今回はライオネル・リッチーのランキングを作成しました。
彼は一時期マイケル・ジャクソンと比較されるほど大きな存在でした。
残念ながらその人気は長続きしませんでしたが、20年後に彼は第2のピークを迎えています。
この記事ではその2つの時期を中心に選曲しました。
文章を動画にしたYoutubeラジオもご用意しています。
- 1 1位「Endless Love(with Diana Ross)」(アルバム:Back To Front)
- 2 2位「Truly」(アルバム:Lionel Richie)
- 3 3位「You Are」(アルバム:Lionel Richie)
- 4 4位「I Call It Love」(アルバム:Coming Home)
- 5 5位「Eternity」(アルバム:Just Go)
- 6 6位「All Night Long (All Night)」(アルバム:Can’t Slow Down)
- 7 7位「Tonight」(アルバム:Renaissance)
- 8 8位「I’m in Love」(アルバム:Just Go)
- 9 9位「My Love」(アルバム:Lionel Richie)
- 10 10位「We Are The World」(アルバム:Hello from Las Vegas)
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1位「Endless Love(with Diana Ross)」(アルバム:Back To Front)

■曲名:Endless Love(with Diana Ross)
■曲名邦題:エンドレス・ラブ(ウィズ ダイアナ・ロス)
■アルバム名:Back To Front(1992年)
■アルバム名邦題:バック・トゥ・フロント/ライオネル・リッチー・グレイテスト・ヒッツ
■動画リンク:「Endless Love(with Diana Ross)」
ダイアナ・ロスとのデュエット曲です。
この曲はフランコ・ゼフィレッリ監督の映画「エンドレス・ラブ(Endless Love)」の主題歌。
1981年のアカデミー賞で、主題歌賞にノミネートされました。
ちなみに同年主題歌賞を受賞したのは、クリストファークロス(Christopher Cross)の「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s Theme(Best That You Can Do))」です。
しかしその後この曲は、以下のように評価されています。
アメリカビルボード社が10年間の統計でヒット曲に順位を付ける『イヤー・オブ・ディケイド・チャート』の1980年から1989年においても2位にランクインしている[2]。
この曲は1980年代全体で2位なのですね。
かなりのロングセラーだったと思われますが、そのあたりが影響しているのかもしれません。
2位「Truly」(アルバム:Lionel Richie)

■曲名:Truly
■曲名邦題:トゥルーリー(愛と測りあえるほどに)
■アルバム名:Lionel Richie(1982年)
■アルバム名邦題:ライオネル・リッチー
■動画リンク:「Truly」
彼はコモドアーズ(The Commodores)というグループのメンバーでした。
当初コモドアーズは、ファンク・バンドとしてスタートしています。
しかし彼の存在が高まるにつれて、徐々に音楽性が変化していきました。
「永遠の人に捧げる歌(Three Times A Lady)」や「イージー(Easy)」など、彼のバラードは軒並みヒットを記録しました。
彼はソロ名義で「Endless Love」を大ヒットさせると、満を持してバンドから独立しています。
このファースト・アルバムでは、コモドアーズのバラード路線が継承されています。
当時の彼は、作曲家としてもピークを迎えていました。
「Endless Love」も彼が書いた曲ですし、ケニー・ロジャース(Kenny Rogers)に提供した「レイディ(Lady)」も1位を記録しています。
あの「We Are The World」でも共作者に名を連ねています。
彼はソングライターとしても一流の存在でした。
3位「You Are」(アルバム:Lionel Richie)

■曲名:You Are
■曲名邦題:ユー・アー
■アルバム名:Lionel Richie(1982年)
■アルバム名邦題:ライオネル・リッチー
■動画リンク:「You Are」
私の好みで選んだら、この曲が1位です。
一般的に彼はバラードが得意なシンガー、いわゆるバラディアーだと認識されています。
ただこの曲を聞く限り、ミディアム・ナンバーの歌も絶品ですね。
「All Night Long (All Night)」やこの曲では、適度に肩の力が抜けた、軽妙洒脱な歌を聞かせてくれました。
このアルバムはブラック・コンテンポラリー、いわゆるブラコンと呼ばれる作品です。
もう1曲、同じタイプの曲をご紹介しましょう。
Lionel Richie – Serves You Right
ソロ・デビュー初期の彼が成功した要因は、まずバラードがすばらしいこと。
加えて、彼の歌い方とブラコン色の強いサウンドとの相性が良かったことが大きかったと思います。
4位「I Call It Love」(アルバム:Coming Home)

■曲名:I Call It Love
■曲名邦題:アイ・コール・イット・ラヴ
■アルバム名:Coming Home(2006年)
■アルバム名邦題:カミング・ホーム
※ジャケットはシングルのもの
■動画リンク:「I Call It Love」
現在この人は過去の人みたいに思われているかもしれません。
実際1986年の3作目「セイ・ユー、セイ・ミー(Dancing on the Ceiling)」までが、この人の全盛期だといえるでしょう。
その後の彼は低迷期が続きました。
しかし20年後、突如として彼は復活を遂げました。
2006年にリリースされたこのアルバムは、アルバム・チャートで6位のヒットを記録しています。
ジャケットも若々しくて、年月の経過を感じさせませんね。
むしろソロ・デビュー時よりも、若いとさえ感じるほど。
その一方彼の歌はさらに成熟の度を深め、この洗練されたアレンジにも自然に溶け込んでいます。
5位「Eternity」(アルバム:Just Go)

■曲名:Eternity
■曲名邦題:エターニティ
■アルバム名:Just Go(2009年)
■アルバム名邦題:ジャスト・ゴー
■動画リンク:「Eternity」
とかく彼のボーカルは黒くないと言われます。
そのせいか古参のソウル・ミュージック・ファンからは、それほど高く評価されていないかもしれません。
ただ1980年代は、彼のように黒さを強調しないシンガーが増えました。
ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)も、そうした1人かもしれません。
ピーター・バラカンもホイットニーの歌に違和感があると書いていました。
しかし長い年月が経過した今改めて聞くと、ホイットニーやライオネル・リッチーを、黒いと感じるから不思議です。
たとえばこの曲などはいかがでしょうか。
後半の分厚いコーラスを背負った彼の歌には、ゴスペル的でディープな高揚感があります。
6位「All Night Long (All Night)」(アルバム:Can’t Slow Down)

■曲名:All Night Long (All Night)
■曲名邦題:オール・ナイト・ロング
■アルバム名:Can’t Slow Down(1983年)
■アルバム名邦題:オール・ナイト・ロング
■動画リンク:「All Night Long (All Night)」
この曲はシングル・バージョンの方でご紹介しました。
当時彼の人気はすさまじいものがありました。
全世界アルバムトータルセールスは、1億枚以上を誇る[1]。
全盛期こそ短かったものの、短期間にすさまじく売れたのですね。
更にこのアルバムは、大ヒットした前作の倍の売り上げを記録しています。
アルバムの名前「Can’t Slow Down」は、「スローダウンできない」という意味。
人気の過熱ぶりをよく表しているアルバム名ではないでしょうか。
実際彼の最高傑作は、前作の「Lionel Richie」かこのアルバムだと思います。
ちなみに次作のアルバム名「Dancing on the Ceiling」は「天井の上で踊る」という意味です。
どうやら行き着くところまで行ったようですね(笑)。
この曲には当時の栄光の残り香りを感じます。
7位「Tonight」(アルバム:Renaissance)

■曲名:Tonight
■曲名邦題:トゥナイト
■アルバム名:Renaissance(2000年)
■アルバム名邦題:ルネッサンス
■動画リンク:「Tonight」
しかし彼の人気は長続きしませんでした。
低落の兆しは3作目「Dancing on the Ceiling」から始まりました。
そのアルバムからのシングルは当初ヒットしたものの、次第に以前ほど売れなくなっていきました。
その傾向は次作のベスト盤「Back To Front」で、更に拍車がかかっています。
ベスト盤とはいえ冒頭の3曲は新曲で、コモドアーズ時代の大ヒット曲も収録しており、かなり力を入れていたことがうかがえます。
1位に選んだ「Endless Love」も入っていますし。
しかしそこからのシングル・カットは、どれも小ヒット止まりでした。
その後長い低迷期の後、心機一転リリースしたのが、この「Renaissance」。
「再生」や「復活」を意味するアルバム名通り、かなりの意欲作です。
もう1曲ご紹介しておきましょう。
この後彼は「Coming Home」で2度目のピークを迎えました。
8位「I’m in Love」(アルバム:Just Go)

■曲名:I’m in Love
■曲名邦題:アイム・イン・ラヴ
■アルバム名:Just Go(2009年)
■アルバム名邦題:ジャスト・ゴー
■動画リンク:「I’m in Love」
このアルバムは大ヒット・アルバム「Coming Home」の次作です。
内容的にもすばらしい出来で、好調を維持したようですね。
この後2012年にリリースされた「Tuskegee」は、様々なゲストと共演したセルフ・カバー・アルバム。
そうした企画アルバムはキャリアの最晩年によくあります。
つまり2009年にリリースされたこの「Just Go」は、スタジオ・アルバムとしては最新作ということになります。
もしかしたら、ラスト・アルバムになるかもしれません。
私はこのブログを書く中で、様々なアーティストのキャリアを追いかけてきました。
中には終始順調な人もいますが、ほとんどの人は浮き沈みを経験しています。
ただ地力のあるアーティストは、一時期低迷しても復活することが多いかもしれません。
この人のように。
私はこの記事で復活した後の曲を紹介したいと思いました。
9位「My Love」(アルバム:Lionel Richie)

■曲名:My Love
■曲名邦題:マイ・ラヴ
■アルバム名:Lionel Richie(1982年)
■アルバム名邦題:ライオネル・リッチー
■動画リンク:「My Love」
初期の彼はバラードのヒット曲を連発していました。
当時の有名曲を2曲ご紹介しておきましょう。
Lionel Richie – Hello
Lionel Richie – Say You, Say Me
「セイ・ユー、セイ・ミー(Say You, Say Me)」は、映画「ホワイトナイツ/白夜(White Nights)」の主題曲です。
ただこれらの成功体験は、後に彼にとって呪縛になったかもしれません。
その後「ラウダー・ザン・ワーズ(Louder Than Words)」と「タイム(Time)」の2枚のアルバムでは、更にスロー偏重になりました。
そのせいか地味な印象が強まり、セールス的にも下降線をたどりました。
確かに彼のバラードは絶品ですが、それを活かすにはバランス感覚が求められるかもしれません。
その後の復活劇は、以前ほどスローに偏らなかったことが影響したように思います。
10位「We Are The World」(アルバム:Hello from Las Vegas)

■曲名:We Are The World
■曲名邦題:ウィ・アー・ザ・ワールド
■アルバム名:Hello from Las Vegas(2019年)
■アルバム名邦題:ハロー・フロム・ラス・ヴェガス
■動画リンク:「We Are The World」
この曲をご存知の方は少なくないと思います。
アフリカの飢餓を救う為に、アメリカの人気アーティストが集結してつくられたチャリティ・ソングです。
この曲は、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の共作。
彼はこのライブ・アルバムで、この曲をセルフ・カバーしました。
ちなみにこの曲はマイケル・ジャクソンが歌ったバージョンもあって、以下の記事でご紹介しました。
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の名曲名盤20選
若い頃のライオネル・リッチーは、キリスト教の司祭になることを考えていたそうです。
迷った末に彼は音楽の道を選びました。
ただ彼は音楽の道に進んでも、人々を救いたかったのですね。
この曲での彼は、熱く教えを説く牧師のように熱唱しています。
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