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ザ・モンキーズ(The Monkees)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はザ・モンキーズのランキングを作成しました。

このバンドは、一度自分の中で再確認しておきたいと思っていました。

というのは、単なるつくりもののアイドルグループでは収まりきらない魅力があるように思われたからです。

その結果がこのランキングです。

名前だけは知っているという方も、ぜひ聞いてみてください。

 

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1位「Daydream Believer」(アルバム:The Birds, The Bees & The Monkees)

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■曲名:Daydream Believer
■曲名邦題:デイドリーム・ビリーバー
■アルバム名:The Birds, The Bees & The Monkees
■アルバム名邦題:小鳥と蜂とモンキーズ
■動画リンク:「Daydream Believer」
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この曲の作者は、キングストン・トリオ(Kingston Trio)のジョン・スチュワート(John Stewart)です。

しかし最初は作者自身も、それほど良い出来とは思わなかったそうです。

仕事として、とりあえず書いてみましたという感じだったとか。

一応はスパーキー・アンド・アワ・ギャング(Spanky and Our Gang)にも提案してみたようですが、案の定採用されませんでした。

ただ唯一当時のモンキーズのプロデューサーを務めていたチップ・ダグラス(Chip Douglas)だけが気に入ったんだそうです。

しかしボーカルのデイビー・ジョーンズ(Davy Jones)もこの曲が気に入らず、ふてくされてレコーディングしたという逸話が残っています。

また当時所属していたRCAレコードも、それほど高く評価していませんでした。

それが今や彼らの最大の定番曲です。

ただ一人チップ・ダグラスだけが、この曲の可能性を見抜いていたのですね。

大変なグッジョブではないでしょうか。

 

2位「Saturday’s Child」(アルバム:The Monkees)

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■曲名:Saturday’s Child
■曲名邦題:土曜日の子供
■アルバム名:The Monkees
■アルバム名邦題:恋の終列車
■動画リンク:「Saturday’s Child」
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ファースト・アルバムからの選曲です。

このバンドをベスト盤で済ませている方も多いかもしれません。

実際CD屋で彼らのコーナーを見ると、ベスト盤ばかりというケースも少なくありませんし。

しかし私はアルバム単位でチェックする価値があるバンドだと思っています。

ちなみにこの曲は、シングルカットされていません。

ファースト・アルバムでは「(Theme From) The Monkees」も有名ですが、それも実はシングル・カットされていません。

まあそちらは有名曲なのでベスト盤に入っていますし、日本ではシングルになっていますが。

今回のランキングでは、シングル以外の曲が半数を占めています。

踏み込んで聞いても、聞きごたえがあるバンドだと思います。

 

3位「Randy Scouse Git」(アルバム:Headquarters)

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■曲名:Randy Scouse Git
■曲名邦題:ランディ・スカウス・ギット
■アルバム名:Headquarters
■アルバム名邦題:ヘッドクォーターズ(灰色の影)
■動画リンク:「Randy Scouse Git」
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初期の彼らは、プロデューサーとの関係に問題を抱えていました。

当時のプロデューサー、ドン・カーシュナー(Don Kirshner)は、あまりメンバーの意向をくみ取るタイプではなかったようです。

ある時、シングル予定の自曲が勝手に差し替えられたと知ったマイク・ネスミス(Mike Nesmith)は、記者会見を行い、プロデューサーの暴走ぶりをメディアに訴えました。

その結果ドン・カーシュナーは担当から外され、後任としてタートルズ(The Turtles)のチップ・ダグラス(Chip Douglas)がプロデューサーに就任しました。

チップはメンバーの意見を尊重するタイプだったようです。

結果として、このアルバムでは音楽の幅が一気に広がりました。

この曲はメンバーのミッキー・ドレンツ(Micky Dolenz)が書いた曲なのですが、初期にはこういう一面は封印されていたのですね。

オールドタイミーな曲調ですが、未整理な勢いみたいなものが感じられる曲です。

 

4位「Valleri」(アルバム:The Birds, The Bees & The Monkees)

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■曲名:Valleri
■曲名邦題:すてきなヴァレリ
■アルバム名:The Birds, The Bees & The Monkees
■アルバム名邦題:小鳥と蜂とモンキーズ
■動画リンク:「Valleri」
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私はこの曲をガレージロックの名コンピレーション「ナゲッツ(Nuggets – A Classic Collection From The Psychedelic Sixties)」で知りました。

このバンドには、自分達で演奏した曲とスタジオ・ミュージシャンが演奏した曲があります。

メンバーは、あまり演奏がうまいとはいえません。

ただ不思議とスタジオミュージシャンが参加した曲の方でも、アマチュアっぽいところが感じられます。

私は同時代のソフト・ロックが大好物ですが、その多くはもっと洗練されていてプロっぽいかもしれません。

しかし彼らの場合、プロの参加でも打ち消せないほど不器用な青くささみたいなものが残っているように感じます。

私はその不器用さに、彼らの本質を見る思いがします。

おそらくレニー・ケイ(LennyKaye)は、そこに注目したのでしょう。

ただのアイドルとしてしか見られていなかった彼らを、ガレージ・ロックのコンピに入れたレニーの慧眼は恐るべしではないでしょうか。

 

5位「Someday Man」(アルバム:Instant Replay)

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■曲名:Someday Man
■曲名邦題:サムディ・マン
■アルバム名:Instant Replay
■アルバム名邦題:インスタント・リプレイ
■動画リンク:「Someday Man」
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この曲はポール・ウィリアムズ(Paul Williams)が書いた曲です。

もしかしたらポール自身が再演したバージョンの方が有名かもしれません。

通常他人に提供する曲には、あまりメッセージ性や作家性を入れないものですが、この曲でポールは、自分のポリシーを歌詞に盛り込んでいます。

「Someday」とは「いつか」という意味。

この曲の主人公は、生き急いでいる人、生きる理由が探している人に対して「俺は急がないし、理由なんていつか見つかればいい」と訴えています。

明日は新しい日。何だって起こりえるんだ。
どんなことでも起こりえる。

このメッセージは、現代の方がより切実に感じられるかもしれません。

 

6位「(I’m Not Your) Steppin’ Stone」(アルバム:More of the Monkees)

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■曲名:(I’m Not Your) Steppin’ Stone
■曲名邦題:ステッピン・ストーン
■アルバム名:More of the Monkees
■アルバム名邦題:アイム・ア・ビリーバー
■動画リンク:「(I’m Not Your) Steppin’ Stone」
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セックス・ピストルズ(Sex Pistols)がカバーしたことで有名な曲です。

私はこのバージョンがオリジナルだと思っていましたが、ポール・リヴィア&ザ・レイダーズ(Paul Revere & the Raiders)の方が先みたいですね。

この曲がピストルズにカバーされたのは、曲の魅力もさることながら、歌詞が大きかったように思います。

「(I’m Not Your) Steppin’ Stone」とは「俺はお前の踏み台じゃない」という意味。

歌詞の内容もタイトルそのままです。

こんな曲を当時純粋なアイドルだった彼らが歌ったこと自体、興味深いかもしれません。

実は彼らは自分たちのアイドル的な立ち位置を嫌っていた形跡があります。

後に彼らは「ヘッド(Head)」という映画のサントラを発表しますが、そのアルバムでは前衛的でジャンクな音響がてんこ盛りでした。

彼らには、そういう型にはまらないところがあります。

余談ですが「Head」は、岡崎京子の「リバーズ・エッジ」というマンガに登場していたことでも有名です。

 

7位「She」(アルバム:More of the Monkees)

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■曲名:She
■曲名邦題:彼女
■アルバム名:More of the Monkees
■アルバム名邦題:アイム・ア・ビリーバー
■動画リンク:「She」
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初期の彼らを語る上で、トミー・ボイス & ボビー・ハート(Tommy Boyce and Bobby Hart)というソングライティング・チームの貢献を忘れることはできません。

初期のモンキーズは、様々な人から曲の提供を受けていました。

中でも決定的な曲を提供していたのが、この2人です。

初期の2枚から、2人が提供した曲をリストアップしてみましょう。

「(Theme From) The Monkees」
「I Wanna Be Free」
「Last Train to Clarksville」
「(I’m Not Your) Steppin’ Stone」

初期の代表曲は、ほぼ彼らによって提供されていたことが分かります。

この曲もその一つです。

トミー・ボイス & ボビー・ハートは自分たちのアルバムもすばらしい出来なので、初期モンキーズがお好きなら、そちらもぜひチェックしてみてください。

 

8位「Hard to Believe」(アルバム:Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.)

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■曲名:Hard to Believe
■曲名邦題:ハード・トゥー・ビリーヴ
■アルバム名:Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.
■アルバム名邦題:スターコレクター
■動画リンク:「Hard to Believe」
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私は彼らの全盛期は「Headquarters」「Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.」「The Birds, The Bees & The Monkees」の3枚だと思います。

彼らの個性が現れ始めて、それがセールス面に悪影響を与えず、うまく時代と折り合っていました。

そういう時は何をやってもうまくいくものです。

当時彼らは、自分たちの表現領域を広げようとしていましたが、その整理されていない感じすら魅力的でした。

先程述べたように、彼らは度々再評価されています。

その秘密は、彼らの音楽が意外と多様であることによるものかもしれません。

・つくりもの時代の良くできたポップス
・メンバーの個性が現れクセが出てきた曲
・ガレージロックやパンク的な先駆的な曲
・実験音楽とポップスを融合した曲

再評価される軸が沢山あるんですよね。

今回はその様々な面をご紹介しようと選曲してみましたが、はたして成功したかどうか。

 

9位「Me Without You」(アルバム:Instant Replay)

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■曲名:Me Without You
■曲名邦題:彼女なしには
■アルバム名:Instant Replay
■アルバム名邦題:インスタント・リプレイ
■動画リンク:「Me Without You」
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この頃バンドは低迷期に入りつつありました。

まずこの前にピーター・トーク(Peter Tork)がグループを去り、「ザ・モンキーズ・ショー」は1年前に終わっていました。

このアルバムも最高位32位止まりです。

この作品に収録された曲は、2年半前にレコーディングされていた曲なのだそうです。

そのせいか時代とのズレが、少し表面化してきたかもしれません。

この後彼らは意欲作「プレゼント (The Monkees Present)」「チェンジズ (Changes)」を発表するものの、低迷に歯止めがかからず解散してしまいます。

その後の活動で興味深いのは「ゼン・アンド・ナウ…ザ・ベスト・オブ・ザモンキーズ(Then & Now…The Best Of The Monkees)」というベスト盤に収録された新曲です。

リンクを貼っておきましょう。

The Monkees-That Was then This Is Now

なかなか悪くない曲ではないでしょうか。

 

10位「(Theme From) The Monkees」(アルバム:The Monkees)

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■曲名:(Theme From) The Monkees
■曲名邦題:モンキーズのテーマ
■アルバム名:The Monkees
■アルバム名邦題:恋の終列車
■動画リンク:「(Theme From) The Monkees」
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彼らは元々テレビ番組用にオーディションで選ばれたバンドです。

つまり最初はテレビの企画から始まったのですね。

ビートルズの人気を見て、アメリカ版ビートルズをつくり上げようとしたようです。

そのオーディションには400人が参加し、中には後の大物も参加していました。

このオーディション参加者の中にはポール・ウィリアムズ、後にクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングに加入したスティーブン・スティルス[4](不採用になったが、幼馴染のピーター・トークを推薦)、同じくスリー・ドッグ・ナイトのダニー・ハットン、ラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャン、ヴァン・ダイク・パークスなどがいたという。

モンキーズ ウィキペディア

ポール・ウィリアムズ、スティーブン・スティルス、ジョン・セバスチャン、ヴァン・ダイク・パークスというモンキースもあり得たのですね。

最初は商業的な企画バンドだったことも、恥じる必要のない彼らの魅力の1つです。

最後に彼らの初期を代表する2曲、リンクを貼っておきましょう。

The Monkees – I Wanna Be Free(自由になりたい)

The Monkees – I’m a Believer(アイム・ア・ビリーヴァー)

この彼らのテーマ曲も、聞いていて単純に楽しい曲だと思います。

 

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