おすすめ音楽サブスクリプションとCDとの付き合い方【比較】【メリット・デメリット】
この記事は、次のような方に向けて書かれています。
・これから音楽鑑賞を趣味にしたい方
・レコードやCDが増えすぎて、今後どうしようか考えている方
私は後者の方だといえるでしょう。
これまで私は家一軒買えるほどのお金を、レコードやCDにつぎ込んできましたから。
しかし今から音楽を聞く人は、そんなにお金をかける必要はありません。
それでも私と同じぐらいの満足感が得られます。
どうしたらお金と時間、労力をかけずに、効率的に音楽を楽しむことができるか。
私の経験を元にして、その戦略について書いてみました。
- 1 CDを買うという選択肢は今も有効か
- 2 CDが物として残る問題について
- 3 CDを安く買う方法
- 4 私がおすすめする音楽鑑賞の戦略
- 5 音楽サブスクリプションとは何か
- 6 サブスクリプション選びで重要なポイント
- 7 安定性と将来性について
- 8 私が曲数にこだわる理由
- 9 サブスクの使い勝手について
- 10 おすすめサブスク1位 Amazon Music Unlimited(アマゾン・ミュージック・アンリミテッド)
- 11 おすすめサブスク2位 Apple Music(アップルミュージック)
- 12 おすすめサブスク3位 LINE MUSIC(ライン・ミュージック)
- 13 おすすめサブスク4位 Spotify(スポティファイ)
- 14 私の予定
- 15 音楽鑑賞のすすめ
- 16 リンク
CDを買うという選択肢は今も有効か
今更CDかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしCDを買うメリットは、まだまだ捨てがたいものがあります。
私が考えるメリットは「音楽が自分のものになる」ということ。
まず「音楽が自分のものになる」というメリットについてご説明します。
後でご紹介する定額聞き放題サービス、サブスクリプションには、大きな欠点があります。
それはサービスを解約すると、お気に入りの曲が聞けなくなるということです。
もしかしたら将来、生活を切り詰めることになり、生活の固定費を削減することになるかもしれません。
しかしCDという形で手元に残しておけば、自分の好きな曲はいつでも聞くことができます。
一生聞くに値すると思ったら、CDを買った方がいいかもしれません。
私はCDを買うことの最大のメリットは、必要な曲が手元に残るという「歩留まり」にあると考えています。
CDが物として残る問題について
CDを買うと、当然ながら物として手元に残ります。
この「物が残る」という点については、メリットとデメリットの両面があります。
コレクターとってはメリットだと思いますが、物を増やしたくない方にとってはデメリットではないでしょうか。
ただ物として残したくない方は、スマートフォンに落としてから売れば問題ありません。
ただパソコンをお持ちでない方は、スマートフォンに曲を落すことはできません。
パソコンはないけどCDから落としたい曲がある方には、こういう商品もあります。
■「CDレコ」 CDRI-W24AIWに興味のある方は、こちらからどうぞ!
パソコンを持っていない人でも、こういう機器でスマートフォンにCDの音楽を取り込むことができます。
私の友人にもCDを買ってスマートフォンに落としたら、すぐにCDを売る人がいます。
サブスクと違って、一度スマホに入れておけばこれからもずっと聞くことができます。
CDを安く買う方法
CDを安く買っている人は、中古を扱っているCDショップで買っていることでしょう。
もし近くにそういうお店がない方は、インターネットで買うこともできます。
下の「Amazonで検索」というところに入力すれば、検索できます。
またブックオフはとても安いですし、掘り出し物が見つかることがあります。
ブックオフのインターネット版、ネットオフのリンクを貼っておきます。
■ネットオフはこちらからどうぞ!(お買い上げ3,000円で送料無料!)
中には中古レコード屋で買うから、ネットで買う必要はないとお考えの方もいらっしゃると思います。
しかしレコード店に行くと、予定外のものばかり買ってしまうという経験はないでしょうか。
それによって収集対象のアーティストが、野放図に広がってしまうものです。
私はここにきて、ようやくそれに気がつきました(笑)
最近私は無駄買いを避けるため、Amazonで必要なものだけ、狙い撃ちして買っています。
中古で買う以外におすすめしたいのは、音楽仲間でCDやレコードの交換会を開くこと。
私は宅飲みを兼ねてやったことがあります。
とても楽しくて有意義なので、一度やってみてはいかがでしょうか。
私がおすすめする音楽鑑賞の戦略
もしこれから音楽鑑賞を趣味にする方には、以下の方法がおすすめです。
・CD →一生もののCDだけ厳選して買う
・サブスク →広く音楽を楽しむために契約する
サブスクとはサブスクリプションのことで、後で詳しくご説明する予定です。
CDには曲が手元に残るというメリットがあり、サブスクは幅広く音楽を聞けるというメリットがあります。
サブスクを契約すれば、新しい音楽との出会いには困りません。
私はこの組み合わせが、攻守に優れた方法だと思っています。
では次にサブスクを選ぶ時に、私が重要だと思うポイントについてご説明したいと思います。
音楽サブスクリプションとは何か
音楽サブスクリプションとは何か、簡単にご説明しておきましょう。
サブスクリプションとは、月額1000円程度の定額で、数千万曲を聞き放題で楽しめる音楽配信サービスのことです。
1000円以下でたくさんの曲を聞けるのですから、コスパ的には最強の方法です。
サブスクはストリーミングという、Youtubeと同じ方式で音楽を再生することができます。
通信容量を圧迫することを心配されるかもしれませんが、それほど心配はいりません。
曲を端末にダウンロードをしてから、再生すれば通信容量を圧迫しません。
一旦ダウンロードした曲は、インターネットが繋がらない環境でも聞くことができます。
またOCNモバイルONEのように、カウントフリーといって、音楽再生を通信容量の対象外にできる格安SIMもあります。
各社で対応しているサブスクリプションが異なりますから、検討しているサービスが対応しているのか、以下のリンクから確認してみるといいでしょう。
サブスクリプション選びで重要なポイント
サブスクリプションを利用するデメリットについて、申し上げておきましょう。
私が考えるデメリットは2つだけです。
まずお金がかかるということ。
2つ目はダウンロードした曲であっても、サービスを解約したら聞けなくなるということです。
だからこそ先程そのデメリットをCDで補うことをご提案したのですね。
平均的な月額料金は980円ぐらいなので、趣味の出費としては、かなり安上がりの部類に入ると思います。
現在サブスクリプションについては、サービスが乱立している感があります。
全部で15以上あると思いますが、すべてを検討する必要はありません。
私は実質四択だと思っています。
私が4つに絞り込む際に考慮したのは、以下のような点です。
・そのサービスが今後も継続されるか
・曲数が多いか
・そのサービス特有のメリットがあるか
次にそれぞれの点について、詳しくみていきたいと思います。
安定性と将来性について
通常サブスクリプションでは、よく聞く曲をプレイリストとして登録します。
プレイリストは、サブスクリプションの醍醐味の1つです。
好きな曲ばかりのコンピレーション・アルバムみたいなものですから。
サービスを長く使えば使うほど、プレイリストの数も増えてくると思います。
そこで考えておきたいのは、自分が契約しているサブスクが将来競争に敗れ、サービスが停止されるリスクです。
現在サブスクリプション市場は乱立気味で、全てが生き残るとは思えません。
中にはサービス間でプレイリストが移動できる場合もありますが、必ずしもできるとは限りません。
プレイリストを移動できない他社に乗り換えると、プレイリストをつくりなおす必要があります。
しかもサブスクによっては、必ずしも同じ曲があるとは限りませんから、同じプレイリストを再現することは意外と困難ですし。
私がサービスの安定性や将来的な継続性を重視する理由は、そういう理由からです。
念のため、これから私が取り上げなかったサブスクが、将来的に継続が難しいというわけではありません。
ただ現時点で特に将来性が高いと思うものばかりに限定しました。
私が曲数にこだわる理由
次に重視したい点は曲数です。
実際に使ってみると、意外と曲数も大切だと気がつきます。
プレイリストを作成しようと検索しても、お目当ての曲が見つからない場合も結構多いからです。
たとえば5000千万曲もあれば、自分の知っている曲もあるに違いないと思うかもしれません。
しかし実際使ってみると、意外とそうでもありません。
比較的メジャーな曲は見つかる確率が高いのですが、有名曲でも見つからないことがあるものです。
単にサブスクが解禁されていない場合もありますが、そういう理由なしで曲がない場合も少なくありません。
ちなみに私はソフトロックのプレイリストを作成したことがあります。
入れたい曲を検索してもヒットせず、7曲を登録するのに1時間以上かかったことがあります。
この曲ならあるだろうと思う曲も検索しましたが、それでも見つからない曲が多く、苦労した割には満足するリストになりませんでした。
曲数の多い方が、プレイリスト作成時のストレスが少なくて済みます。
以前は5000万曲と7500万曲ではそれほどの違いはないと思っていましたが、曲が見つかる可能性が30%以上アップするのは大きいです。
それでも5000万曲と7500万曲のサービスは、料金的には同じだったりします。
同じ価格であれば、曲数が多いサービスを選ぶ方が、理に適っているかもしれません。
サブスクの使い勝手について
もう1つのポイントは、操作性や使い勝手です。
こればかりは実際に使って試してみるしかありません。
なぜならある人が使いやすいと思っても、他の人が同じように感じるとは限らないからです。
また意外と念入りな確認が必要なのは、アプリの動作速度や安定性です。
アプリの起動が遅いとか、正しく動作しないとか、曲を聞く以前の問題もありますし。
この安定性については、無料お試しで実際に使ってみることをおすすめいたします。
幸いどのサービスにも、無料お試し期間がありますから。
最大3ヶ月無料というサービスもありますが、1ヶ月もあれば問題ないかどうか判断できるはずです。
使い勝手については、多かれ少なかれ「慣れ」の問題なので、それほど心配はいりません。
ただ私は使い勝手という言葉を、操作性以外に広くとらえる必要があると思っています。
その人の聞き方や環境に合っているかが重要かもしれません。
たとえば将来スマートスピーカーを買う予定の方や、プライム会員の方は、Amazonがいいでしょう。
またiPhoneを使っていて、iTunesで曲を一括管理したい方は、Appleがおすすめです。
これから各サービスをご紹介する際、そうした部分についても触れていきたいと思います。
おすすめサブスク1位 Amazon Music Unlimited(アマゾン・ミュージック・アンリミテッド)
1位の理由は以下の点です。
・安定性と将来性
GAFAの一角で、自らAmazonという巨大な販売プラットフォームを保有しています。
合理的経営手法を土台とした安定性は横綱級で、この先数十年優位性が揺らぐことはないでしょう。
Amazonの特徴は、一生使っていけそうな安定感です。
・曲の多さ
曲数は業界トップクラスの7000万曲以上です。
邦楽にやや弱みがあるものの、経営体力があるので、曲の追加は今後も問題ないと思われます。
将来的にも最高水準の曲数が維持される可能性は高いでしょう。
・料金面
通常料金:980円
既にプライム会員向け料金:780円(年額では7800円)
Amazon Echo、FireTV用料金:380円
学割:480円
特にプライム会員が200円安くなるのは魅力です。
既にプライム会員の方は、Amazon一択ではないでしょうか。
また将来スマートスピーカーの利用を検討している方は、380円という破格の料金から、これもほぼ一択と言ってもいいと思います。
スマートスピーカーについては、台所でもハンズフリーで操作できることもあって、女性の方の満足度が高いようです。
将来の安定性、曲の多さ、料金どれも欠点が見つからないことから、1位とさせていただきました。
■ Amazon Music Unlimitedをご検討の方はこちらからどうぞ!
おすすめサブスク2位 Apple Music(アップルミュージック)
おすすめ理由は以下の通りです。
・安定性と将来性
こちらも世界の大企業GAFAの一角です。
安定性はAmazonと並んで、2強といえるかもしれません。
またiPhoneに標準装備されている、iTunesを持つ強みがあります。
自社顧客を持っている強みは、Amazonにも劣りません。
ちなみにApple Musicは成長が著しく、アメリカで長らくトップを走っていたSpotifyを追い抜いています。
・曲の多さ
今現在7500万曲と業界トップクラスです。
・料金面
通常料金:980円
学割:480円
こちらはAmazonのように突出して割安なプランはありません。
他社と横並びの水準です。
・iTunesでの管理
ここがApple Musicを選ぶ際の一番のポイントです。
iPhoneを利用している方は、iTunesで曲を一括管理できるメリットがあります。
さらっと書いたので、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。
つまりCDからスマホに取り込んだ曲とサブスクで聞く時とで、別々のアプリを立ち上げなくて済むということです。
たとえばiPhoneを利用している人は、CDから取り込んだ曲をiTunesで聞いているはずです。
その人がSpotifyを契約したら、以下のようになります。
・自分で入れた曲を聞く場合 →iTunes
・サブスクで音楽を聞く場合 →Spotify
つまり同じ音楽を聞くという目的なのに、それぞれ違うアプリを起動しなければいけません。
それが面倒だという方は、Apple Musicを契約すれば、以下のようにすっきりとします。
・自分で入れた曲を聞く場合 →iTunes
・サブスクで音楽を聞く場合 →iTunes
どちらもiTunesを立ち上げるだけで済みます。
iPhoneを使っている方は、Apple Music一択かもしれません。
なおアンドロイドでも、iTunesを利用できます。
■Apple Musicの無料お試しは、こちらからどうぞ!
※アンドロイドの方は、事前にiTunesをダウンロードしておいてください
おすすめサブスク3位 LINE MUSIC(ライン・ミュージック)
おすすめする理由は以下の通りです。
・安定性と将来性
世界に冠たるモンスター企業AmazonとAppleには、さすがにかないません。
ただ普及率抜群のLINEを持つ強みがあって、国内では利用者が伸びています。
日本発のサブスクリプションは他にもいくつかありますが、私はこの成長性が大きな強みだと思っています。
・曲の多さ
今現在7400万曲と、業界最高水準です。
ただその中身は少し異なります。
LINE MUSICはApple Musicなどに比べて、JPOPなど日本の曲が多めだと言われています。
邦楽中心で聞いている人は、LINE MUSICがおすすめです。
・料金面
通常料金:980円
学割:480円
こちらもApple Musicと同程度の水準です。
・アプリについて
アプリについては、1つ注意点があります。
先程ご紹介したiTunesと違って、LINEアプリではサブスクを聞けません。
LINE MUSICを利用する時は、別途LINE MUSICをダウンロードして、LINEとは別アプリで音楽を聞く必要があります。
従ってLINEを使っているから、LINE MUSICということにはなりません。
LINE MUSICについては、邦楽メインの聞き方かどうか、そのあたりがポイントになると思われます。
おすすめサブスク4位 Spotify(スポティファイ)
おすすめする理由は以下の通りです。
・安定性と将来性
Spotifyは音楽ストリーミングに特化した独立系企業である為、他のサービスのように自社客を持たない弱みがあります。
とはいえ世界的に音楽サブスクリプションを代表する会社の1つには違いません。
・曲の多さ
今現在5000万曲です。
上位3社に比べると曲が少ないです。
・料金面
通常料金:980円(年額9800円)
学割:480円
・その他強み
Spotifyについては、他のサブスクに比べて、この場合はSpotify一択といえる強みがありません。
ただ業界の老舗であり、無料プランで使っている人が多いです。
また私も昔使っていましたが、操作性は良い方だと思いました。
さてこれまでご紹介した情報は、あくまで現時点のものです。
サービス内容や料金は変わる可能性がありますので、ご検討の方はリンク先で改めてご確認ください。
私の予定
私は現在Amazon Music Unlimitedを契約していますが、それほど積極的に活用しているとはいえません。
なにせ私のスマートフォンには選び抜かれた2万曲以上入っていますから、それだけで充分間に合ってしまいます。
ただ将来的には、サブスクにシフトしていく予定です。
なにせ私はCDが多すぎますからから。
CDが多すぎると居住スペースを圧迫しますし、引っ越し先の選択にも制約が出てしまいます。
まとまった時間がとれたら、手放せないCDだけ残して、他は売ってしまおうと考えています。
ちなみに私は、紙の本は最低限のものだけ残して、他はPDFなどの電子書籍にしています。
その経験から、残すものをきちんと見極めることができたら、物をなくしても意外と後悔はないと感じています。
ただサブスクリプションだけにしてしまうと、さすがに味気ないですし、いざという時に困りそうなので、全部売ってしまうつもりはありません。
ちなみに私はCDを売る時、千枚単位になることが多いので、郵送で買い取ってくれるお店で売っています。
私のようCDを売ることを検討中の方は、以下のお店がおすすめです。
【参考情報】
レコード買取 満足度 NO.1
高価買取価格 満足度 NO.1
宅配送料無料!※LPレコードなら10点以上、その他音楽メディアなら50点以上お送り頂ける場合
音楽鑑賞のすすめ
長い記事になりましたので、最後に今回の記事の内容をまとめておきます。
私は以上述べたような方針で音楽を楽しんでいく予定です。
・一生ものだと思うものだけ、CDを買う
・それ以外は、サブスクで聞く
今後どういう風に音楽を楽しんでいくか検討中の方は、参考にしてみてください。
方針が決まったら、後は音楽を聞き狂うだけです。
音楽鑑賞は退屈な時間を楽しい時間に変えることができる、最強の趣味ですから。
このブログでは比較的評価の定まった有名アーティストの曲を、ランキング形式で取り上げています。
マイナーだから質が落ちるわけではありません。
しかしよく知られているアーティストは、それなりの質を伴っているものです。
有名どころをしっかり押さえておくのは、良い音楽を見つける上で、かなり効率的な方法ではないかと思っています。
このブログが音楽を楽しみたい人にとって、地図のような役割を果たすことができたらと願って止みません。
リンク
■トップページに戻る
※お気に入りに登録お願いいたします!