the World)

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■曲名:Anthem
■曲名邦題:アンセム
■アルバム名:Broadcast to the World(2006年)
■アルバム名邦題:ブロードキャスト・トゥ・ザ・ワールド
■動画リンク:「Anthem」

このアルバムの前ジャスティンが脱退し、新しいボーカルとしてマッティ・ルイス(Matty Lewis)が加入しました。

ジャスティンはバンドの顔だっただけに、後任は大変だったと思います。

しかしマッティは自らのパフォーマンスによって、ファンの不安を払拭していきました。

ジャスティンは高音に魅力のある人でしたが、マッティも負けてはいません。

ちなみに「Anthem」とは、代表するとか象徴する曲といった意味。

たとえば「ロック・アンセム」とは、クイーン(Queen)の「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」のように、ロックを代表する曲という意味です。

「Anthem」と名付けるからには、相当自信のあった曲なのでしょう。

 

4位「Call Your Friends」(アルバム:Call Your Friends)

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■曲名:Call Your Friends
■曲名邦題:コール・ユア・フレンズ
■アルバム名:Call Your Friends(2013年)
■アルバム名邦題:コール・ユア・フレンズ
■動画リンク:「Call Your Friends」

私がこのバンドを好きなのは、頭を空っぽにして楽しめるパーティ・ロックだからです。

この曲などは、特にパーティロック指数が高い曲かもしれません。

歌詞を読むと「がっつりパーティを楽しんでやるぜ。でもこんな最高の夜なのに、明日には忘れているんだろうな、クソっ」みたいな感じです。

PVを見ると、美女を呼んでホームパーティを開催しているようで、とても楽しそうではないでしょうか。

頭を空っぽにして楽しみたい方におすすめの曲です。

 

5位「Hell Yeah!」(アルバム:Phoenix)

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■曲名:Hell Yeah!
■曲名邦題:ヘルイェー!
■アルバム名:Phoenix(2008年)
■アルバム名邦題:フェニックス
■動画リンク:「Hell Yeah!」

ボーカルがマッティに交代して2作目からの選曲です。

当時のインタビューを読むと、活動が順調である様子が伝わってきます。

そのインタビューから引用しておきましょう。

Justinがいたとき、実は僕は居心地悪く感じていたんだ。

やっぱり最初の6年というのは、僕にとってあまりよくなかった時期なんじゃないかなと思っていて、Mattyが加入して新しいメンバーになったことで以前よりも楽しい時間が持てているし、ショウもいっぱいこなしているし、とってもいい感じなんだよね。

決してJustinを卑下するわけじゃなくて、今のバンドがとっても居心地よくいい感じでやっていけているんだよね。

INTERVIEW ZEBRAHEAD

「最初の6年」とはバンドを結成してから、「Playmate of the Year」ぐらいの時期です。

つまりジャスティンが在籍していた時期ということ。

しかしこの頃には新体制が軌道に乗っていたようですね。

アルバム・タイトルも「不死鳥」を意味する「Phoenix」ですし。

 

6位「Someday」(アルバム:Waste of Mind)

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■曲名:Someday
■曲名邦題:サムデイ
■アルバム名:Waste of Mind(1998年)
■アルバム名邦題:ウェイスト・オブ・マインド
■動画リンク:「Someday」

ファースト・アルバムからの選曲です。

彼らはインディーズでアルバムを1枚出した後に、この作品でメジャー・デビューをはたしています。

彼らは「Playmate of the Year」「MFZB」が代表作と言われていて、私も異論はありません。

ただこの頃の彼らはまだ個性を確立していませんが、その時期特有の魅力を感じます。

このアルバムには以下のヒット曲が収録されています。

Zebrahead – Get Back

 

7位「Rescue Me」(アルバム:MFZB)

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■曲名:Rescue Me
■曲名邦題:レスキュー・ミー
■アルバム名:MFZB(2003年)
■アルバム名邦題:MFZB
■動画リンク:「Rescue Me」

このバンドはミクスチャー・ロックに分類されることが多いかもしれません。

ミクスチャーのバンドは、ロックとHIPHOPの比率が、バンドや時期によって異なるように思います。

彼らの場合は、このアルバムからロック色を強めてきたように感じます。

彼らはミクスチャーである前に、ロック・バンドとしての基礎がしっかりしています。

特にギターのグレッグ・バーグドルフ(Greg Bergdorf)は演奏面のキーマンで、彼がこのバンドを引っ張っていました。

グレッグのギターは、パンク・スタイルの演奏ばかりではありません。

ヘビメタっぽいプレイがあったり、時にメロウなフレーズを差し込んできたりなど、多様なプレイを得意とする人です。

まずロック・バンドとしての基礎がしっかりしていて、更にアリ・タバタビィ(Ali Tabatabaee)という優秀なラッパーがいることが、このバンドの強みでした。

 

8位「What’s Goin’ On?」(アルバム:Playmate of the Year)

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■曲名:What’s Goin’ On?
■曲名邦題:ワッツ・ゴーイン・オン
■アルバム名:Playmate of the Year(2000年)
■アルバム名邦題:プレイメイト・オブ・ザ・イヤー
■動画リンク:「What’s Goin’ On?」

このバンドは基本的にアッパー系で、バラードはほとんどありません。

この曲はバラードではありませんが、緩急の緩の部分を代表する曲といえるかもしれません。

彼らはメロコアのバンドと同じように、同じような曲ばかりと非難されることがあります。

私はそれなりに変化があると思いますが。

ただこの曲のようにミドルテンポのメロウな曲が、もう少し多めだったらいいのにと思うことはあります。

さてこのアルバム・ジャケットは、女性が草刈り機らしきものを持っていますね。

この女性は、2000年にプレイメイト・オブ・ジ・イヤーに選ばれたジョディ・アン・パターソンという人です。

サイボーグ的な姿と風景のミスマッチのせいか、なかなか面白いジャケットだと思います。

 

9位「Nudist Priest」(アルバム:Get Nice!)

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■曲名:Nudist Priest
■曲名邦題:ヌーディスト・プリースト
■アルバム名:Get Nice!(2011年)
■アルバム名邦題:ゲット・ナイス!
■動画リンク:「Nudist Priest」

私は中学生ぐらいの時、パンクにはまっていました。

当時私が聞いていたパンク・バンドは、メロディがなくて当然どころが不要みたいな曲ばかりでした。

当時はコーヒーはブラックが一番みたいな強がりで聞いていたかもしれません。

しかしコーヒーにお砂糖を加えようになるかのように、次第にメロディの良い曲を聞きたくなりました。

その後私はメロコアも聞くようになりました。

このバンドは私にとって、極上のハンバーガーみたいな存在です。

この曲も音楽にがっつきたい時、最高に満たしてくれます。

 

10位「All My Friends Are Nobodies」(アルバム:Brain Invaders)

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■曲名:All My Friends Are Nobodies
■曲名邦題:オール・マイ・フレンズ・アー・ノーバディーズ ~何者でもない友たちよ)
■アルバム名:Brain Invaders(2019年)
■アルバム名邦題:ブレイン・インベーダー ~脳内ジャック)
■動画リンク:「All My Friends Are Nobodies」

彼らは日本での人気が高いと言われています。

このアルバムからはavex trax(エイベックス トラックス)と契約しています。

そのせいか日本盤にはE-Girlsの曲のカバーが、ボーナストラックとして収録されています。

その曲は日本語で歌われていますが、日本語の発音がの良すぎてゼブラとは思えません(笑)

リンクを貼っておきましょう。

Zebrahead /「Follow Me」 Lyric Video (Short Version) ~日本語~

日本ではメロコアを好むファンが多いと言われています。

メロコアを好む層は、良いメロディを持った曲はきちんと認めてくれるもの。

彼らの強みは良い曲が書けることですが、日本にはそれを評価するリスナーが沢山います。

 

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