今回はカニエ・ウェストのランキングを作成しました。
この人はR&B的HIPHOPのイメージが強い人かもしれません。
しかし初期の三部作以降は様々なスタイルのアルバムを発表し、その都度リスナーを驚かせてくれました。
今回はその変遷を追いかけてみました。
この人はラッパーとしては一流とはいえないかもしれません。
しかしそれにも関わらず、HIPHOPの歴史において極太で名前が刻まれるべき人だと思います。
おそらくこのランキングを聞き終わった方は、その理由が分かっていただけるのではないでしょうか。
- 1 1位 「Stronger」(アルバム:Graduation)
- 2 2位 「Runaway」(アルバム:My Beautiful Dark Twisted Fantasy)
- 3 3位 「Family Business」(アルバム:The College Dropout)
- 4 4位 「Devil in a New Dress」(アルバム:My Beautiful Dark Twisted Fantasy)
- 5 5位 「On Sight」(アルバム:Yeezus)
- 6 6位 「Heard ‘Em Say」(アルバム:Late Registration)
- 7 7位 「Flashing Lights」(アルバム:Graduation)
- 8 8位 「Highlights」(アルバム:The Life of Pablo)
- 9 9位 「Paranoid」(アルバム:808s & Heartbreak)
- 10 10位 「Only One」(シングルオンリー)
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1位 「Stronger」(アルバム:Graduation)
■アーティスト名:Kanye West
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト
■曲名:Stronger
■曲名邦題:ストロンガー
■アルバム名:Graduation
■アルバム名邦題:グラデュエーション
■動画リンク:「Stronger」
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最初にこの曲を聞いた時は、かなりの衝撃を受けました。
これまでロックファンは、幾度となくHIPHOPの道に進むきっかけがあったように思います。
パブリック・エナミー(Public Enemy)、エミネム(Eminem)、そしてこの曲などもロックファンをHIPHOPに誘ったであろうことは想像に難くありません。
この曲を聞いてダフト・パンク(Daft Punk)っぽいと思った人、大当たりです。
私もダフト・パンクっぽいと思ったものの、どの曲が元ネタかは思い当たりませんでした。
この機会にと調べたところ、どうやらこの曲みたいですね。
Daft Punk - Harder, Better, Faster, Stronger
言われてみればと確かにその通りだと思いますが、かなり加工しているので、少し分かりにくいかもしれません。
サンプリング元も名曲ですが、この曲はそれすらしのぎそうな名曲です。
さて話題は変わりますが、ふと思いつきで、この人と愛知県蟹江町との間に何かおもしろい繋がりがないか調べてみました。
するとこんな記事が見つかりました。
蟹江町の西にカニエ・ウェストを探しに行く :: デイリーポータルZ
カニエ・ウェストって、蟹江西ですよね。
この記事では司法書士の人が、蟹江町の西にカニエ・ウェストのこん跡を探しに行っています。
頭脳明晰な人の軽すぎるノリ。
私はこういうノリが大大大好きです。
詳しくはぜひ上記の記事をご覧になってみてください。
2位 「Runaway」(アルバム:My Beautiful Dark Twisted Fantasy)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Pusha T)
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. プッシャ・T)
■曲名:Runaway
■曲名邦題:ランナウェイ
■アルバム名:My Beautiful Dark Twisted Fantasy
■アルバム名邦題:マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー
■動画リンク:「Runaway」
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偉大なアーティストの中には、ピークの時期が長い人がいます。
この人はデビューアルバムこそ2位止まりでしたが、その後は8作連続でアルバムチャートの1位を獲得しています。
このアルバムは5作目ですが、彼の最高傑作と名高い作品です。
前作で獲得した音の深みやシリアスな要素を、アートとして昇華した音づくりが圧巻です。
特にこの曲は8分超えと長い曲ですが、後半の歪んだギターもすばらしく全くあきさせません。
またこの曲はプロモーションビデオに注目です。
多くのバレリーナが群舞で表現する世界は大変美しく、これまで私が見てきたPVの中でも、確実にベストテンに入る作品です。
彼女たちの動きは美しいだけではありません。
4:46のところで薄汚れたトゥシューズが出てきますが、それはまるで答え合わせのようです。
このアルバムタイトルは「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」つまり「私の美しいけれど、暗くねじれたファンタジー」
アルバムのラストは「Who Will Survive in America」つまり「アメリカでは誰が生き残るのか」という曲で締めくくられています。
私がこのアルバムから読み取ったストーリーは、以下のようなものです。
現実の世界は醜く汚れた部分も含んでいる。それが人間というものだろう。
美しいだけの世界なんてうそくさいし、そもそも嫌いだ。
しかし今のアメリカも愛せない。
そんなアメリカで、一体誰が生き残ることができるというのだろうか。
3位 「Family Business」(アルバム:The College Dropout)
■アーティスト名:Kanye West
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト
■曲名:Family Business
■曲名邦題:ファミリー・ビジネス
■アルバム名:The College Dropout
■アルバム名邦題:ザ・カレッジ・ドロップアウト
■動画リンク:「Family Business」
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ファーストアルバムからの選曲です。
この当時彼は既に有名な存在でした。
ジェイ・Z(Jay-Z)のアルバム「ザ・ブループリント(The Blueprint)」やアリシア・キーズ(Alicia Keys)の名曲「ユー ・ドント・ノウ・マイ・ネーム (You Don’t Know My Name)」のプロデュースを手掛けていました。
後者ではグラミー賞のベストR&Bソングを受賞しています。
しかしこのアルバムのリリースによって、彼の人気は更に加速していきました。
このアルバムは全米2位を記録し、同年のLIVE 8への出演を果たしたほか、2005年の米タイム誌「今日最も影響力の強い100人」の一人に選定された。第47回グラミー賞ではアーティスト、ソングライター、プロデューサーとして合計10のノミネーションを得て、3部門を受賞[3]。
この年、カニエはデフ・ジャムの傘下に自主レーベルのGOOD Musicを創設した。
もちろんそれらはすべて音楽のすばらしさから派生しています。
このアルバムでは他にも「オール・フォールズ・ダウン(All Falls Down)」や、チャカ・カーン(Chaka Khan)の「スルー・ザ・ファイア(Through the Fire)」を早回しで使った「スルー・ザ・ワイヤー(Through The Wire)」など名曲ぞろいです。
4位 「Devil in a New Dress」(アルバム:My Beautiful Dark Twisted Fantasy)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Rick Ross)
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. リック・ロス)
■曲名:Devil in a New Dress
■曲名邦題:デヴィル・イン・ア・ニュー・ドレス
■アルバム名:My Beautiful Dark Twisted Fantasy
■アルバム名邦題:マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー
■動画リンク:「Devil in a New Dress」
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このアルバムは大変評価の高い作品です。
アルバムは批評家から2010年代を代表する作品と評されており、音楽メディアが発表する2010年代のベストアルバムのリストでComplex、A.V. Club、New York Post、Odyssey、Rolling Stoneが1位に、Pitchforkは2位に、Stereogumは4位にこのアルバムを選んだ。
その年のベストというのを超えて、多くのメディアで2010年代を代表するアルバムの1位を獲得しているのですね。
私もこのアルバムがカニエの代表作だと思います。
ずば抜けていると思いますし、この作品なしのカニエは考えられません。
「明日なき暴走(Born to Run)」のないブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)、「ホテル・カルフォルニア(Hotel California)」のないイーグルス(The Eagles)みたいなものです。
これがなくても偉大なアーティストといえるでしょうが、あるとないとでは大違いです。
野球でたとえると、3点リードで迎えた9回に飛び出したダメ押しの満塁ホームランみたいなもの。
もしカニエのアルバムを1枚買うとしたら、これをおすすめいたします。
5位 「On Sight」(アルバム:Yeezus)
■アーティスト名:Kanye West
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト
■曲名:On Sight
■曲名邦題:オン・サイト
■アルバム名:Yeezus
■アルバム名邦題:イーザス
■動画リンク:「On Sight」
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このアルバムはおそらく彼のアルバムの中でも最も異色の作品でしょう。
この曲ではダフト・パンクがプロデュースしていますが、即物的でエレクトロな方面に振り切れています。
ジャーマンプログレの系譜を受け継ぐ、甘さひかえめな音。
その大胆さは、暴力的とさえいえるかもしれません。
この曲以外では同じくダフト・パンクがプロデュースした「ブラック・スキンヘッド(Black Skinhead)」、TNGHTがプロデュースした「ブラッド・オン・ザ・リーヴス(Blood On The Leaves)」なども最高の曲です。
アルバムを通してまるでトレント・レズナー(Trent Reznor)を思わせるような、インダストリアルなサウンドが刺激的です。
カニエは最初の3枚では売れ線のサウンドで、しっかり地位を固めました。
しかしその後は毎回アルバムのアプローチを変えていて、しかもその都度変化を成功させています。
そういう挑戦する姿勢がこの人の魅力でした。
今回私は近年の作品から曲を選んでいませんが、最近は少し音楽が保守的になっている点が気になります。
決して悪くはないけれど、ひらめきに欠けるような気がするのですね。
近年の彼は宗教や政治などに関心が移っているようで、大統領選挙への出馬など音楽以外で話題を提供しています。
また野心的な作品を発表してくれればいいのですけどね。
6位 「Heard ‘Em Say」(アルバム:Late Registration)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Adam Levine of Maroon 5)
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. アダム・レヴィーン of マルーン5)
■曲名:Heard ‘Em Say
■曲名邦題:ハード・エム・セイ
■アルバム名:Late Registration
■アルバム名邦題:レイト・レジストレーション
■動画リンク:「Heard ‘Em Say」
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このアルバムではマルーン5のアダム・レヴィーン(Adam Levine)と共演しています。
神ボーカル、アダムの歌は破壊力抜群です。
言っては悪いですが、カニエは食われてしまっていませんかと言いたくならないでしょうか。
ただこの人は元々プロデューサーが本職でしたので、結果が良ければ全て良しと思っているのかもしれませんが。
またこのアルバムでは、ジョン・ブライオン(Jon Brion)と組んだことも話題となりました。
ジョンはルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)のファーストアルバムやフィオナ・アップル(Fiona Apple)の「真実(When the Pawn…)などのプロデュースを手掛けた人です。
ただ私は彼のベストワークは、ジャズ・ピアニストであるブラッド・メルドー(Brad Mehldau)との仕事だと思います。
特に「ハイウェイ・ライダー(Highway Rider)」というアルバムは、世紀の大傑作といえる出来です。
さてカニエとのこの曲では、ピアノの使い方がとても印象的です。
このあたりはピアノの使い方に長けているジョンの功績かなという気がします。
おそらくカニエは俯瞰的な視点を持っている人なのでしょう。
外部からすぐれた人材を招聘し、トータルで良い音楽をつくりあげるマネジメントにすぐれている人ではないでしょうか。
7位 「Flashing Lights」(アルバム:Graduation)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Dwele)
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. ドゥウェレ)
■曲名:Flashing Lights
■曲名邦題:フラッシング・ライツ
■アルバム名:Graduation
■アルバム名邦題:グラデュエーション
■動画リンク:「Flashing Lights」
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このアルバムまでの初期の3枚は「大学三部作」と言われます。
アルバムタイトルを順に並べると、
大学中退→履修登録遅延→卒業
という流れですが、カニエは中退ですから実際には卒業していません。
さてその仕上げといえるこのジャケットは、現代アートの旗手、村上隆が手掛けています。
ジャケットの熊の名前は「Dropout Bear」つまり「落ちこぼれの熊」
ちなみにウィキペディアでは彼がプロデューサーとして多忙になってから、大学を中退したと書かれています。
ただ時系列で整理すると、それは事実ではありません。
カニエは20歳の時に大学を退学していますが、逆算すると1997年か1998年に大学を退学したことになります。
ディスコグラフィーを確認すると、その頃のカニエはまだ売れっ子ではなかったことが明らかです。
つまりまだ自分がまだ海のものか山のものか分からない段階で、大学を辞めてしまったのですね。
成功していなかったら、ただの大学中退者で終わったかもしれません。
だから「落ちこぼれの熊」と表現したのだと思われます。
その後音楽の道で生き延びようと奮闘し、ジェイ・Zに起用されてあたりから、ようやくスターダムを駆け上るチャンスをつかみました。
その意味で、大学から熊が飛び出ようとするこのアルバムジャケットは大変秀逸です。
この曲もシンセサイザーの音色がとても魅力的な曲に仕上がっていますね。
8位 「Highlights」(アルバム:The Life of Pablo)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Velous)
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. ヴェラス)
■曲名:Highlights
■曲名邦題:ハイライツ
■アルバム名:The Life of Pablo
■アルバム名邦題:ザ・ライフ・オブ・パブロ
■動画リンク:「Highlights」
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※ダウンロードのみ
このアルバムはサブスクリプションや、音楽配信サービスのみでリリースされています。
従ってCD媒体としては入手することはできません。
リリースされた2016年時点でアメリカは、CDを買って音楽を楽しむ人が少数派になりつつありました。
時代の流れを読むのに長けているカニエのことですから、先を見越しての布石を打ったのかもしれません。
実はその動きの兆候は前作「Yeezus」の頃から伺えました。
通常はアルバムをリリースする前に、先行シングルが発売されます。
そのシングルで話題を集めて、アルバムのセールスへと繋げるというわけです。
しかし「Yeezus」では、先行シングルはありませんでした。
また「Yeezus」ではアルバムジャケットとなるブックレットが入っていませんでした。
つまりプラケースにCDが入っているだけという状態。
まるで「CDは単に音の入ったディスクというだけだろう」と言わんばかりですよね。
更には近作の2枚のアルバム「イェー(Ye)」「キッズ・シー・ゴースツ(Kids See Ghosts)」は、どちらも収録時間が24分弱でした。
その長さのCDを、アルバム価格で買うことにためらいを覚える人は少なくないでしょう。
もしかしたらサブスクで聞けばいいじゃないかと思っているとか、CDに70分以上の音楽を詰め込むことに懐疑的になっているとか。
どちらにしてもCDとかアルバムというものに対する意欲は下がっているような気がします。
とはいこの曲の時期はまだ意欲が感じられていて、特にこの曲は聞き逃せません。
1:15のキメの後、ヴェラスのラップがとてもすばらしいです。
9位 「Paranoid」(アルバム:808s & Heartbreak)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Mr. Hudson)
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. Mr.ハドソン)
■曲名:Paranoid
■曲名邦題:パラノイド
■アルバム名:808s & Heartbreak
■アルバム名邦題:808’s & ハートブレイク
■動画リンク:「Paranoid」
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このアルバムは「808s & Heartbreak」というタイトルが付けられています。
「808s」とは、このアルバムで使用されたリズムマシン「ローランド・TR-808」のことです。
そして「Heartbreak」とは、2つの別れを指し示しています。
1つは、婚約者であったアレクシス・ファイファー(Alexis Pfeiffer)との破局。
もう1つは、カニエの母、ドンダ・ウェスト(Donda West)との死別です。
母親はカニエが3歳の時に離婚してから、子育てしながら大学の博士号を取得した才女でした。
このアルバムは彼の精神状態を表しているかのように、これまでの作風とはかなり違ったアルバムに仕上がっています。
今回は全体にテンションが低めで、サウンドもアンビニエントというか、それほど派手な音使いではありません。
今回ご紹介した曲は従来のタイプの曲ですが、新しい作風の曲では「バッド・ニュース(Bad News)」あたりがおすすめです。
少し沈鬱な曲ですが、以前の曲よりも陰影に富んでいて、これまでとは違う魅力が感じられます。
このアルバムで獲得した深みは、その後の彼の分岐点であったかもしれません。
10位 「Only One」(シングルオンリー)
■アーティスト名:Kanye West (feat. Paul McCartney )
■アーティスト名カナ:カニエ・ウェスト (feat. ポール・マッカートニー)
■曲名:Only One
■曲名邦題:オンリー・ワン
■動画リンク:「Only One」
彼は2008年の「808s & Heartbreak」ぐらいから、シンガー色を強めてきたように思います。
私が遅ればせながら彼のシンガーとしての魅力に気付いたのは2011年の「Watch the Throne」に入っている「Made in America (featuring Frank Ocean)」あたりでした。
この曲がリリースされた2014年には、更に歌の表現力が増してきたように思います。
この人はよくネタにされるように、ラッパーとしてはそれほどではありません。
少なくともストリートのMCバトルで勝てるタイプではないでしょう。
私は歌手としての方が、魅力を感じます。
この曲では、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が、エレクトリック・ピアノとバック・ボーカルで参加しています。
ポールとはこの後も「フォー・ファイヴ・セカンズ(Four Five Seconds)」という曲で共演し、大ヒットを記録しました。
意外と相性が良さそうですね。
さてこの曲のタイトルは「オンリー・ワン」つまり「唯一の存在」
カニエの母は、2007年に58歳の若さで亡くなっています。
カニエはその翌年に当時の婚約者と破局し、その後様々な恋愛を経て2013年にキム・カーダシアン(Kim Kardashian)との間に、初めての子供を授かっています。
さてこの曲では母親らしき声の主が、カニエにこう語りかけています。
あなたは私の唯一の存在よ。それを忘れないでほしいと。
そして神様があなたに天使を送ると言っていたと。
2013年にカニエは初めての子供、ノース・ウェスト(North West)を授かりました。
この曲の形式は少し凝っています。
母親がカニエに言い聞かせるという形式をとって、カニエは生まれたばかりの子供に、自分が唯一の存在だということを伝えようとしています。
動画に歌詞が記載されていますから、興味のある方は動画にてどうぞ。
1人の人間カニエ・ウェストの心情が伝わってくる、すばらしいリリックだと思います。
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