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フォガット(Foghat)の名曲名盤10選【代表曲・隠れた名曲】

今回はフォガットのランキングを作成しました。

彼らはハード・ブギ一辺倒のバンドです。

決して器用なバンドではありません。

しかしオールド・ロックの真髄を聞くことができます。

 

1位「I Just Want to Make Love to You」(アルバム:Foghat)

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■曲名:I Just Want to Make Love to You
■曲名邦題:アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー
■アルバム名:Foghat
■アルバム名邦題:フォガット
■動画リンク:「I Just Want to Make Love to You」

彼らはサヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)のメンバーが独立して結成されたバンドです。

サヴォイ・ブラウンからリーダーのキム・シモンズ(Kim Simmonds)を含む4名中、なんと3名が脱退しました。

デビュー時の構成は、以下の通りです。

■サヴォイ・ブラウン脱退組
・トニー・スティーブンス(Tony Stevens):ベース
・ロジャー・アール(Roger Earl): ドラム
・デイヴ・ペヴァレット(Dave Peverett):ギター
※別名:ロンサム・デイヴ(Lonesome Dave)

■新加入
・ロッド・プライス(Rod Price):ギター

4人中3人いるのですから、こちらがサヴォイ・ブラウンと名乗った方がいいかもしれません。

ただサヴォイ・ブラウンも大黒柱キム・シモンズが踏ん張って立て直しましたし、フォガットも人気バンドになりましから、結果オーライではないでしょうか。

この曲はフォガットのファースト・アルバムの1曲目で、ファースト・シングルです。

まさしく名刺代わりの1曲といえるでしょう。

ミディアム~スローで演奏されることが多い曲ですが、この曲では攻めの解釈をしていてかっこいいです。

 

2位「Fool for the City」(アルバム:Fool for the City)

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■曲名:Fool for the City
■曲名邦題:フール・フォー・ザ・シティ
■アルバム名:Fool for the City
■アルバム名邦題:フール・フォー・ザ・シティ
■動画リンク:「Fool for the City」

まず「Fool for the City」というタイトルからして意味不明です。

「for」をどう訳せばいいのかよく分かりませんが、歌詞を読む限りシンプルに「都会の愚か者」と訳していいような気がしてきました。

現に「俺は田舎の少年じゃない」と主張していますし。

都会ではみんな忙しそうにしているけれど、俺はゆっくりさせてもらうぜみたいな歌詞です。

アルバム・ジャケットもそんな感じに見えますね。

ちなみに写真の人物は、ドラムのロジャー・アールです。

フォガットが所属する事務所近くのストリートで、石鹸箱に座っているようです。

よく見ると、釣り竿を持っていますね。

そして彼の目の前には、フタの開いたマンホールがあります。

ワカサギ釣りでしょうか(笑)

このジャケは、ベースのニック・ジェイムソン(Nick Jameson)のアイデアだったのだとか。

眠らないまま日曜日の朝を迎えて、そのままノリで撮影したそうです。

この曲はそんな能天気な彼ららしい曲です。

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)に通じるような乾いたギター・サウンドが、とても心地よいですね。

 

3位「Honey Hush」(アルバム:Energized)

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■曲名:Honey Hush
■曲名邦題:ハニー・ハッシュ
■アルバム名:Energized
■アルバム名邦題:電撃のフォガット
■動画リンク:「Honey Hush」

この曲はヤードバーズ(The Yardbirds)の「トレイン・ケプト・ア・ローリン(Train Kept A-Rollin’)」を改作した曲です。

リフがかなり似ているので、改作ではなくカバー曲のように思えますが。。。

通算3枚目のこのアルバムの時、彼らは成功の過程にありました。

このアルバムは、アメリカのアルバム・チャートで34位を記録しています。

ちなみに彼らはイギリス出身のバンドですが、アメリカでの人気が突出して高く、日本を含めて他の国ではそれほどヒットしていません。

アメリカは彼らのような陽性のブルース・ロックが受け入れられやすい国民性の国です。

日本でももっと聞かれてほしいですが。

ひたすらギターのリフで押す、とても痛快な曲です。

ちなみにアルバムの邦題は「電撃のフォガット」ですが、原題「Energized」は「元気づけられる」という意味です。

確かにそんな感じの曲ではないでしょうか。

 

4位「My Babe」(アルバム:Fool for the City)

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■曲名:My Babe
■曲名邦題:マイ・ベイブ
■アルバム名:Fool for the City
■アルバム名邦題:フール・フォー・ザ・シティ
■動画リンク:「My Babe」

彼らの最高傑作といわれることが多い作品です。

彼らの音楽は、ストレートなブギ・サウンドが特徴です。

ブギとは何か、以下に引用しておきましょう。

ブギ(boogie)とはスウィングまたはシャッフルのリズムによる反復フレーズでありブルース、スウィング・ジャズ、ロックンロールなどの音楽で用いられる。ブギーとも表記される。

ブギ ウィキペディア

言葉では伝わってこないかもしれません。

感覚的なものなので人によって違う思うかもしれませんが、私はこの曲の冒頭30秒までの演奏が、ブギという感じがします。

このバンドの場合はハードロック色が強いこともあって、ハード・ブギと呼ばれたりもします。

ただ土台にはブルースがあって、この曲でも2:08からブルースっぽいギターソロを聞かせてくれています。

このバンドの主要成分は、ハードロック + ブギ + ブルースかもしれません。

 

5位「Ride, Ride, Ride」(アルバム:Foghat)

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■曲名:Ride, Ride, Ride
■曲名邦題:ライド・ライド・ライド
■アルバム名:Foghat
■アルバム名邦題:フォガット(ロックン・ロール)
■動画リンク:「Ride, Ride, Ride」

このセカンド・アルバムの原題は「Foghat」です。

ファースト・アルバムと同じタイトルで区別できないことから、通称「ロックンロール」と呼ばれています。

2作連続で同じタイトルとは、とてもまぎわらしいですね(笑)

また「ロックンロール」という通称ですが、私だったら「石とパン」とでも呼びたいところです。

それはさておき、このセカンド・アルバムはファーストの音楽性を、そのまま引き継いでいます。

彼らが活躍した1970年代は、ロックの進歩が著しい時代でした。

多くのアーティストが変化に合わせて、適宜時代に合わせていました。

一方このバンドは判で押したように、ずっとこの調子です。

1979年の「Boogie Motel」で少しポップになるまで、8枚のアルバムほぼ全てがこんな曲ばかりです。

彼らはワンパターンなバンドだと言われますが、私は否定しません。

むしろそこがいいと思います。

 

6位「Easy Money」(アルバム:Stone Blue)

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■曲名:Easy Money
■曲名邦題:イージー・マネー
■アルバム名:Stone Blue
■アルバム名邦題:ストーン・ブルー
■動画リンク:「Easy Money」

このアルバムが発売されていた1978年、彼らは古い化石のような存在だと思われていました。

世間ではパンク・ロックが話題をさらっており、とかく古いタイプのロック・バンドは否定されがちでした。

もしかしたら彼らもこの曲で、少しパンクを意識したのかもしれません。

このアルバムはそれほど注目されませんが、内容的にはとても充実しています。

ただ同時にその後の低迷を予感させる部分も感じられますが。

このアルバムからもう一曲ご紹介しておきましょう。

Foghat – Stone Blue

とてもよくできた曲なのですが、このバンドの場合「よくできた」ということが問題です。

上記の曲は、少し型にはまっているというか、優等生的な感じがしないでもありません。

このバンドの魅力は、天然で作為のないピュアな部分です。

彼らは「Fool for the City」のジャケットのように、時には単なる思いつきで暴走するようなところもあります。

ちなみにバンド名は「fog」+「hat」つまり「霧の帽子」という意味です。

これも単なる言葉遊びらしいのですが、大事なはずのバンド名を決める時でさえこんな調子です。

こういうバンドは考えすぎて小さくまとめず、本能に任せておいた方がいいかもしれません。

 

7位「Take It or Leave It」(アルバム:Fool for the City)

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■曲名:Take It or Leave It
■曲名邦題:テイク・イット・オア・リーヴ・イット
■アルバム名:Fool for the City
■アルバム名邦題:フール・フォー・ザ・シティ
■動画リンク:「Take It or Leave It」

ここまでハード・ブギな曲をご紹介しました。

バラードをご紹介して変化を付けたいと思います。

さて彼らはデビュー以来、ずっと同じメンバーで、同じようなアルバムをつくり続けてきました。

レーベルも一貫してベアズヴィル・レコード(Bearsville Records)ですし。

しかしこのアルバムでは、初めてメンバーチェンジがありました。

ベースが「Rock and Roll Outlaws」でプロデューサーを務めたニック・ジェイムソン(Nick Jameson)になりました。

しかし次のアルバムでは、クレイグ・マクレガー(Craig MacGregor)に交代しています。

結局ニック・ジェイムソンは、このアルバム限りとなりましたが、彼の忘れ形見として書いたのがこの曲です。

 

8位「Rock and Roll Outlaw」(アルバム:Rock and Roll Outlaws)

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■曲名:Rock and Roll Outlaw
■曲名邦題:ロックン・ロール・アウトロー
■アルバム名:Rock and Roll Outlaws
■アルバム名邦題:ロックン・ロール・アウトロー
■動画リンク:「Rock and Roll Outlaw」

彼らの特徴は、ツイン・リード・ギターです。

ロンサム・デイヴとロッド・プライスというギターの2人が、このバンドの看板といえるでしょう。

ツイン・リードなので、どちらもギターソロを弾くのだと思われます。

正直私は2人の演奏を正確に聞き分けられませんが、一つはっきりしていることがあります。

それは豪快なスライド・ギターを弾いているのが、ロッド・プライスということ。

この曲でも2:52にスライドっぽいフレーズで曲を勢いづけているのが、ロッドかなと感じます。

録音が悪いので少し聞き取りにくいですが。

2本のギターが入っているメリットは、2本のギター間の妙味が味わえることです。

彼らはリフがすばらしいのですが、ギターソロも聞きごたえがあります。

 

9位「Take Me to the River」(アルバム:Night Shift)

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■曲名:Take Me to the River
■曲名邦題:テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー
■アルバム名:Night Shift
■アルバム名邦題:ナイト・シフト
■動画リンク:「Take Me to the River」

この曲はアル・グリーン(Al Green)のカバー曲です。

さて先程フォガットは、ブルース・ロックだと申し上げました。

昔の私は、ZZトップ(ZZ Top)やフォガットのようなグループを、ブルース・ロックと呼ぶことに違和感がありました。

黒人ブルースマンの演奏とはかなり違うように感じられましたし、ただ単にロックではないのかと。

そんな昔の疑問をふと思い出しました。

しかし今の自分が昔の自分に回答するとしたら、ギターがブルースのフレーズを弾いていれば、ブルースだということです。

この曲でも2:29からのギターソロは、まさしくブルースそのものですし。

また3:31からのギターソロも、大変すばらしい出来です。

 

10位「Slow Ride」(アルバム:Live)

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■曲名:Slow Ride
■曲名邦題:スロー・ライド
■アルバム名:Live
■アルバム名邦題:フォガット・ライヴ
■動画リンク:「Slow Ride」

1970年代のロックバンドは、必ずライブの代表作がありました。

彼らも例外ではなく、このライブ盤がアルバム・チャートの11位まで駆け上がり、最大のヒットを記録しています。

前半のレイドバックしたノリも良いのですが、後半の狂い方が聞きどころです。

この曲は「Fool for the City」に収録されている方がオリジナルですが、今回はこちらのライブ・バージョンの方を選んでみました。

特に7:08からのギターの演奏は、今のロックに聞きなれている人には、無駄に熱いとしか思えないかもしれません。

しかしこうした無軌道な熱狂こそが、オールド・ロックの醍醐味ではないでしょうか。

豪快で、男くさく、粗く、力技で、本能まかせの音楽。

古くさいと思う人もいるでしょう。

実際、細部では古びている部分もあるかもしれません。

しかし音楽そのものが持つ生命力は、いまだ有効だと思っています。

 

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