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ジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はジェイソン・ムラーズのランキングを作成しました。

この人はボーカルとギター、どちらもすばらしいです。

その上、ソングライターとしても卓越した才能を持っています。

現代型シンガーソングライターの完成形みたいな人かもしれません。

1位「Make It Mine」(アルバム:We Sing. We Dance. We Steal Things.)

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■曲名:Make It Mine
■曲名邦題:メイク・イット・マイン
■アルバム名:We Sing. We Dance. We Steal Things.
■アルバム名邦題:ウィ・シング。ウィ・ダンス。ウィ・スティール・シングス。
※ジャケットはシングルのもの
■動画リンク:「Make It Mine」

彼はジョン・メイヤー(John Mayer)とよく比較されています。

確かに音楽的にも近いと思いますが、共にギターの実力者という共通点があります。

ただジェイソン・ムラーズは、派手なテクニックをアピールするタイプではありません。

たとえばこの曲では、イントロのミュートしたギターもすばらしいですが、更に11秒、32秒、49秒をお聞きください。

どれも極めてシンプルですが、実にツボを押さえた演奏です。

ギターという楽器の使い方を分かっている感が半端ありません。

このアルバムは良い曲が多すぎますが、特に冒頭の3曲はどれも傑作といえる出来です。

私は最高傑作だと思っています。

 

2位「I’m Yours」(アルバム:We Sing. We Dance. We Steal Things.)

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■曲名:I’m Yours
■曲名邦題:アイム・ユアーズ
■アルバム名:We Sing. We Dance. We Steal Things.
■アルバム名邦題:ウィ・シング。ウィ・ダンス。ウィ・スティール・シングス。
■動画リンク:「I’m Yours」

彼の最大のヒット曲です。

この曲はビルボートのシングル・チャートで6位を獲得しました。

しかし本当の偉業は、76週チャートインしたロングセラーであることかもしれません。

つまり入れ替わりが激しいシングル・チャートで、1年以上もチャート・インしていたのですね。

しかしこの曲は、もっと前からファンに愛されていました。

実は元々この曲は、エクストラ・クレジットと呼ばれる限定版EPの収録曲でした。

そちらのバージョンのリンクを貼っておきましょう。

Jason Mraz – I’m Yours (Original Demo)

彼はライブでこの曲を歌うと、ファンがこの曲の歌詞を知っていて、一緒に歌っていることに驚きました。

そこで彼は次のアルバムでこの曲を正式に録音して、シングル・カットすることにしました。

その結果、先程のご紹介したようなロングセラーになったというわけです。

 

3位「The World as I See It」(アルバム:Love Is a Four Letter Word)

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■曲名:The World as I See It
■曲名邦題:ザ・ワールド・アズ・アイ・シー・イット
■アルバム名:Love Is a Four Letter Word
■アルバム名邦題:ラヴ・イズ・ア・フォー・レター・ワード
■動画リンク:「The World as I See It」

このアルバムは「Love Is a Four Letter Word」という名前です。

英語で「Four Letter Word」といえば、卑猥な言葉や不快な言葉を指します。

つまり「Love」という言葉も「Four Letter Word」ということ。

ちなみにジェイソンは、バイセクシャルです。

これまで彼は何度か婚約や結婚していますが、相手は全員女性です。

有名なところでは、サーフ・ミュージック界のミューズ、トリスタン・プリティマン(Tristan Prettyman)とも婚約していました。

その後破談になったようですが。

2015年には、クリスティーナ・カラノという女性と結婚しました。

しかしその後彼は、カラノと交際中から男性と関係を持ったことを告白しています。

それらを考えると「Love Is a Four Letter Word」というアルバム名も、どこか意味深に思えてきますね。

さて今回ご紹介した曲は、メランコリーなシティポップみたいな曲です。

このアルバムでは、他に以下の曲もおすすめです。

Jason Mraz – Be Honest(featuring Inara George)

 

4位「Wordplay」(アルバム:Mr. A–Z)

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■曲名:Wordplay
■曲名邦題:ワードプレイ
■アルバム名:Mr. A–Z
■アルバム名邦題:MR.A-Z
■動画リンク:「Wordplay」

「Wordplay」とは「言葉遊び」のことです。

また「Mr. A–Z」というアルバム名は、この曲の歌詞で意味が明かされています。

なんでも「AからZまでの文字を自由自在に駆使する男」みたいな意味なのだとか。

同時に「Jason Mraz」の「Mraz」のことを指しています。

確かに言葉の扱いに長けているようですね。

さてこの曲の歌詞を読むと、かなり好き勝手に語っているように思いました。

僕は世界中を旅して、新しいセンセーションを巻き起こしてきた。

中には2作目のスランプに苦しんでいると言う人もいる。

しかしみんなはまるで宗教のように僕の新しい曲を必要しているのだろう。

では言葉の魔術師たる俺が、言葉遊びの曲を書いてみせよう。

意訳すると、そんな感じの歌詞です。

どこまでがユーモアで、どこまでが自信家なのか、真意を図りかねますね。

 

5位「The Remedy (I Won’t Worry)」(アルバム:Waiting for My Rocket to Come)

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■曲名:The Remedy (I Won’t Worry)
■曲名邦題:ザ・レメディ(アイ・ウォント・ウォーリー)
■アルバム名:Waiting for My Rocket to Come
■アルバム名邦題:ウェイティング・フォー・マイ・ロケット・トゥ・カム
■動画リンク:「The Remedy (I Won’t Worry)」

初期の彼のイメージを代表する曲だと思います。

当時の彼はとにかく饒舌で、次々に言葉を紡ぎ出すイメージがありました。

この曲は、高校時代の友人が癌と診断されたことをテーマにしています。

「The Remedy (I Won’t Worry)」とは「救済策(私は心配していない)」という意味。

この曲で彼は「そんな病気は俺が治してやる」と歌っています。

「だから一人で部屋に閉じこもるな」と。

先程の「Wordplay」は言葉遊びに終始した感じがしますが、こういう有益な饒舌さはいいですね。

この曲は彼のデビュー・シングルで、いきなり15位を記録しています。

 

6位「Unlonely」(アルバム:Know.)

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■曲名:Unlonely
■曲名邦題:アンロンリー
■アルバム名:Know.
■アルバム名邦題:ノウ。
■動画リンク:「Unlonely」

このアルバムの前作「Yes!」で彼は、穏やかな作風に変化しました。

じっくり落ち着いて聞きたい曲が増えてきました。

その変化は一部のファンから不評でしたが、私はそれほど悪い変化だと思いません。

ただ曲が地味なので、こういうランキングでは選びにくいですが。

「Yes!」から1曲ご紹介しておきましょう。

Jason Mraz – Love Someone

初期の彼は、パワーバラード風に力強く歌い上げる曲がヒットしました。

しかしこういう内省的で穏やかな曲もいいですね。

ただ元々エネルギッシュな彼のこと、その作風に安住することはありませんでした。

「Yes!」の次のこのアルバムでは、明るく屈託のない彼が戻ってきました。

 

7位「Lucky(featuring Colbie Caillat)」(アルバム:We Sing. We Dance. We Steal Things.)

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■曲名:Lucky(featuring Colbie Caillat)
■曲名邦題:ラッキー(フィーチャリング コルビー・キャレイ)
■アルバム名:We Sing. We Dance. We Steal Things.
■アルバム名邦題:ウィ・シング。ウィ・ダンス。ウィ・スティール・シングス。
■動画リンク:「Lucky(featuring Colbie Caillat)」

この曲ではコルビー・キャレイという女性とデュエットしています。

コルビー・キャレイは女性版ジャック・ジョンソン(Jack Johnson)みたいに言われている人です。

サーフ・ミュージック界隈は、人的な繋がりが強いように思います。

てっきり私はトリスタン・プリティマンのように、元々友達だったのだろうと思っていました。

しかし当時2人は面識がなかったそうです。

なんでも彼はMySpaceで彼女の音楽を聞いて気に入り、そのまま共演しないかと電話したのだとか。

当時彼は大スターでしたが、随分フランクに依頼したのですね。

しかしその共演はすばらしい結果となりました。

この曲はグラミー賞の最優秀ポップ・コラボレーション賞を受賞しています。

 

8位「Have It All」(アルバム:Know.)

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■曲名:Have It All
■曲名邦題:ハヴ・イット・オール
■アルバム名:Know.
■アルバム名邦題:ノウ。
■動画リンク:「Have It All」

この曲は、ミャンマー旅行中に仏教の僧侶から祝福を受けた時の経験を元に書かれたそうです。

この曲のメッセージは、とてもシンプルです。

君には全ての願いを叶えてほしい。

当時の彼は、リリースするアルバム全てがヒットしていました。

この曲も彼が得意とするスタイルの曲です。

彼はこういう曲をいくらでも書けるでしょうし、出せば当然のように売れることでしょう。

しかしこの後彼は、その定番スタイルを変えることを選択しました。

次作の「Look for the Good」では、全曲レゲエの曲で埋め尽くされています。

これまで彼は、5作連続アルバムをトップテンに送り込んできました。

しかし「Look for the Good」は、トップテンどころか、チャートインすら逃しています。

ただ私は彼の中で何か変化があったように思います。

売れないのは分かっていて、それでもあえてやりたい音楽をやったのだと。

この曲の僧侶の言葉は、彼の価値観を変えたのかもしれません。

 

9位「Geek in the Pink」(アルバム:Mr. A–Z)

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■曲名:Geek in the Pink
■曲名邦題:ギーク・イン・ザ・ピンク
■アルバム名:Mr. A–Z
■アルバム名邦題:MR.A-Z
■動画リンク:「Geek in the Pink」

彼の音楽はサーフ系と呼ばれることがあります。

サーフ・ミュージックの代表的なアーティストとしては、ジャック・ジョンソンやGラブ(G. Love)などが知られています。

彼らの音楽は、オーガニックでナチュラルなサウンドが特徴です。

ただ私はリズム面でも、過去のシンガーソングライターとは違うように感じます。

Gラブなどに顕著ですが、HIPHOPのリズムをうまく消化しています。

この曲もそんな感じがしないでしょうか。

この曲の歌詞では独創性のないドラムを茶化し、HIPHOPを楽しんでいると歌われています。

初期の彼の歌い方も、HIPHOPの影響を感じますし。

 

10位「You and I Both」(アルバム:Waiting for My Rocket to Come)

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■曲名:You and I Both
■曲名邦題:ユー・アンド・アイ・ボース
■アルバム名:Waiting for My Rocket to Come
■アルバム名邦題:ウェイティング・フォー・マイ・ロケット・トゥ・カム
■動画リンク:「You and I Both」

デビュー前の彼は、コーヒーショップなどでライブに明け暮れていました。

2001年には自主製作のCD「Live at Java Joe’s」をリリースしました。

この曲はその頃からのレパートリーだったようです。

デビュー前の音源を探したら、こんな動画が見つかりました。

Jason Mraz – 07 – You and I Both – Java Joes

さていつも私は隠れ名曲を入れていますが、今回は定番曲ばかりになってしまいました。

最後に1曲、私的名曲をご紹介しておきましょう。

Jason Mraz – No Stopping Us

音楽業界で成功するには、才能に恵まれているだけでは充分ではありません

ハングリーな人が成功しやすいと思います。

その意味で精力的でフットワークの軽い彼が成功したのは、必然だったかもしれません。

その後彼は10年以上人気を維持することができました。

そして今、彼は次のステージに進もうとしています。

 

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